本当は北海道とまとめて出してこのシリーズは終わるつもりだったのですが、北海道より先に書き終わってしまったので、予定変更でこちらを先に出します。
〜東海地区大会の話〜
15日から17日にかけて行われた東海地区大会の話。
〜15日の話〜
男子400mでは三重県大会を制した愛敬彰太郎選手(桑名)が47秒13の自己新で圧勝。
愛敬選手は安定して好成績を残していますね。
男子110mHでは静岡県大会を制した増田陽介選手(浜松市立)が14秒71(0.0)で優勝。
2位には愛知県大会を制した山本健太選手(阿久比)が14秒73で入りました。
さらに角田涼一選手(中京大中京)が14秒76で3位、古元翼選手(名古屋)が14秒78で4位と続き、6位の中川誠治選手(県岐阜商)が14秒83とレベルの高い争いでしたね。
杉山昇選手(美濃加茂)は14秒89をマークしながらもインターハイには届きませんでした。
杉山選手は準決勝では14秒87(-0.4)をマークしていますね。
男子走幅跳では竹内大晴選手(近大高専)が7m36(+0.4)で優勝。
竹内選手は1回目に7m17(+1.1)で2位につけると、2回目にこの記録をマークしそのまま逃げ切り。
2位には二宮聡史選手(岡崎北)が7m34(+1.9)で入りました。二宮選手は1回目に7m24(+0.4)でトップに。
その後、竹内選手にはかわされたものの、安定した跳躍を続け、5回目にこの記録をマーク。
敗れたとはいえ、好記録でしたね。
男子ハンマー投では三重県大会を制した植松直紀選手(久居)が58m97で優勝。
植松選手は1回目に57m53でトップに立つと、2回目に58m97と記録を伸ばします。
その後は様子見。結局植松選手の記録にはだれも届かず、逃げ切り優勝。
投げた2回とも2位の記録を上回っていますね。
その2位には森大輝選手(浜松城北工)が57m07で入りました。
女子400mでは杉浦はる香選手(浜松市立)が54秒97の大会新で優勝。
杉浦選手は予選から55秒87と好タイム。準決勝では55秒73と縮め、決勝ではついに54秒台と他の選手を寄せ付けない強さを見せましたね。
2位には1年生の松本奈菜子選手(浜松市立)が55秒45とこちらも素晴らしいタイムで入りました。杉浦選手と松本選手は自己記録更新。
浜松市立は建部カオリ選手も56秒22で5位に入るなど、3人そろってインターハイ出場権獲得。
また3位には樫山楓選手(津島)が55秒95で入り、3位までが55秒台でした。
女子走幅跳では浅井真子選手(光ヶ丘女)が自己新となる6m00(+1.3)で優勝。昨年に続くインターハイ出場権獲得です。
浅井選手は1回目に自己新となる5m95(+1.1)を跳んでトップに立つと、その後も安定した跳躍を続け、6回目には6m00をマーク。
2位には愛知県大会を制した酒井瞳味選手(岡崎城西)が5m88(+0.9)とこちらも自己新で入りました。
また、4位から8位まではわずか5cm差という接戦でした。
女子100mHでは萩原加奈子選手(豊橋南)が13秒92(-1.2)で優勝。
向かい風のため、惜しくも大会記録には届きませんでしたが、しかしこの条件でこのタイムはすごいですね。
昨年この大会を制した萩田梨菜選手(浜松工)が14秒01で2位。こちらも風を考えればかなりの好タイムです。萩田選手は3年連続のインターハイ出場権獲得。
さらに3位の杉山玲菜選手(浜名)が14秒19で続き、1mを超える向かい風とは思えない素晴らしいレベル。
通過ラインも14秒40とかなり高く、8位の渡邉実歩選手(常葉菊川)が14秒51ですから、すさまじいですね。
女子砲丸投では佐藤真緒選手(浜松市立)が13m04で圧勝。
佐藤選手は1投目こそ11m62だったものの、2投目には12m33、3投目に12m45、5投目には12m59と調子を上げ、最後は13mを超える投擲。
2位に1m以上の大差をつけました。
〜16日の話〜
男子100mでは長田拓也選手(豊川)が10秒75(+0.4)で優勝。
三重県大会を制した諏訪達郎選手(四日市工)が10秒81で2位。諏訪選手はあまり調子がよくなかったのか、リレーのメンバーからも外れており、200mは棄権。
ただ、インターハイまではまだ少し時間がありますから、また調子を上げてきてほしいですね。
男子800mでは愛知県大会を制した櫻川皓市選手(瑞陵)が1分55秒25で優勝。
