インターハイの地区大会の結果をまとめてみるシリーズ。
今日は男子フィールド編です。
トラックの時と同様、地区大会の決勝で出された記録のみを対象。
また風が絡む種目は除外しております。
男子走高跳
2m11 瀬戸口桂(鹿児島南・鹿児島) 南九州大会1位
2m10 佐藤凌(東大阪大柏原・大阪) 近畿大会1位
2m08 外間友喜(那覇西・沖縄) 南九州大会2位
2m08 前田直哉(沼田・広島) 中国大会1位
2m07 斉藤一真(駿台甲府・山梨) 南関東大会1位
2m07 山下義弘(小樽水産・北海道) 北海道大会1位
2m04 中村仁(名古屋大谷・愛知) 東海大会1位
2m04 中島大輔(佐野日大・栃木) 北関東大会1位
2m04 小川僚太(東京学館船橋・千葉) 南関東大会2位
2m03 上川凌平(早鞆・山口) 中国大会2位
----------------------------------------------------------10
2m01 藤代昇太(三好・愛知) 東海大会2位
2m01 安藤友希(白鴎大足利・栃木) 北関東大会2位
2m01 鈴木優也(農大三・埼玉) 北関東大会2位
2m01 村田祥人(川崎市橘・神奈川) 南関東大会3位
2m00 長谷川裕貴(秋田・秋田) 東北大会1位
2m00 成富創(自由ヶ丘・福岡) 北九州大会1位
1m98 水谷來(岡崎城西・愛知) 東海大会3位
1m98 榊原潤也(岡崎城西・愛知) 東海大会4位
1m98 小林秀輔(浦和南・埼玉) 北関東大会4位
1m98 能手俊充(青藍泰斗・栃木) 北関東大会5位
1m98 春日久寛(水戸一・茨城) 北関東大会6位
1m98 佐藤智紀(西武台千葉・千葉) 南関東大会4位
1m98 佐久間滉大(法政二・神奈川) 南関東大会5位
1m98 新居拓弥(高瀬・香川) 四国大会1位
----------------------------------------------------------24
1m97 石川周平(花巻北・岩手) 東北大会2位
1m97 佐藤真貴(仙台工・宮城) 東北大会3位
1m97 西田修也(南京都・京都) 近畿大会2位
1m97 北村勇飛(社・兵庫) 近畿大会3位
1m97 中村太一(西京・京都) 近畿大会4位
1m96 立和名一樹(種子島中央・鹿児島) 南九州大会3位
----------------------------------------------------------30
ここ3年間は比較的レベルが高かっただけに、4年ぶりの低水準となってしまいました。
ただ2m以上は16人と上位はレベルが高そうです。
また昨年に続いて今年も青字はなし。特にレベルが高い地区がなかったということなのかもしれません。
今季2m15を跳んでランクトップの佐藤凌選手がこのランクでも2位につけており、優勝候補筆頭と言えそうです。
それを追いかけるのがこのランクでトップの瀬戸口選手、昨年の日本ユース選手権を制した前田直哉選手。
前田選手は集計期間外ですが、広島県選手権で2m10をマークしています。
北関東大会を制した中島大輔選手はこのランクでは7位タイ。
そろそろ2m10を狙ってほしいところですね。
男子棒高跳 ※
青字の選手はインターハイ不出場
5m02 堀田早人(東大阪大柏原・大阪) 近畿大会1位
5m01 毛呂泰紘(柏日体・千葉) 南関東大会1位
4m90 市川響太郎(高崎・群馬) 北関東大会1位
4m80 南雲由則(前橋育英・群馬) 北関東大会2位
4m80 植松倫理(浜松北・静岡) 東海大会1位
4m80 石川明斗(観音寺中央・香川) 四国大会1位
4m70 日置健也(東大阪大柏原・大阪) 近畿大会2位
4m70 濱崎優(明石商・兵庫) 近畿大会3位
4m70 小橋大貴(玉野光南・岡山) 中国大会1位
4m70 川上和史(近大東広島・広島) 中国大会2位
4m70 山本政則(十日町・新潟) 北信越大会1位
4m70 堀江勇輝(美濃加茂・岐阜) 東海大会2位
4m70 小木曽優作(中京大中京・愛知) 東海大会3位
4m70 高田凌(岡崎城西・愛知) 東海大会4位
----------------------------------------------------------14
4m60 末吉龍太(羽生一・埼玉) 北関東大会3位
4m60 唐澤拓弥(前橋育英・群馬) 北関東大会4位
