日本インカレが始まりました。
男子400mでは山崎謙吾選手(日大)が46秒65で優勝。
2位には木村淳選手(中大)が46秒73で入りました。
そして3位には相山征之選手(城西大)が47秒07で入る健闘を見せました。相山選手はゴールした時にガッツポーズが出ていましたね。。
女子400mでは鳥原早貴選手(青山学院大)が54秒47で2年ぶりに優勝。
2位には武石この実選手(福島大)が55秒28で入りました。
男子10000mWでは序盤から世界選手権20qW6位の西塔拓己選手(東洋大)が40分20秒18で優勝。
この西塔選手に最後までくらいついた高橋英輝選手(岩手大)が40分22秒88で2位。
3位には木村洋介選手(順大)が41分12秒86、4位に松永大介選手(東洋大)が41分31秒51と続き、5位に小林快選手(早稲田大)が41分34秒02で入りました。
電光掲示板では小林選手は表示されず、知らないうちに失格になったのかと思ったのですが、そうではなかったようです。
男子1500mでは油布郁人選手(駒沢大)が3分46秒29で優勝。
最初から最後まで自分で引っ張っての優勝。
2位には斎藤真也選手(東洋大)が3分48秒13の自己新で入りました。
栃木県関連選手では片野匠選手(新潟大)が3分53秒80で11位に入りました。
女子1500mでは森智香子選手(大東大)が4分20秒49で優勝。
序盤引っ張った中田美保選手(日体大)が4分21秒12で2位。
3位には飯野麻耶選手(東農大)が4分21秒31で入りました。
女子やり投は史上最高レベル。
日本選手権2位の久世生宝選手(筑波大)が1投目に56m35の大会新記録をたたき出してそのまま逃げ切り。
久世選手は6回中5回の投擲で53mを超えるなど安定していましたね。
2位には昨年優勝の佐藤友佳選手(東大阪大)が54m68とこちらも好記録で入りました。
50m突破者が史上最多の13人とすごいことになったため、日本選手権5位の右代織江選手(国士舘大)は50m67をマークしながらも10位となり、4回目以降に進めないというすごいことに。
この結果、この大会におけるパフォーマンス歴代10傑がこんな感じに。
女子やり投げ 日本インカレ パフォーマンス歴代10傑
56m35 久世生宝(筑波大) 2013年1位
55m62 中野美沙(筑波大) 2004年1位
55m58 的場葉瑠香(大体大) 2009年1位
54m91 海老原有希(国士館大) 2006年1位
54m85 佐藤友佳(東大阪大) 2012年1位
54m68 佐藤友佳(東大阪大) 2013年2位
54m39 江島成美(中京大) 2008年1位
54m35 助永仁美(大体大) 2009年2位
53m72 川述優(順大) 2013年3位
53m43 佐藤友佳(東大阪大) 2011年1位
53m42 中野美沙(筑波大) 2005年1位
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今年の記録が3つも。
男子やり投ではディーン元気選手(早稲田大)が78m95で優勝。
ディーン選手は1投目に78m62でトップに立つと、2回目に77m23をマーク。
3回目はファールにして、4回目5回目をパス。6回目に勝負をかけ、最後に記録を伸ばしての優勝となりました。
昨年優勝の新井涼平選手(国士舘大)が75m38で2位に入りました。
余談ですが、大会記録を紹介するときにアナウンスで村上幸史選手を「むらかみこうじ」と言っていたので、インカレのアナウンスの人もふりがながない紙を読んでいるということを知りました。
女子10000mは1周が81秒から82秒というスローペースで展開。
3000mを過ぎたあたりで津田真衣選手(立命館大)が前に出て引っ張りますが、それほどペースが上がったわけではなく、しばらく大集団で展開。
4000mの通過が13分40秒とそれまでだいたい1q3分24秒から3分25秒だったのですが、ここでペースが少し上がり、3分20秒ペースに。
これで先頭集団が10人くらいに減ってきます。
そのまま徐々に先頭集団が減っていき、9000mあたりではついに津田選手が後続を引き離す感じに。
津田選手はそのまま逃げ切り、33分28秒89で優勝。
2位には終盤で奥野有紀子選手(京産大)を振り切った篠塚麻衣選手(中央大)が33分32秒14で入りました。
3位は億の選手で33分34秒61でした。
男子10000mは序盤、西池和人選手(法政大)が67秒から68秒くらいのペースで引っ張ります。
西池選手はしきりに後ろを気にしていたので、本当は前に出たくなかったのかもしれませんね。
2000mを過ぎたあたりでカリウキ選手(第一工大)が前に出ます。
2400mのあたりでは先頭集団が形成されていて
カリウキ選手、西池選手のほかキトニー選手(日大)、村山謙太選手(駒沢大)、山中秀仁選手(日体大)、山本修平選手(早稲田大)、村山紘太選手(城西大)、柳利幸選手(早稲田大)が先頭集団。
4400mあたりから村山紘太選手が遅れはじめ、集団が7人に。
さらに5000mからはキトニー選手が後続を引き離しにかかります。
これに食らいついたのが村山謙太選手。しかし、のちに村山選手も離されてしまい、最終的にはキトニー選手は独走。
28分17秒31で優勝でした。
2位には村山謙太選手が28分43秒89で入りました。一度は山中選手にかわされましたが、終盤で抜き返して2位。
3位にはその山中選手が28分45秒63で入りました。
4位は山本選手が28分57秒21、5位には後続集団から追い上げた中谷圭佑選手(駒沢大)が28分58秒80で入り、6位には柳選手が28分59秒12の自己新で入りました。
カリウキ選手が28分59秒59で7位。
7位までが28分台とレベルの高いレースでしたね。
時間が遅いので今日はここまで。

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