2位には昨年の全日中4位の野津亮祐選手(中京大中京)が1分55秒36で入りました。
6位までが1分55秒台と接戦でしたね。
男子400mHでは横川涼介選手(浜松湖南)が52秒29で優勝。
横川選手は自己新ですね。
男子3000mSCでは成瀬雅俊選手(豊川工)が9分03秒44で優勝。
竹内大地選手(中京大中京)が9分11秒45で2位、3位に佐藤淳選手(明和)と愛知勢が続きました。
また6位のセルナルド祐慈選手(富士宮西)が9分14秒74、7位の鈴木太基選手(豊川工)が9分14秒88と通過ラインが接戦でした。
男子4×100mRは100mを制した長田拓也選手を擁する豊川が40秒99で優勝。
2位には浜松市立が41秒12で入り、3位に宇治山田商と続きました。
日吉克実選手を擁する韮山が41秒46で6位とぎりぎり通過。
富士市立は41秒78をマークしながらもインターハイには届きませんでした。
男子走高跳では中村仁選手(名古屋大谷)が2m04で優勝。
男子棒高跳では上松倫理選手(浜松北)が4m80で優勝。
昨年の全日中6位の堀江勇輝選手(美濃加茂)が4m70で2位タイに入りました。
愛知県大会を制した小木曽優作選手(中京大中京)が同じ2位。
またこの種目も6位が接戦。
鈴木康太選手(岡崎城西)と岐阜県大会を制した野田涼平選手(多治見)が4m60を2回目にクリアして並びます。
ジャンプオフでは4m70を両選手とも成功させるという激しい戦い。
バーが4m75にあがり、野田選手がクリア。鈴木選手はこれをクリアできず、野田選手がインターハイ出場権獲得。
男子円盤投では静岡県大会を制した石塚大悟選手(浜松城北工)が46m60で優勝。
2位には愛知県大会を制した小出拓実選手(名古屋)が46m08で入りました。
3位には三重県大会を制した三村武司選手(稲生)が45m23で入り、4位までが45mを突破。
通過ラインが43m65と高いレベルでしたね。
この結果、この大会におけるパフォーマンス歴代10傑がこんな感じに。
インターハイ東海地区大会 男子円盤投 パフォーマンス歴代10傑 ※現在の規格のもの
48m02 稲垣太一(宇治山田商) 2009年1位
46m92 越寛将(至学館) 2011年1位
46m60 石塚大悟(浜松城北工) 2012年1位
46m08 小出拓実(名古屋) 2012年2位
45m57 杁本皓貴(名古屋) 2009年2位
45m23 三村武司(稲生) 2012年3位
45m16 山田晃広(市岐阜商) 2010年1位
45m07 坂本大樹(南伊勢) 2012年4位
44m76 石塚大悟(浜松城北工) 2011年2位
44m19 久保田大輝(近大高専) 2010年2位
----------------------------------------------------------10
44m18 中村洋介(宇治山田商) 2012年5位
中村選手が惜しかったので11位まで入れてみました。
規格変更からまだそんなにたっていないとはいえ、今年の通過ラインはその規格変更後の2008年の優勝記録を上回っていますから、これはすごいですね。
女子800mでは昨年の全日中を制した松本奈菜子選手(浜松市立)が2分13秒88で優勝。
松本選手は400mに続いてのインターハイ出場権獲得。
女子100mでは静岡県大会を制した高山真里奈選手(東海大翔洋)が12秒06(-0.2)で勝ちました。
女子400mHでは愛知県大会を制した吉川侑希選手(中京大中京)が61秒34で優勝。
女子七種競技では豊田梓選手(東海大翔洋)が4817点で優勝。
2位には貫井茜選手(明和)が4491点、3位には平手佑佳選手(名城大附)が4467点で続きました。
8位までが4000点を超えるレベルの高い争いでしたね。
〜17日の話〜
男子200mでは静岡県大会を制した日吉克実選手(韮山)が21秒27(-0.9)で優勝。
これは高校に入ってからでは一番いい記録。自己記録更新までもう少しですね。
2位には400mを制した愛敬彰太郎選手(桑名)が21秒31とこちらも好タイム。
通過ラインが21秒62と驚異的な数字でしたね。
男子5000mWでは山田康太選手(愛知)が21分35秒92で優勝。
及川文隆選手(愛知)が21分38秒87で2位と愛知高が1位2位。
また3位に齊藤凱選手(岡崎城西)が入るなど、愛知県勢が大活躍でしたね。
