世界選手権が始まりましたね。
男子棒高跳予選では山本聖途選手が5m55を跳び、結局この高さをクリアした選手が少なかったため、5m65を跳ぶことなく、決勝進出が決定。
幸先のいいスタートに。
女子マラソン
序盤からイタリアのストラネオ選手が積極的に引っ張ります。
かなり暑いコンディションでしたが、それなりのペースで展開。
序盤は先頭集団に野口みずき選手(シスメックス)と福士加代子選手(ワコール)がつき、木崎良子選手(ダイハツ)は序盤は少し遅れている状況。
そのうちに先頭集団は8人に。
最初遅れていたディフェンディングチャンピオンのキプラガト選手(ケニア)が木崎選手とともに追い上げてきます。
そしてキプラガト選手は野口選手をとらえると、そのまま抜き去り、先頭集団に追いつきます。
木崎選手は先頭集団には追い付きませんでしたが、少し遅れた位置まで上がってきました。
この時点では福士選手が8位、木崎選手が9位、野口選手が10位と並んだ状況。
ちなみにこの時点でのトップ集団は
ストラネオ選手(イタリア)、メルカム選手(エチオピア)、タデッセ選手(エチオピア)、キプケテル選手(ケニア)、日本で活躍していたこともあるワゴイ選手(ケニア)、Jia選手(中国)、そしてキプラガト選手。
20qを過ぎたあたりから上位が崩れ始めます。
木崎選手はそれを拾っていく形になり、順位が上がっていきます。
25q地点では先頭集団はストラネオ選手、キプラガト選手、メルカム選手、福士選手の4人に。
木崎選手は14秒差の5位。野口選手はそこから約1分差の9位。
30q手前で福士選手がついに先頭集団から脱落。とはいえ脱落の瞬間はCM中で見られなかったのですが。
メダル争いは3人に絞られたかに思われました。
ところが、その後メルカム選手が集団から遅れ始めます。
そしていつのまにか福士選手との差が詰まってきます。
35qを過ぎたあたりでついに福士選手はメルカム選手をとらえ、3位に浮上。
その後メルカム選手は棄権。
木崎選手は4位に浮上。
トップ争いではキプラガト選手が終盤でストラネオ選手を引き離し、2時間25分44秒で優勝。見事連覇を達成。
ストラネオ選手が2時間25分58秒で2位。終盤まで先頭を引っ張ってこの結果はすごいです。
そして福士選手が2時間27分45秒で3位。悲願のメダル獲得です。
木崎良子選手が2時間31分28秒で4位。
野口選手は途中で止まって足をたたくなどのしぐさが見られ、結局33qあたりで棄権したそうです。
故障などでなければいいのですが。
暑かったせいか2時間30分を切ったのはわずかに3人。
それを考えるとメダリスト3人は本当に力があると言ってよさそうですね。
ベテランのカスター選手(米国)が2時間36分12秒で9位に入っていますね。
ワゴイ選手は2時間44分06秒で24位でした。
男子10000m
最初は63秒22と速めのペースで展開。
その後ペースは下がりますが、CMなどがはさまりしばらく放送されず。
3600mの通過が9分58秒17.
4000mが11分03秒14でこの1000mが2分43秒19といいペース。
このあとペースは66秒台〜67秒台に落ち着きます。
このあたりではカロキ選手(ケニア)が前に出てきました。
日本の選手のうち大迫傑選手(早稲田大)と宇賀地強選手(コニカミノルタ)が20位あたりに。
佐藤悠基選手(日清食品)はそのさらに後方。
5000mの通過は13分49秒95。
日本選手も13分台での通過。
6000mが16分37秒52。
この後、佐藤悠基選手は棄権。
このあたりで画面が切り替わり、しばらく放送されず。
7000mの通過は19分26秒23だったそうです。
8000mの通過は22分11秒40.
さらに8300mあたりでファラー選手(英国)が前に出ます。
9000mの通過は24分55秒48.
このあたりからペースを上げる選手が。
ラップ選手(米国)あたりも前に出てきました。
9200mの通過が25分26秒60.この1周は63秒70とその前の1周の66秒14を大きく上回りました。
9600mの通過は26分27秒22.この1周は60秒62まで上がります。
そして最後の1周。
ファラー選手はジェイラン選手(エチオピア)の追い上げをかわし、優勝。27分21秒71と最後は54秒49でカバー。
ジェイラン選手は27分22秒23で2位でした。
日本選手では宇賀地強選手が27分50秒79で15位に入りました。
このコンディションで27分台を出したのはすごいですね。
しかもこのタイムは世界選手権の決勝で日本選手が出したタイムとしては史上最高タイム。※2013年9月7日午前1時39分ごろ一部修正
大迫傑選手は28分19秒50で21位でした。大迫選手もまずまずといっていいタイムですね。
時間が遅いので今日はここまで。

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