日本選手権が終わりました。
生中継をしてくれたのはよかったのですが、触れられていない種目もありましたね。
記録は雨のため低調。特に終盤はテレビでも雨粒がはっきり見えるほどの雨。
これでは短距離は記録が期待できません。
何もこんなときに降らなくても…と思いました。
ではテレビで中継された種目を。
女子400mHでは8連覇がかかる久保倉里美選手(アルビレックス)と初優勝を狙う吉良愛美選手(アットホーム)の激しい争い。
終盤で久保倉選手が吉良選手を振り切り、56秒39で優勝。見事8連覇達成。
タイムが良くないと言っていましたが、昨年の優勝タイムは上回っていますし、気象条件も良くなかったので、そう悪い結果ではないでしょう。
2位には吉良選手が57秒27で入りました。
男子400mHでは岸本鷹幸選手(富士通)が49秒49で4連覇達成。
2位には終盤で追い込んだ中村明彦選手(スズキ浜松AC)が49秒95で入りました。中村選手は先日の十種に続いての2位。
男子110mHでは増野元太選手(国際武道大)が13秒58(+0.4)で優勝。これは日本歴代6位の好タイム。
また敗れたとはいえ2位の矢澤航選手(デサントTC)が13秒59とこちらも好タイム。
昨年インターハイを制した古谷拓夢選手(相洋高)が自身の持つ高校記録にあと0秒01とせまる13秒93で6位と健闘。
古谷選手は準決勝でも13秒99(-0.5)と13秒台を出しており、高校生としては史上最多の3度目の13秒台をマークしました。
男子400mでは金丸祐三選手(大塚製薬)が45秒69で圧勝。10連覇達成。
2005年といえばこのブログを始めた年ですね。そう考えると感慨深いものがあります。
女子5000mでは序盤からオープン参加のスターツの選手2人が飛び出し、日本人選手を引き離していく展開。
日本選手は1q3分10秒前後のペース。
2000mの通過が6分18秒。このあたりは翁田あかり選手(天満屋)が引っ張る展開。
4000mを過ぎたあたりで森唯我選手(ヤマダ電機)が前に出始めますが、その後4400mあたりで昨年優勝の尾西美咲選手(積水化学)がスパート。
そのまま後続を引き離しにかかります。
尾西選手はそのまま後続との差を広げて15分32秒74で優勝。最後はもう少しでオープン参加の選手に追いつくというところまで行きました。
2位には清水美穂選手(ホクレン)が15分39秒63で、3位には森川千明選手(スターツ)が15分39秒77で入りました。
松崎璃子選手(積水化学)は15分41秒12で6位でした。
男子もあまり速いペースではなく、集団で展開。中盤でばらけてくると菊地賢人選手(コニカミノルタ)が引っ張り、10000mを制した佐藤悠基選手(日清食品)がそれにつくという展開。
菊地選手のペースが落ちてくると、後続が迫ってきて、3700mあたりで八木沢元樹選手(明大)と村山紘太選手(城西大)が追い付きます。
しかし4000mあたりで八木沢選手は脱落。かわって昨年優勝の星創太選手(富士通)や木滑良選手(三菱重工長崎)が追ってきます。
残り500mを切ったあたりで村山紘太選手がトップに出ます。
しかし佐藤悠基選手も冷静につきます。その後すぐに佐藤選手もスパート。村山選手も終盤までくらいつきましたが、最後はふりきられてしまいました。
佐藤選手は13分40秒99.2位には村山選手が13分43秒16で入りました。序盤引っ張った菊地選手は13分44秒43で3位に入りました。
女子100mでは福島千里選手(北海道ハイテクAC)が11秒69(-0.3)で優勝。
終盤追い上げた土井杏南選手(大東文化大)が11秒72で2位に入りました。
男子100mでは前評判通り桐生祥秀選手(東洋大)が10秒22(+0.6)で入りました。
昨年優勝の山縣亮太選手が10秒27で2位。
時間が遅いので今日はここまで。
残りについてはまた明日。

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