男子三段跳では三重県大会を制した水原剛樹選手(稲生)と走幅跳を制した竹内大晴選手(近大高専)が県大会以上のハイレベルな争い。
まず竹内選手が1回目に15m32(+0.1)でトップに立つと、水原選手は14m85(+0.6)で2位につけます。
2回目に竹内選手はファール。水原選手が14m93(+0.4)と記録を伸ばします。
3回目は両者ともにファール。
4回目に、竹内選手は14m96(+0.1)をマーク。
5回目、水原選手は15m32(+0.8)をマークし、竹内選手に並びます。しかし、この時点でのセカンド記録が水原選手が14m93に対し、竹内選手は14m96だったため、竹内選手がトップを守ります。
6回目、水原選手は14m96(+1.2)をマーク。ここで水原選手と竹内選手はセカンド記録までが同じ。
次はサード記録となり、14m93を跳んでいた水原選手がここでトップに。
竹内選手は最後もファールとなり、結局水原選手がサード記録の差で勝利。
本当に素晴らしい戦いでしたね。
また6位が14m43(+0.7)とこの地区も通過ラインが高かったですね。
男子砲丸投では三重県大会を制した上村雄音選手(宇治山田商)が15m55で優勝。
2位には静岡県大会を制した大輪哲也選手(下田)が15m53で入りました。
村上輝選手(南伊勢)が15m07で6位となり、ここが通過ライン。
赤間祐一選手(浜松城北工)は15m02をマークしながらも、インターハイには届きませんでした。
15mを超えてインターハイに届かないというのは恐ろしいですね。
男子八種競技では平林卓磨選手(名城大附)が5438点と2年生としては高得点で優勝。
終盤で追い込んだ坂本憲哉選手(一宮)が5428点で2位。
3位には青山耕也選手(名古屋大谷)が5337点、4位に河合慶弥選手(岡崎城西)が5168点と愛知勢が4位まで占めました。
男子4×400mRでは名古屋大谷が3分12秒92の大会新で優勝。
2位には400mを制した愛敬彰太郎選手を擁する桑名が3分13秒16と従来の大会記録にあと0秒01と迫る好タイムで入りました。
この結果、この大会におけるパフォーマンス歴代5傑がこんな感じに。
東海地区大会 男子4×400mR パフォーマンス歴代5傑
3:12.92 名古屋大谷 2012年1位
3:13.15 浜松商 1996年1位
3:13.16 桑名 2012年2位
3:13.19 中京大中京 1995年1位
3:13.28 浜名 2010年1位
-------------------------------------5
3位には浜松市立が3分14秒21で入り、6位の宇治山田商までが3分14秒台という非常に高いレベルでした。
浜名は3分15秒29をマークしながらも、インターハイには届きませんでした。
女子200mでは丹羽愛利彩選手(愛工大名電)が24秒44(-1.2)で優勝。
丹羽選手は予選24秒95(+0.3)、準決勝24秒59(0.0)とすべて24秒台でそろえてきましたね。
5位の樫山楓選手(津島)までが24秒台。
また400mを制した杉浦はる香選手(浜松市立)が25秒04で6位に入り、この種目でもインターハイ出場権獲得。
女子走高跳では杉浦澄美選手(岡崎城西)が1m73で勝ちました。
8人が1m64を超えるなど比較的レベルの高い争いでしたね。
女子やり投では坂倉杏奈選手(四日市四郷)が50m89で圧勝。
今年は50m突破選手が本当に多いですね。
〜中国地区大会の話〜
15日から17日にかけて行われた中国大会の話。
〜15日の話〜
女子やり投がすごい戦いでしたね。
先日の日本選手権で5位に入った久世生宝選手(倉敷中央)が52m37の大会新で圧勝。
久世選手は1回目に51m03でトップに立つと、4回目には52m37をマーク。
後半3回はすべて50mを超えました。
2位には山口県大会を制した孫山聰美選手(田部)が47m83とこちらも従来の大会記録を上回る好記録で入りました。
3位には有本愛美選手(玉野光南)が46m25の自己新で入りました。
この結果、この大会におけるパフォーマンス歴代10傑がこんな感じに。
中国地区大会 女子やり投 パフォーマンス歴代10傑
52m37 久世生宝(倉敷中央) 2012年1位
47m83 孫山聰美(田部) 2012年2位
47m39 木下愛(総社) 2005年1位
46m34 宮崎愛佳(西条農) 2008年1位
46m29 宮崎愛佳(西条農) 2007年1位
