1日目2日目についてまだ書いていませんが、最終日の話を。
女子400mHでは吉良愛美選手(中央大)が57秒60で優勝。
吉良選手は自己新でしょうか?
2位には西野愛梨選手(東京学芸大)が58秒93で入りました。
昨年のインターハイを制した瀧澤彩選手(慶応大)が60秒04で3位。
女子走高跳では井上七海選手(東京学芸大)が1m76で優勝。
1m70を1回でクリアした3選手が同順位の2位で土川萌子選手(早稲田大)、青木栄美花選手(中央大)、加藤玲奈選手(東海大)が入りました。
男子400mHでは野澤啓佑選手(早稲田大)が50秒29で優勝。
松下祐樹選手(順大)が50秒61で2位と続きました。
ロンドン五輪代表だった舘野哲也選手(中大)は51秒02で5位でした。
女子800mでは昨年優勝の真下まなみ選手(筑波大)がいつもの先行逃げ切りパターンに持ち込み、優勝。
大会記録にこそわずかに及びませんでしたが、2分04秒61の好タイム。
残り200mを切ってからのすらまじい追い上げで伊藤美穂選手(順大)が2分05秒39の自己新をマークして2位。
ルーキーの中田美保選手(日体大)が2分06秒66で3位と続きました。7位までが2分09秒を切るという史上最高レベルの争いでしたね。
この結果、この大会におけるパフォーマンス歴代10傑がこんな感じに。
関東インカレ 女子800m パフォーマンス歴代10傑
2:04.57 真下まなみ(筑波大) 2012年1位
2:04.61 真下まなみ(筑波大) 2013年1位
2:04.95 真下まなみ(筑波大) 2010年1位
2:05.39 伊藤美穂(順大) 2013年2位
2:05.55 西村美樹(東学大) 2004年1位
2:05.74 岡本久美子(筑波大) 1997年1位
2:05.94 吉澤彩夏(日体大) 2011年1位
2:06.03 野村友香里(中央大) 2010年2位
2:06.37 真下まなみ(筑波大) 2011年2位
2:06.66 中田美保(日体大) 2013年3位
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今年の記録が3つも!これはすごいですね。
また、真下選手の記録が4つ入っていますね。
男子800mでは川元奨選手(日大)が序盤からトップに出て引っ張り、そのまま逃げ切るというある意味圧勝の展開。
川元選手は連覇達成。また1分49秒56と4年ぶりに優勝タイムが1分50秒を切りました。
昨年のインターハイを制した三武潤選手(日大)が1分50秒08で2位に入り、日大が1位2位。
女子200mでは菅原聡美選手(中大)が24秒19(+0.7)で優勝。意外にもこの種目で中央大の選手が勝つのは13年ぶり。
2位には1年生の塩谷寛美選手(駿河台大)が24秒32で入りました。
男子200mでは山縣亮太選手(慶応大)が20秒41(-0.5)の自己新で優勝。見事世界選手権のA標準突破。
また100mとの2冠達成です。
2位にはケンブリッジ飛鳥選手(日大)が20秒73で入りました。
昨年のインターハイ100mを制した大瀬戸一馬選手(法政大)は20秒96で6位。
そして先日の静岡で20秒35をマークしていた橋元晃志選手は直線に出てきたところでアクシデント発生。突如左足の付け根あたりをおさえ、そのまま足を引きずるようにしてゴール。
車いすで運ばれていったので少し心配ですね。大したことがなければいいのですが。
男子5000mではオムワンバ選手(山梨学院大)が大体400mのあたりからトップに立ち、その後キトニー選手(日大)と昨年優勝の大迫傑選手(早稲田大)、服部翔大選手(日体大)らが続く展開。
3400mあたりでオムワンバ選手、キトニー選手、大迫選手の3人に絞られた感じになり、最後の1周はすらまじい争いでした。
オムワンバ選手が13分31秒54で逃げ切り優勝。オムワンバ選手は1500m、10000mに続いて3冠達成。
大迫選手は一度はキトニー選手にかわされましたが、ゴール直前で再びかわし、13分34秒30の好タイムで2位に入りました。
キトニー選手が13分35秒21で3位。
序盤引っ張った服部翔大選手が13分50秒01で4位。
3000mSCを制した山口浩勢選手(城西大)が13分55秒85で6位に入っていますね。
栃木県関連選手では横手健選手(明治大)が14分09秒72で10位に入ったのが最高。
上村純也選手(山梨学院大)は14分24秒03で18位、石川颯真選手(日大)は14分35秒81で26位でした。
この結果、この大会におけるパフォーマンス歴代10傑がこんな感じに。
男子5000m 関東インカレパフォーマンス歴代10傑
13:25.67 D.サイモン(日大) 2005年1位
13:27.14 M.モグス(山梨学院大) 2005年2位
13:31.54 E.オムワンバ(山梨学院大) 2013年1位
13:31.88 M.モグス(山梨学院大) 2006年1位
13:34.30 大迫傑(早稲田大) 2013年2位
13:35.21 D.キトニー(日大) 2013年3位
13:37.72 伊達秀晃(東海大) 2006年2位
13:38.15 D.カリウキ(山梨学院大) 2000年1位
13:38.68 藤本拓(国士舘大) 2010年1位
13:38.75 G.ダニエル(日大) 2008年1位
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大迫選手のタイムは日本選手がこの大会で出したタイムとしては最高タイムなんですね。
女子4×400mRでは1走では中央大がトップ。
2走に入って、800mを制した真下まなみ選手を起用した筑波大がトップに立ちます。
2位に中央大、3位に日体大。
3走
筑波大がトップをキープ。
中央大が2位、3位日体大は変わらず。
2走終了時点で7位だった青山学院が中村孝美選手の活躍で4位浮上。
4走
中央大がすぐにトップに立ちます。
残り200mなったあたりで日体大の長谷川美里選手がトップを奪います。
ところが中央のアンカーの吉良愛美選手も粘りを見せ、終盤で再び抜き返し、そのまま逃げ切って3分41秒41で優勝。
筑波大が3分41秒74で2位。
日体大が3分42秒10で3位、青山学院大が3分44秒50で4位と続きました。
男子4×400mR
日大が序盤から主導権を握る展開。
途中一時的にトップを奪われることはありましたが、すべての中継所をおそらくトップ通過。
タイムも3分04秒96の好タイムでした。ちなみに優勝タイムが3分05秒を切ったのは7年ぶりの快挙。
2位には中央大が3分06秒73で入りました。
早稲田大が3分07秒07で3位。橋元選手がいない中でまずまずの結果ですね。
時間が遅いので今日はここまで。

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