4m60 柳川尚哉(法政二・神奈川) 南関東大会2位
4m60 岡本拓巳(横浜清風・神奈川) 南関東大会3位
4m60 杉山祐弥(横浜清風・神奈川) 南関東大会4位
4m60 堀川晴海(柏日体・千葉) 南関東大会4位
4m60 富田信司(明石商・兵庫) 近畿大会4位
4m60 澤薫(膳所・滋賀) 近畿大会5位
4m60 来間弘樹(大社・島根) 中国大会3位
4m60 金山周平(大社・島根) 中国大会3位
4m60 丸山孝明(神辺旭・広島) 中国大会5位
4m60 宮林凌太(長野工・長野) 北信越大会2位
4m60 高橋義貴(富士宮北・静岡) 東海大会5位
4m60 鈴木康太(岡崎城西・愛知) 東海大会6位
4m60 野田涼平(多治見・岐阜) 東海大会6位 JO
4m60 西山夏樹(観音寺中央・香川) 四国大会2位
----------------------------------------------------------30
3年ぶりに30位のラインが4m60に届きました。
中国大会が比較的レベルが高かったのが大きいですね。
鈴木選手は6位タイですが、ジャンプオフで敗れたため、インターハイ出場を逃しました。
男子砲丸投 ※
青字の選手はインターハイ不出場
17m03 奥野風摩(西武台・埼玉) 北関東大会1位
16m28 武田歴次(生光学園・徳島) 四国大会1位
16m09 森下大地(滝川・兵庫) 近畿大会1位
16m06 石山歩(花園・京都) 近畿大会2位
15m94 幸田和記(東京・東京) 南関東大会1位
15m91 申田真也(宮崎工・宮崎) 南九州大会1位
15m88 堀口哲平(成田・千葉) 南関東大会2位
15m81 近藤廉(川口総合・埼玉) 北関東大会2位
15m65 岸本雄介(太成学院・大阪) 近畿大会3位
15m55 上村雄音(宇治山田商・三重) 東海大会1位
----------------------------------------------------------10
15m53 大輪哲也(下田・静岡) 東海大会2位
15m42 伊藤勇吏(益田清風・岐阜) 東海大会3位
15m40 中西啄真(伊勢工・三重) 東海大会4位
15m39 須田裕太郎(巨摩・山梨) 南関東大会3位
15m37 北尾友靖(口加・長崎) 北九州大会1位
15m34 小高輝久(新栄・神奈川) 南関東大会4位
15m22 阿比留大地(口加・長崎) 北九州大会2位
15m19 君島綾(日大東北・福島) 東北大会1位
15m15 白井悠希(浜松城北工・静岡) 東海大会5位
15m12 谷口兼次郎(太成学院・大阪) 近畿大会4位
----------------------------------------------------------20
15m09 香山勇輝(市尼崎・兵庫) 近畿大会5位
15m08 森凌亮(弘前実・青森) 東北大会2位
15m07 村上輝(南伊勢・三重) 東海大会6位
15m06 松原拓矢(関西大倉・大阪) 近畿大会6位
15m02 赤間祐一(浜松城北工・静岡) 東海大会7位
14m94 相場康平(荏田・神奈川) 南関東大会5位
14m93 磯本昂甫(市尼崎・兵庫) 近畿大会7位
14m86 戸辺誠也(東京学館船橋・千葉) 南関東大会6位
14m74 山本剛士(姫路商・兵庫) 近畿大会8位
14m69 山田真史(高陽・広島) 中国大会1位
----------------------------------------------------------30
30位のラインこそ昨年より少し低いですが、15m突破者は25人と史上最多だった昨年を上回りました。
これはすごい戦いが期待できそうですね。
今回は通過ラインの高い地区が多かったですね。
そこでこんなものを。
男子砲丸投 通過ライン歴代10傑
15m29 2011年 近畿大会 7位は15m22
15m16 2006年 東海大会 7位は15m12
15m07 2012年 東海大会 7位は15m02
15m06 2012年 近畿大会 7位は14m93
14m86 2012年 南関東大会 7位は14m06
14m83 2011年 南関東大会 7位は14m66
14m80 2010年 近畿大会 7位は14m50
14m79 2011年 東海大会 7位は14m42
14m78 2008年 南関東大会 7位は14m51
