〜南関東大会の後半の話〜
昨日は前半の話だけで力尽きてしまったので、後半の話を。
〜19日の話〜
男子200mでは100mを制した梨本真輝選手(市立船橋)が21秒30(-0.9)で優勝。
ケンブリッジ飛鳥選手(東京)が21秒40で2位。
綱川隼人選手(市立船橋)が21秒43で3位と続きました。
21秒50を切った選手が3人というのもすごいですね。
男子800mでは三武潤選手(城西大城西)が1分54秒31で優勝。三武選手は連覇達成。三武選手はこの後世界ユース代表にも選ばれました。
5位までが1分55秒を切ってきましたね。
そして6位に滑り込んだのが出口翔選手(開成)。開成でインターハイ出場権獲得というのはすごいですね。
男子5000mWでは松永大介選手(横浜)が21分53秒48で優勝。
2位には三橋啓吾選手(成田)が21分54秒88で入りました。
男子走高跳では伊藤康仁選手(東海大望洋)が2m01を一回目でクリアして優勝。
2位には神奈川県大会を制した新堀泰選手(川崎市立橘)が同じ2m01で入りました。新堀選手は2年ぶりのインターハイ出場権獲得。
3位には刈田真人選手(希望ヶ丘)がやはり同じ2m01で入りました。刈田選手は昨年に続いてのインターハイ出場権獲得ですね。
男子やり投では神奈川県大会を制した海老原正樹選手(桐蔭学園)が65m16で勝ちました。
千葉県大会を制した滑川晃平選手(銚子商)が62m24で2位に入りました。
女子200mでは東京都大会を制した藤森安奈選手(東京)が24秒82(-0.2)で優勝。
100mを制した杉山遥香選手(相洋)が24秒83で2位に入りました。
6位の杉山奈誇選手(八王子)が25秒39、7位の高森真帆選手(東京)が25秒40、8位のオウイエ聖羅選手(川崎市立橘)が25秒41と6位争いがし烈でしたね。
女子800mでは福里秋帆選手(川和)が2分08秒77の好タイムで優勝。福里選手はこの後、世界ユースの代表にも選ばれました。
2位には平野綾子選手(横須賀)が2分09秒01の自己新で入っていますね。
東京都大会を制した鈴木翔子選手(白梅学園)が2分10秒13で3位。鈴木選手は昨年に続いてのインターハイ出場権獲得です。
6位の卜部蘭選手(白梅学園)が2分11秒88とレベルの高い争いでしたね。
女子走幅跳では藤沼朱音選手(希望ヶ丘)が5m78(-0.5)の自己新で優勝。
2位にはやはり1年生の利藤野乃花選手(白梅学園)が5m77(+1.2)で入りました。
利藤選手は1回目にこの記録を出すと2回目以降は跳ばず、リレーに備えた感じでしたね。
両選手とも中学時代から注目されてはいましたが、1年生が1位2位というのはすごいですね。
〜20日の話〜
男子110mHでは高畠匠選手(東京)が14秒60(-3.2)で優勝。
高畠選手は予選で14秒99(-3.8)、準決勝で14秒47(-2.3)と向かい風が強い中で14秒台を3つそろえてきました。
これはすごいですね。
なお高畠選手は世界ユース代表に選ばれました。
飯島雅人選手(駒場)が14秒77で2位。飯島選手は昨年に続いての2位。
千葉県大会を制した竹吉大記選手(市立船橋)が14秒80で3位に入りました。
白田耕平選手(東京)が15秒05で6位に入り、白田選手は3年連続のインターハイ出場権獲得。
インターハイ出場権獲得の6人のうち竹吉選手を除く5人を東京都勢が占めました。
男子3000mSCでは宮下紘一選手(駒大高)が9分15秒76で勝ちました。
男子三段跳では赤池拓哉選手(甲府工)が14m86(+2.4追い風参考)で優勝。
赤池選手は6回目にこの記録を出して1回目に14m85(+0.8)を跳んでトップだった小林大気選手(柏日体)をわずか1cm上回り優勝。
今大会、男女を通じて唯一の山梨県勢の優勝者となりました。
また山梨県男子では唯一のインターハイ出場権獲得。
赤池選手はファールなしですが、6回中5回が追い風参考となってしまい、公認では14m30(+0.9)にとどまりました。まあ追い風参考といっても3mは超えていませんから、公認でも十分にこれだけの記録は出せるとみていいでしょう。
男子円盤投では佐藤光一選手(松が谷)が45m89の大会新で優勝。
2位には大山優汰選手(東京)が45m08で入るなどレベルの高い争いでした。
砲丸投げを制した筒井崇広選手(成田)が43m63で3位に入っていますね。
男子4×400mRでは東京が3分14秒20で優勝。東京は両方のリレーを制覇。
4位までが3分15秒を切るというレベルの高い争い。
通過ラインは3分15秒54となり、成田は3分15秒86をマークしながらもインターハイ出場権獲得はなりませんでした。
女子3000mでは千葉県大会を制した小崎裕里子選手(成田)が9分17秒16で優勝。小崎選手は昨年に続いてのインターハイ出場権獲得。
1500mを制した秋山桃子選手(白鵬女)が9分18秒41で2位に入りました。
この両選手は3位以下を10秒も引き離していますね。
3位は昨年この大会を制した内藤早紀子選手(市立船橋)で9分28秒91、4位には出水田眞紀選手(白鵬女)が9分31秒68で入りました。出水田選手は1500mのリベンジに成功。
5位には上原明悠美選手(白鵬女)が9分34秒81で入り、白鵬女は3人ともインターハイ出場権獲得。
女子100mHでは千葉県大会を制した野瀬まどか選手(市立船橋)が14秒21(-1.5)で優勝。
野瀬選手は3年連続のインターハイ出場権獲得ですね。
女子砲丸投では樋川仁子選手(弥栄)が13m11で優勝。
やり投を制した山内愛選手(小田原城北工)が12m54で3位に入っていますね。
1位から5位までを神奈川県勢が占めました。
女子七種競技では走高跳を制した伊藤明子選手(田園調布学園)が4475点で優勝。
2位には走幅跳を制した藤沼朱音選手(k坊がおか)が44m71で入りました。
1年生が混成競技で1位2位というのはすごいですね。
3位に津吹アイリ選手(弥栄)が4301点で続き、最後の4位が大接戦。
4位から7位がわずか10点差というすさまじい争いでしたね。
4位に入ったのは水本有香選手(明中八王子)で4227点。
5位の馬場つぐみ選手(東京)も4227点でしたが、種目別の得点を比べると、水本選手が4勝、馬場選手が3勝となり、わずかな差で水本選手の勝ちとなりました。
5位には熊谷あずさ選手(希望ヶ丘)が4224点で入り、5位には小谷野芽衣選手(狛江)が4217点で入りました。
この結果3年生がインターハイに出場できないという混成競技としては珍しい結果になりました。
女子4×400mRでは相洋が3分46秒77の好タイムで優勝。
相洋は両方のリレーを制覇。この結果、杉山遥香選手は3冠達成ですね。
とりあえず今日はここまで。

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