駅伝の話が続いたのでそれ以外の話を。
28日から30日にかけて行われた東北高校新人の話。
〜28日の話〜
男子400mでは山木伝説選手(九里学園)が47秒39の大会新で圧勝。見事連覇達成です。インターハイでは不本意な成績でしたが、国体での雪辱に向けて準備万端と言ったところでしょうか。
山木選手は予選でいきなり47秒68をマークし、自身の持つ大会記録を更新すると、決勝ではさらにそれを短縮してきました。
この結果、大会歴代パフォーマンス10傑のうち、上位3つは山木選手のものというすごいことに。
男子ハンマー投ではインターハイ4位の藤岡眞也選手(能代商)が大会新となる59m16で圧勝。
2位に5m以上の大差をつけました。
その2位には柳原大哉選手(花輪)が入りました。藤岡選手には離されましたが、53m90とこちらも従来の大会記録を上回る好記録でした。
3位に工藤広夢選手(能代商)が入ったため、秋田県勢が表彰台独占。
〜29日の話〜
女子3000mではインターハイを制したR.ワンジル選手(青森山田)が9分02秒68の大会新で圧勝。
ワンジル選手は連覇達成。
2位には西澤果穂選手(青森山田)が9分29秒04で入り、青森山田が1位2位。
この結果、この大会におけるパフォーマンス歴代5傑がこんな感じに。
女子3000m 東北高校新人パフォーマンス歴代5傑
9:02.68 R.ワンジル(青森山田・青森) 2012年1位
9:12.98 R.ワンジル(青森山田・青森) 2011年1位
9:29.04 西澤果穂(青森山田・青森山田) 2012年2位
9:30.55 境田遥(磐城・福島) 2004年1位
9:32.53 山嵜麻子(磐城女・福島) 1996年1位
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よく見ると西澤選手のタイムは日本選手がこの大会で出したタイムとしては最高タイムなんですね。
女子やり投では荒裕子選手(相馬東)が46m86で勝ちました。
2位には鈴木美咲選手(北上翔南)が43m38で入り、2位には桂本莉奈選手(日大東北)が43m07で入るなど、この大会としてはレベルの高い争いでしたね。
女子100mでは小山琴海選手(盛岡女)が12秒27(-0.7)で優勝。
インターハイ200m2位の土橋智花選手(盛岡女)は決勝は棄権したようです。
男子100mでは佐々木秀弥選手(仙台育英)が大会タイ記録となる10秒69(-0.6)で優勝。
2位には横山龍太郎選手(仙台育英)が10秒80で入り、仙台育英が1位2位。
さらに3位には大矢浩平選手(利府)が10秒96で続いたため、宮城県勢が表彰台を独占しました。
男子走幅跳ではインターハイ11位の我妻哲選手(仙台三)が7m03(+1.2)で勝ちました。
〜30日の話〜
女子200mでは1年生ながらインターハイの準決勝に進んだ芳賀珠純選手(大館桂)が大会新となる24秒80(+0.9)で優勝。
2位には100mを制した小山琴海選手(盛岡女)が24秒81で入りました。
さらに佐藤日奈子選手(酒田南)が24秒90で入ったため、3位までが24秒台という大会史上初の快挙。
この結果、この大会におけるパフォーマンス歴代5傑がこんな感じに。
女子200m 東北高校新人 パフォーマンス歴代5傑
24.80(+0.9) 芳賀珠純(大館桂・秋田) 2012年1位
24.81(+0.9) 小山琴海(盛岡女・岩手) 2012年2位
24.83(+1.5) 堀井夏希(秋田商・秋田) 2004年1位
24.84(+0.4) 石田あかね(横手清陵・秋田) 2007年1位
24.90(+0.9) 佐藤日奈子(酒田南・山形) 2012年3位
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予選の記録がわからない年もあるので、多少あやしい部分はありますが、まあこんなところ、という感じで。
それにしてもベスト5に3つというのはすごいですね。
男子200mでは400mを制した山木伝説選手(九里学園)が大会新となる21秒52(+1.0)で圧勝。
2位に0秒57差というのはすごいですね。
また山木選手はこの種目でも連覇を達成し、2年連続の2冠達成。
男子800mでは佐藤優樹選手(東海大山形)が1分58秒92で優勝。佐藤選手は予選では3組で3位。タイムも1分56秒98とぎりぎり決勝進出でしたが、見事な優勝。
全員が予選よりタイムを落とすというちょっと記録的には残念な結果でした。
男子円盤投では吉田惇選手(平工)が44m70の大会新で優勝。
2位には鈴木佑弥選手(柴田)が43m11で入りました。
時間が遅いので今日はここまで。

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