46m25 有本愛美(玉野光南) 2012年3位
45m95 谷尻桃子(御調) 2011年1位
45m92 松本葵(神辺旭) 2007年2位
45m28 久世生宝(倉敷中央) 2011年2位
45m13 平原沙也佳(豊浦) 2009年1位
----------------------------------------------------------10
今年の記録が3つも。
女子走高跳では鳥取県大会を制した萩原くらら選手(倉吉東)が1m70で圧勝。
この大会で1m70突破者が出るのは6年ぶりの快挙。
1年生の寺谷諭美選手(倉吉東)が1m62を1回目にクリアした中での試技数差で2位に入りました。
昨年優勝の新田梓選手(沼田)は1m53でまさかの13位となり、インターハイには届きませんでした。
女子400mでは岡山県大会を制したウェアリング真莉子選手(美作)が56秒08で優勝。
坪浦諒子選手(県立広島)が56秒30で2位に入りました。
女子1500mでは落合沙紀選手(平田)が4分25秒38で優勝。島根県の選手がこの種目を制するのは史上初の快挙。
昨年優勝の前川祐紀選手(鳥取中央育英)は4分29秒03で4位に入りました。
男子走幅跳では山口県大会を制した小田大樹選手(下関商)が自己新となる7m40(+1.2)で優勝。
前半はどの選手も向かい風にやられ、記録は低調。
そんな中で、小田選手は3回目に7m07(-1.5)でトップに立ちます。
後半は追い風。小田選手は7m25(+1.8)、7m40(+1.2)と記録を伸ばして見事優勝。
2位には王野裕貴選手(岡山工)が7m17(+1.5)とこちらも自己新で入りました。
男子棒高跳では岡山県大会を制した小橋大貴選手(玉野光南)が4m70で優勝。
川上和史選手(近大東広島)も同じく4m70でしたが、4m20を1回失敗したのが響いて2位。
また6位が4m50とレベルの高い争いでしたね。
錦織実選手(松江農)は4m50をクリアしたものの、試技数差で敗れ、インターハイ出場はなりませんでいた。
ただ1年生で4m50ならまずまずの結果でしょう。来年が楽しみですね。
男子400mでは岸田健太郎選手(鳥取城北)が47秒71の自己新で優勝。
山本漱史選手(高陽東)が48秒16とこちらも自己新で2位に入りました。
男子ハンマー投では鳥取県大会を制した前田勝也選手(倉吉総産)が57m04で優勝。
前田選手は1回目に54m73をマークしてトップに立つと、しばらく様子見。
4回目から再び投げ始め、6回目に57m04に伸ばして優勝。
すべての投擲で2位の記録を上回る圧勝でした。
男子砲丸投では山田真史選手(高陽)が14m69で勝ちました。
〜16日の話〜
女子100mでは一昨年のインターハイ女王・青木益未選手(創志学園)が11秒88(+0.9)の素晴らしいタイムで圧勝。
青木選手は準決勝では11秒84(+1.6)の岡山県高校新記録をマークしています。
島根県大会を制した青山聖佳選手(松江商)が12秒04で2位に入っていますね。
女子3000mでは前川祐紀選手(鳥取中央育英)が9分29秒36で優勝。
女子400mHは400mで2位に入った坪浦諒子選手(県立広島)が61秒40で勝ちました。
女子4×100mRは倉敷中央が47秒73で優勝。
倉敷中央は3連覇達成。今回1走を務めた仁尾友美選手は3回とも出場していますね。
男子100mでは注目の金森和貴選手(松江北)が登場。
予選11秒64(+1.1)、準決勝では10秒59(+0.5)のトップ通過。
決勝は10秒64(0.0)でしたが、これだけ安定して好タイムを出してくるのはすごいですね。
2位には岡山県大会を制した渡邊壮史選手(岡山工)が10秒68で入りました。
男子走高跳では広島県大会を制した前田直哉選手(沼田)が2m08の自己新で優勝。
前田選手は2m03まではノーミス。
山口県大会を制した上川凌平選手(早鞆)が2m03で2位に入りました。
男子4×100mRでは広島皆実が41秒50で連覇達成。
100mを制した金森和貴選手を擁する松江北が41秒53で2位と続きました。
〜17日の話〜
すごかったのは何と言っても男子110mH
予選から3人だ14秒台を出すなど好記録が期待されます。
準決勝1組では広島県大会を制した高山峻野選手(広島工大高)が14秒49(+2.3追い風参考)をマーク。
