伊那駅伝の話。
24日に行われた伊那駅伝の話
結構区間割が特殊なので、戦略も変わってきますね。
〜男子〜
1区 6.6q
1区では花澤賢人選手(八千代松陰)が19分20秒の好タイムで区間賞。
16秒差の2位には石島一真選手(九州学院)がつけます。
さらにその5秒差で大山憲明選手(大牟田)、その2秒差で小笹椋選手(埼玉栄)と廣瀬泰輔選手(伊賀白鳳)がつける展開。
一方で世羅はトップから1分04秒差の27位、昨年の高校駅伝を制した豊川はトップから1分11秒差の35位。佐久長聖はトップから1分21秒差の47位、西脇工はトップから1分29秒差の52位と明暗が分かれました。
2区 9.4q
最長区間です。
伊賀白鳳は下史典選手が1年生ながら29分28秒の区間4位と健闘。トップを奪います。
1秒差の2位で大牟田の吉田亮壱選手が通過。
トップから13秒遅れの3位で埼玉栄。
豊川工の富安央選手が9人抜きを見せて4位浮上。
市立船橋も安井雄一選手が好走し、5位まで上がってきます。
山梨学院大附が6位キープ。
小林の廣末卓選手が11人抜きで8位に。
綾部の川端千都選手は区間3位と好走し、18人をかわして11位に。
このほか有力校が何校か出遅れたため、いろいろなところでごぼう抜きがみられる結果に。
佐久長聖の高森建吾選手は区間賞の改装を見せ、34人もかわして13位に。
西脇工は藤原滋記選手が区間2位と好走。こちらはなんと38人抜きで14位まで上がってきました。
3区 6.7q
トップを行く伊賀白鳳は辻野恭哉選手が区間2位と好走。2位との差を広げます。
佐久長聖の春日千速選手が11人抜きの快走。ついでに区間記録に並ぶ素晴らしい走りで一気にチームを2位まで押し上げます。
矢ノ倉弘選手が区間3位と好走した山梨学院大附が3位に浮上。
西京の末次慶太選手が3人かわして4位浮上。
5位には河野敢太選手がこちらも3人抜きを見せて小林が入りました。
九州学院が6位、豊川工が7位、大牟田8位と続きます。
今年はこの区間で割と好記録が出ましたね。
伊那駅伝 男子3区パフォーマンス歴代10傑 ※現在のコースのもの
21:02 臼田稔宏(佐久長聖) 2010年1位
21:02 春日千速(佐久長聖) 2013年1位
21:14 臼田稔宏(佐久長聖) 2009年1位
21:15 成瀬雅俊(豊川工) 2012年1位
21:21 芝山智紀(西脇工) 2010年2位
21:24 辻野恭哉(伊賀白鳳) 2013年2位
21:36 矢ノ倉弘(山梨学院大附) 2013年3位
21:40 藤原友章(上野工) 2010年3位
21:42 出口武志(佐久長聖) 2012年2位
21:43 城西廉(世羅) 2013年4位
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数年前に区間変更があったとはいえ、今年のレベルは高かったですね。
4区 9.1q
伊賀白鳳は、川戸拓海選手が区間5位にまとめ、トップをキープ。
ガサイヤ選手が区間賞の走りを見せた世羅が2位浮上。
市谷龍太郎選手が区間2位と好走した山梨学院大附が3位浮上。
佐久長聖が4位に。順位こそ下げたとはいえ藤木悠太選手は区間4位と好走。
このため、1位から4位までが17秒差という接戦に。
そこから少し相手5位で九州学院、6位に大牟田と続きます。
西脇工が山本翔馬選手が8人かわして7位とようやく入賞圏内に上がってきました。
5区 5.1q
伊賀白鳳は中舎優也選手が区間賞こそ逃したものの、区間歴代3位の好タイムでカバー。
トップを守ります。
上田健太選手が区間新の快走を見せた山梨学院大附が2位浮上。佐久長聖が3位、世羅が4位、九州学院5位、大牟田6位と続きます。
6区5.295q
この駅伝は6区間で終わり。
伊賀白鳳はアンカーの角井龍哉選手が区間賞まであと1秒と好走し、2時間10分45秒で見事優勝。
2位には佐久長聖が入りました。
3位は山梨学院大附。長い区間で割といい位置につけられたのが良かったですね。
この区間では大牟田の有馬圭祐選手が区間賞でした。
時間が遅いので今日はここまで。

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