オーダーが出ていましたね。
それでは初優勝を狙う栃木のオーダーを
1区に国体2位の八木沢元樹選手(那須拓陽)を起用。
実力的には当然、区間賞を狙える選手だと思います。
ここをトップで通過というのが理想ですが、最悪でもトップと僅差でつなげればいけるかなと思います。
参考までに
栃木県1区パフォーマンス歴代5傑 ※現コースのもの
20:09 宇賀地強(作新学院) 2005年3位
20:11 佐藤慎吾(作新学院) 2002年4位
20:14 渡邊公志(白鴎大足利) 2009年5位
20:22 横松優(佐野日大) 2008年10位
20:31 宇賀地強(作新学院) 2006年1位
持ちタイムを考えれば、八木沢選手は十分に19分台が出せると思います。これは狙ってもらいたいですね。
2区は栃木渡選手(大平中)がエントリー。
ジュニア五輪3000m5位の実績があり、こちらも区間賞候補の一人といっていいでしょう。
いい位置でタスキをもらえれば実力を発揮してくれると思います。
栃木県2区パフォーマンス歴代5傑
8:32 横手健(鹿沼西) 2009年2位
8:35 河野晴友(若松原) 2004年1位
8:43 宇賀地強(陽東) 2003年5位
8:48 日向野聖隆(大内) 2007年18位
8:55 横山築(芳賀) 2005年21位
コンディションにより左右される度合いが大きいので、一概にタイムでは言えない区間。
ただコンディション次第では好タイムが期待できます。
3区は的場亮太選手(順天堂大)。
立川で行われた某駅伝の予選会では今一つの結果でしたが、その後の記録会で10000mの自己記録を大幅に更新。
正月シーズンに駅伝を走っていないため、調整も十分なのではないでしょうか。
ここは殊勲の走りを期待したいですね。
栃木県 3区 パフォーマンス歴代5傑
24:18 宇賀地強(駒澤大) 2007年8位
24:24 宇賀地強(駒澤大) 2009年14位
24:34 相馬雄太(神奈川大) 2001年14位
24:37 安城充宏(富士通) 2002年16位
24:45 池田宗司(駒澤大) 2008年27位
栃木が最も苦手とする区間。
かつて区間ひとけた順位で走ったのは旧コースを含めても宇賀地選手ただ一人。
的場選手にはぜひ2人目になってもらいたいところ。
4区は塩谷桂大選手(那須拓陽)。
塩谷選手も12月の記録会で5000mの自己記録を大幅に更新するなど、勢いのある選手。
持ちタイムも決して悪くないですが、今の勢いを考えればそれ以上の力を発揮してくれる可能性も十分。ここはインフルエンザで欠場の大谷選手に代わって区間記録を狙ってもらいたいですね。
栃木県 4区 パフォーマンス歴代5傑
14:33 横手健(作新学院) 2010年5位
14:35 金子峻輔(作新学院) 2003年3位
14:36 池田宗司(那須拓陽) 2005年7位
14:37 宇賀地強(作新学院) 2004年3位
14:41 横松徹(佐野日大) 2009年7位
栃木の得意区間といえるかもしれません。
塩谷選手にも好走を期待しましょう。
5区は横手健選手(作新学院)。駅伝では持ちタイム以上の実力を発揮してきた横手選手ですが、今回は持ちタイムでもかなり上位にいます。ここは期待していい区間でしょう。
仮に4区まででトップでなかった場合にはここでトップに立ってほしいですね。
栃木県 5区 パフォーマンス歴代5傑
24:57 河野晴友(佐野日大) 2006年2位
25:10 河野晴友(佐野日大) 2005年4位
25:19 下重正樹(佐野日大) 2002年12位
25:32 横松優(佐野日大) 2009年14位
25:39 高橋秀昭(佐野日大) 2003年15位
6区は豊田昂暉選手(中村中)。
持ちタイムは9分12秒18と平凡ですが、栃木県中学駅伝では1区区間賞の実績があります。
それを考えると持ちタイムなんてあってないようなもの。栃木の秘密兵器といってもいいでしょう。
7区は宇賀地強選手(コニカミノルタ)
ニューイヤー駅伝ではルーキーながらエース区間を務めるなど、その実力はだれもが認めるところ。
トップと10秒差以内なら宇賀地選手に分があると思います。
と以上が妄想込みの栃木県優勝プランですが、ほかの優勝候補の動向をちょっと見てみると
バランス良く強い選手を配置しているのが兵庫。
1区には高校駅伝1区区間賞や世界ジュニア5000m7位などの実績のある西池和人選手(須磨学園)を起用し、5区には新庄翔太選手(西脇工)と13分台の選手が二人。6区にはジュニア五輪3000m6位の藤原選手、アンカーには北村聡選手(日清食品)を起用しています。
中学生高校生が強いのが鹿児島。
特に高校生の持ちタイムは史上最強です。中学生では2区にはジュニア五輪3000m2位の坂本大志選手(阿久根中)がおり、序盤で勢いに乗れば強そうですね。
逆に一般区間が強いのが長野。
村澤明伸選手(東海大)が3区、上野裕一郎選手(エスビー食品)が7区できっちり固めています。
優勝回数が多いだけに勝ち方を知っているチームですから、ちょっと手ごわいですね。
ちょっとオーダーが面白いのが広島。
1区に箱田幸寛選手(世羅)を起用。1年生が1区というのは珍しいですね。
1区が混戦になれば、相当有利になるでしょう。
2区には全日中3000mを制した城西廉選手(世羅西中)を起用し、3区には岡本直己選手(中国電力)と強力です。
アンカーには鎧坂哲哉選手(明治大)が控えており、序盤で勢いに乗れれば、相当強いのではないかと思います。
栃木関連選手が2人出場するのが千葉。
3区には菊池昌寿選手(富士通)、アンカーには阿久津尚二選手(富士通)が起用されています。この両選手にも頑張ってもらいたいですね。
ちなみに千葉は中学生が強そうです。
時間が遅いので今日はここまで。

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