14m74 2010年 南関東大会 7位は14m50
----------------------------------------------------------10
5傑でもよかったような気がしないでもないですが。
それにしても3地区でハイレベルというのはすごいですね。
男子円盤投 ※
青字の選手はインターハイ不出場
51m10 近藤廉(川口総合・埼玉) 北関東大会1位
48m26 谷口兼次郎(太成学院・大阪) 近畿大会1位
47m50 石山歩(花園・京都) 近畿大会2位
46m60 石塚大悟(浜松城北工・静岡) 東海大会1位
46m53 武田歴次(生光学園・徳島) 四国大会1位
46m40 吉田惇(平工・福島) 東北大会1位
46m08 小出拓実(名古屋・愛知) 東海大会2位
45m63 伊佐地亮介(和歌山工・和歌山) 近畿大会3位
45m58 奥野風摩(西武台・埼玉) 北関東大会2位
45m23 三村武司(稲生・三重) 東海大会3位
----------------------------------------------------------10
45m08 趙思野(柏原東・大阪) 近畿大会4位
45m07 坂本大樹(南伊勢・三重) 東海大会4位
44m99 川尻涼介(滋賀学園・滋賀) 近畿大会5位
44m56 松木拓也(荏田・神奈川) 南関東大会1位
44m34 渋谷匠(旭川東・北海道) 北海道大会1位
44m18 中村洋介(宇治山田商・三重) 東海大会5位
44m13 福西拓未(添上・奈良) 近畿大会6位
43m98 加藤修(水沢一・岩手) 東北大会2位
43m66 幸田和記(東京・東京) 南関東大会2位
43m65 杁本裕貴(名古屋・愛知) 東海大会6位
----------------------------------------------------------20
43m61 小田裕貴(長万部・北海道) 北海道大会2位
43m48 阿比留大地(口加・長崎) 北九州大会1位
43m28 菅原亨介(姫路商・兵庫) 近畿大会7位
43m24 末谷裕樹(柴田・宮城) 東北大会3位
43m23 黒田剛志(鳥取西・鳥取) 中国大会1位
43m19 松原拓矢(関西大倉・大阪) 近畿大会8位
43m16 小高輝久(新栄・神奈川) 南関東大会3位
42m95 首藤大輝(大分雄城台・大分) 北九州大会2位
42m77 篠崎拓郎(前橋育英・群馬) 北関東大会3位
42m59 村上輝(南伊勢・三重) 東海大会7位
----------------------------------------------------------30
4人、9人、8人、9人と推移してきた45m突破者が今年は12人とこの重さになってから初めて10人を超えました。
3年ぶりに地区大会で50m突破者が出るなど記録に期待がかかります。
注目はやはり安定して好記録を出している近藤廉選手。
これを追うのが、2年生ながら三重県大会で49m69をマークしている三村武司選手や1年生ながら47m50をマークしている石山歩選手などでしょうか。
ほかにも四国大会で圧勝した武田歴次選手、や川尻涼介選手といった2年生も気になるところです。
例年、投擲種目は3年生が強いですが、今年は1年生2年生に注目選手が多いですね。
男子ハンマー投 ※
青字の選手はインターハイ不出場
61m83 松原拓矢(関西大倉・大阪) 近畿大会1位
58m97 植松直紀(久居・三重) 東海大会1位
58m43 大井道志(大塚・大阪) 近畿大会2位
58m37 中川雄太(近大和歌山・和歌山) 近畿大会3位
58m35 泉樹仁也(大津商・滋賀) 近畿大会4位
57m90 工藤翔(黒石商・青森) 東北大会1位
57m82 土井潔(和歌山工・和歌山) 近畿大会5位
57m71 奥村匡由(甲南・滋賀) 近畿大会6位
57m50 加藤修(水沢一・岩手) 東北大会2位
57m07 森大輝(浜松城北工・静岡) 東海大会2位
----------------------------------------------------------10
57m04 前田勝也(倉吉総産・鳥取) 中国大会1位
56m35 上林翔也(花園・京都) 近畿大会7位
56m31 岡野敬史(松山・埼玉) 北関東大会1位
55m96 藤岡眞也(能代商・秋田) 東北大会3位
55m53 中島諒(口加・長崎) 北九州大会1位
