相変わらず更新できていませんが、これは書かなければということで。
若干遅くなりましたが全日本実業団女子駅伝の話。
仙台にコースを移して3回目ということで、そろそろ攻略法が決まってきた感じですね。
1区 7.0km
序盤は連覇を狙うユニバーサルエンターテインメントの青山瑠衣選手や初優勝を狙うデンソーの石橋麻衣選手
らがひっぱります。第一生命の垣見優佳選手なども上位に。
ところが、中盤以降、青山選手や垣見選手が遅れ始めます。
そんな中、後半で抜け出したのが森唯我選手(ヤマダ電機)。
転倒のアクシデントがあった翁田あかり選手(天満屋)らが追いかけます。
森選手は最後は後続を引き離し、区間記録を更新する22分10秒でトップ通過。
ヤマダ電機史上初の区間賞だそうです。
後半で追い込んだダイハツの坂井田歩選手が16秒差で2位。
さらに2秒差の3位に天満屋の翁田選手、その1秒差の4位にデンソーの石橋選手と続きます
その1秒差の5位でTOTOの早川英里選手、さらに1秒差の6位で資生堂の竹中理沙選手と2区に渡していきます。
前回優勝のユニバーサルエンターテインメントはトップから41秒差の13位と出遅れ。
第一生命はトップから1分27秒差の26位という大きな出遅れになってしまいました。
2区 3.9km
2区では昨年区間賞の小泉直子選手(デンソー)が区間賞の快走でトップに立ちます。
ヤマダ電機は18秒差の2位。
世界選手権5000m代表の尾西美咲選手が区間2位と好走し、8人抜きを見せた積水化学がトップから21秒差の3位。
その1秒差で天満屋が4位。
スターツが森川千明選手の3人抜きで5位浮上。
後藤奈津子選手が区間2位タイの好走を見せたユニバーサルエンターテインメントが6位まであがってきました。
トップからは26秒差。
その1秒差でTOTOが通過。TOTOは序盤大健闘。
九電工が陣内綾子選手の8人抜きの好走で13位浮上。
第一生命も横沢永奈選手が6人抜きを見せ、20位浮上
3区 10.9km
最長区間なので、各チームのエースが登場。
積水化学の清水裕子選手と天満屋の重友梨佐選手が前を行くデンソーの水口侑子選手に追いつきます。
しかし水口選手も簡単には抜かせず、食らいつきます。
終盤で2人を振り切った清水選手が区間賞でトップ通過。
その4秒差で水口選手、その1秒差で重友選手と大接戦で4区へ。
結局水口選手は区間3位と健闘。重友選手も区間2位とすばらしい戦いでした。
ここから1分以上あきましたが、4位に上がってきたのがユニバーサルエンターテインメント。永尾選手は2年ぶりにこの区間。
テレビでは永尾選手について駅伝では長い区間を走っていないと言っていましたけど。
さらにヤマダ電機の西原加純選手が通過。
そして九電工の加藤岬選手がなんと7人抜きで6位浮上。
その1秒差でホクレンの赤羽有紀子選手がやはりこちらも7人抜きで7位に。
その1秒差で大塚製薬の伊藤舞選手が9人抜きで8位浮上と入賞争いも接戦に。
注目された福士加代子選手(ワコール)はいまひとつ調子が上がらず、2つ順位は上げたものの、区間13位と不本意な結果に。
4区 3.6km
最短区間で、外国人選手が多く走る区間です。
そんな中でデンソーのワイリム選手は区間新記録をたたき出す快走で、トップを奪い返します。
積水化学が2位、天満屋が3位キープ。
ワンジュグ選手が区間2位と好走したユニバーサルエンターテインメントは順位こそ変わらなかったものの、1分以上あった天満屋との差を11秒にまで縮めてきました。
九電工がチェピエゴ選手好走で5位浮上。
ダイハツの樋口智美選手が日本選手ではもっとも速いタイムでカバーし、ダイハツが6位浮上。
その1秒差の7位に大塚製薬が浮上。
ヤマダ電機が8位。
5区
トップを行くデンソーは高島由香選手が区間2位と好走。独走態勢を固めます。
積水化学は井原未帆選手が区間3位と好走し、2位キープ。
ダイハツの木崎良子選手が区間新のすばらしい走りで3位浮上。
天満屋が4位、ユニバーサルエンターテインメントが5位と続きます。
九電工は6位。黒木沙也花選手は区間5位と好走。
大塚製薬が7位。
ヤマダ電機は高田晴奈選手が区間7位と好走。順位は変わらなかったものの、大塚製薬まで4秒差に迫りました。
6区
デンソーは浅羽加代選手が区間2位と好走し、大会新となる2時間16分37秒で圧勝。
全選手が区間4位以内という安定した結果でした。
中村萌乃選手が終盤にすさまじい追い上げを見せたユニバーサルエンターテインメントが2時間18分41秒で2位。
天満屋が2時間18分49秒で3位。天満屋の浦田佳小里選手も区間3位と悪くなかったのですが、中村選手が強かったですね。
ダイハツが4位。最高順位の更新はなりませんでしたが、存在感は示しました。
積水化学が5位。こちらも最高順位の更新はならなかったものの、一度はトップに立つなど健闘しましたね。
九電工が6位。久々の入賞。
大塚製薬が7位。
8位はヤマダ電機。初入賞だそうです。
そういえばアンカーはレベルが高かったですね。
ということでこれだけ。
全日本実業団女子駅伝 6区パフォーマンス歴代10傑 ※現在のコースのみ
20:48 石橋麻衣(デンソー) 2012年1位
20:51 中村萌乃(ユニハ゛ーサルエンターテインメント) 2013年1位
21:06 田中智美(第一生命) 2011年1位
21:14 垣見優佳(第一生命) 2012年2位
21:15 浅羽加代(デンソー) 2013年2位
21:23 浦田佳小里 2013年3位
21:26 坂本直子(天満屋) 2011年2位
21:29 山崎里菜(パナソニック) 2011年3位
21:29 井上彩花(大塚製薬) 2013年4位
21:31 松見早希子(第一生命) 2013年5位
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まだ3年目なので今年の記録が多いですが、それでも5つというのはレベルが高かったということでしょう。
時間が遅いので今日はここまで

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