準決勝2組では岡山県大会を制した岡崎正樹選手(岡山工)が14秒31(+1.8)の大会新。岡崎選手は自己新ですね。
また島根県大会を制した矢田弦選手(松江北)も14秒41の好タイム。
そして決勝。
高山選手は14秒10(+0.4)の中国高校新をマークして優勝。これは高校歴代8位に当たる素晴らしいタイム。
2位には矢田弦選手が14秒35の自己新で入りました。
3位には岡崎選手が14秒53で続き、7位までが14秒台というすごいレベルの戦いでした。
この結果、この大会におけるパフォーマンス歴代10傑がこんな感じに。
中国大会 男子100mH パフォーマンス歴代10傑 ※電動計時のみ
14.10(+0.4) 高山峻野(広島工大高) 2012年1位
14.31(+1.8) 岡崎正樹(岡山工) 2012年準決勝
14.35(+0.4) 矢田弦(松江北) 2012年2位
14.41(+1.8) 矢田弦(松江北) 2012年準決勝
14.44(+1.5) 安部孝駿(玉野光南) 2009年1位 浜山
14.52(+0.4) 川崎竜太(尾道商) 2011年1位 山口
14.53(+0.4) 岡崎正樹(岡山工) 2012年3位
14.56(+0.0) 安部孝駿(玉野光南) 2008年1位 岡山
14.59(+0.8) 國分徹(柳井) 2002年1位
14.59(-0.2) 高山峻野(広島工大高) 2012年予選
----------------------------------------------------------10
3人が2つずつ入れた結果、6つが今年の記録というとんでもないことになっていますね。
また、追い風参考になってしまったのが本当に残念だったのが男子200m。
100mを制した金森和貴選手(松江北)が20秒99(+2.4追い風参考)で優勝。
昨年優勝の渡邊壮史選手(岡山工)が21秒14Wで2位。渡邊選手は100mに続いての2位。
広島県大会を制した池内雅貴選手(広島なぎさ)が21秒56W、走幅跳を制した小田大樹選手(下関商)が21秒62Wとレベルの高い争いでしたね。
男子3000mSCでは宮城壱成選手(世羅)が9分07秒20で圧勝。2位に11秒差をつけました。
男子三段跳では山口県大会を制した淺田伶駿選手(徳山)が14m73(+1.3)で優勝。
岩川崇寛選手(防府)が14m64(+1.8)で2位に入りました。
6位の永田遼選手(松江北)が14m26(+1.1)、8位までが14mを突破するという中国地区大会としてはレベルの高い争いでした。
女子110mHも追い風参考になってしまったのが悔やまれるほどレベルの高い争い。
昨年のインターハイを制した福部真子選手(皆実)が13秒53(+2.2追い風参考)で圧勝。
なお福部選手は準決勝では14秒10(+1.2)をマークしています。
2位には森岡美紅選手(岡山操山)が13秒89Wとこちらも好タイム。
森岡選手も準決勝は14秒06(-0.2)と公認での好タイム。
3位の松尾実香選手(倉敷中央)が13秒93Wと追い風参考ながら3位までが13秒台。
女子200mも追い風参考。
昨年の全日中3位の青山聖佳選手(松江商)が24秒13(+3.2追い風参考)で優勝。
3連覇を狙った青木益未選手(創志学園)が24秒24Wで2位。
追い風参考ながら4位までが24秒台とこの大会としては非常にレベルの高い争いでした。
女子砲丸投では山口県大会を制した三隅杏奈選手(西京)が13m90の自己新で連覇。
三隅選手は1投目で13m46をマークしてトップに立つと、2投目にこの13m90を投げて、そのまま圧勝。
3投目を除きすべて13m突破、その3投目も2位の記録を1m以上も上回っています。特に後半の3回はすべて13m台後半と圧倒的な強さを見せました。
女子七種競技では山口県大会を制した南野智美選手(西京)が4691点で優勝。
2位にはやり投を制した久世生宝選手(倉敷中央)が4381点で入りました。
久世選手はやり投で52m74をマークし、なんとやり投の大会記録よりも七種競技の中のやり投の記録のほうがよいという現象を引き起こしました。
女子800mでは岡山県大会を制した矢本桜子選手(興譲館)が2分13秒45で優勝。
矢本選手は連覇達成。
女子4×400mRは200mを制した青木聖佳選手を擁する松江商が3分53秒43で勝ちました。
時間が激しく遅いので今日はここまで。
※6月30日 午前9時20分ごろ少し訂正

5