55m49 東森大樹(添上・奈良) 近畿大会8位
55m40 末谷裕樹(柴田・宮城) 東北大会4位
54m47 小嶋孝明(宇治山田商・三重) 東海大会3位
54m21 矢野和宏(乙訓・京都) 近畿大会9位
54m00 宝本眞也(水口東・滋賀) 近畿大会10位
----------------------------------------------------------20
53m99 西平守将(高取国際・奈良) 近畿大会11位
53m82 小松義明(城西・徳島) 四国大会1位
53m76 谷口隼也(久居・三重) 東海大会4位
53m56 高野諒也(茂原・千葉) 南関東大会1位
53m41 杉山裕之介(名古屋・愛知) 東海大会5位
53m40 渡邊憲大(今治明徳・愛媛) 四国大会2位
53m37 小林祐貴(成城・東京) 南関東大会2位
53m33 柳井優一(勢多農林・群馬) 北関東大会2位
53m13 金原裕太(金剛・大阪) 近畿大会12位
53m08 原将人(霞ヶ浦・茨城) 北関東大会3位
----------------------------------------------------------30
昨年が非常にレベルが高かったため、かなり下がった印象ですが、しかし55m以上は17人とこれは例年並み。
54m台の選手が少なかったため、30位のラインは下がってしまいましたが、ただ上位はそれなりに記録が出ているので、優勝争いは面白くなりそうです。
近畿大会がやたらレベルが高かったため、近畿大会が12位まではいるというとんでもないことになってしまいました。上林選手の記録はインターハイに行けない選手としては最高記録です。
男子やり投
63m69 高橋政宏(専大北上・岩手) 東北大会1位
62m77 相原大聖(今治明徳・愛媛) 四国大会1位
62m10 服部将大(平塚学園・神奈川) 南関東大会1位
61m92 森誉(竹園・茨城) 北関東大会1位
61m77 宮田涼(山形中央・山形) 東北大会2位
61m72 上林翔也(花園・京都) 近畿大会1位
61m28 冨安浩太(祐誠・福岡) 北九州大会1位
61m23 澤友哉(彦根東・滋賀) 近畿大会2位
61m20 中西啄真(伊勢工・三重) 東海大会1位
61m09 濱崎聖也(宇治山田商・三重) 東海大会2位
----------------------------------------------------------10
60m95 山口慎太朗(伊勢・三重) 東海大会3位
60m46 柿島裕(麻溝台・神奈川) 南関東大会2位
59m92 福嶋晃(防府・山口) 中国大会1位
59m89 道上雅晃(安芸・広島) 中国大会2位
59m87 小椋健司(倉吉総産・鳥取) 中国大会3位
59m83 板橋悠人(穎明館・東京) 南関東大会3位
59m73 本山光(大体大浪商・大阪) 近畿大会3位
59m48 濱崎康平(宇治山田商・三重) 東海大会4位
59m18 森田祥天(高崎工・群馬) 北関東大会2位
58m91 佐瀬隼人(太田・群馬) 北関東大会3位
----------------------------------------------------------20
58m53 前田岳湖(県岐阜商・岐阜) 東海大会5位
58m51 千葉遼平(大東・岩手) 東北大会3位
58m49 坂本都志記(門司大翔館・福岡) 北九州大会2位
58m38 楠紳太郎(磐城桜が丘・福島) 東北大会4位
58m36 上條琢磨(川越西・埼玉) 北関東大会4位
58m23 城本真輔(星陵・兵庫) 近畿大会4位
58m22 長沼遼(高田・岩手) 東北大会5位
58m16 黒田崚介(八女学院・福岡) 北九州大会3位
57m99 常盤大貴(相模原・神奈川) 南関東大会4位
57m93 高橋大地(新居浜西・愛媛) 四国大会2位
----------------------------------------------------------30
30位のラインは史上最高レベルだった昨年よりも大幅に低下。
また60m突破者もわずか12人と4年ぶりに15人を切ってしまいました。
65m突破者が出なかったのも4年ぶりと全体的にレベルダウンの印象。
女子が非常にレベルが高かっただけに、少し残念ですね。
インターハイでは好記録での争いを期待したいです。
時間が激しく遅いので今日はここまで。

7