さて昨日戻ってきたので、本日よりブログ再開です。
今回のテグの世界選手権観戦は28日のみで、あとはほとんど移動日だったという結構間抜けな話だったのですが、まあとりあえず見たものを中心に。
〜28日の話〜
十種競技の男子110mH
右代選手を見ました。写真も撮ったのですが、あまりうまくとれていませんでした。
男子110mH予選
特定の国の応援団(?)のマナーの悪さにかなり腹が立ちました。
男子400m予選
金丸選手が登場。とりあえず「金丸頑張れ!!」と叫んでみましたが、金丸選手に届いたかどうかは不明。
まあとにかく予選は突破。
女子100m
福島千里選手が登場。
準決勝進出を決めて、笑顔でしたね。
午後の部
十種競技の男子棒高跳が続いており、しばらくそれを観戦。
地元の韓国選手が次々と自己記録を更新したので、大歓声でした。
十種競技の男子やり投
右代選手が登場。1回目ファール、2回目67m73、3回目ファールと今一つ力を出し切れなかった感じではありましたが、右代選手は納得しているような表情でした。
ようやく決勝種目の話
女子走幅跳ではReese選手(米国)が6m82(+0.1)で優勝。
最初にこれを跳んだあとはすべてファールになってしまいましたが、逃げ切り。
ただ優勝記録としてはかなり低調となってしまいました。気象条件がそれほど悪かったわけではないので、残念な結果でしたね。
予選で6m86をマークしていたMaggi選手(ブラジル)は6m17(+0.6)で11位となり、本来の力を出し切れませんでしたね。
またJimoh選手(米国)は3回ともファールとなってしまい、最後のファールの後は泣き崩れるシーンも。
女子円盤投では昨年のコンチネンタルカップを制した李艶鳳選手(中国)が66m52で優勝。
2位にはミューラー選手(ドイツ)が65m97で入り、3位にはBarrios選手(キューバ)が65m73と3位までわずか79cm差という接戦でした。
男子10000mではジェイラン選手(エチオピア)が最後に驚異的なスパートを見せ、先行するファラー選手(ケニア)をかわして27分13秒81で優勝。ジェイラン選手の最後の1周は52秒台と10000mのラスト1周としては史上最速だそうです。
ファラー選手も見るからにスピードが出ている感じだったのですが、それをかわしてしまったジェイラン選手の最後の追い込みは本当に激しかったですね。
3位にはメルガ選手(エチオピア)が27分19秒14で入りました。
日本の佐藤悠基選手は私が走幅跳に気を取られているすきにかなり遅れてしまい、結局29分04秒15で15位でした。
また10000mでベケレ選手(エチオピア)は途中棄権。ベケレ選手は10000mでは初の敗北となりました。
男子100mではブレイク選手(ジャマイカ)が9秒92(-1.4)で優勝。
ボルト選手(ジャマイカ)はフライングで失格となってしまいました。
これについていろいろと意見があるようですね。
私は昔の「各自1回まではフライングをしてもいい」ルールでいいのではないか、派ですね。
せっかく競技場に行っても、お目当ての選手がフライング失格でした、では、競技の発展を阻害するような気がします。
そもそもフライングというのは一発で失格にしなければならないほどの重い罪なのでしょうか?
もちろん専門家の方からすれば別の意見があるのかもしれません。
ただ比例原則という観点からすればちょっといびつなようにも思えます。
29日の話
祝・室伏広治選手 男子ハンマー投優勝!!!!室伏広治選手が男子ハンマー投で見事優勝。これで室伏選手は世界選手権で金銀銅すべてのメダルをそろえたことになりますね。
6投目にパルシュ選手(ハンガリー)がかなり大きい投擲をしたときはちょっと焦りましたが、6cm差という大接戦の末、見事に優勝。
本当に素晴らしいですね。
男子選手では史上最年長の金メダルだそうです。
男子棒高跳ではWojciechowski選手(ポーランド)が5m90の自己新で優勝。試技数差での勝利でした。
Borges(キューバ)が入りました。こちらも自己新でしたね。
今季安定していたLavillenie選手(フランス)が5m85で3位に入りました。優勝は逃したものの、5m85まではすべて一発で決めるなど、やはり安定しているところを見せましたね。
澤野大地選手は5m65で14位でした。
女子砲丸投ではAdams選手(ニュージーランド)が21m24の自己新で優勝。3連覇達成です。
ちなみに21世紀に出された記録としては今のところ最高記録だそうです。
オスタプチュク選手(ベラルーシ)が20m05で2位に入りました。
女子400mではモンショー選手(ボツワナ)が49秒56のボツワナ新記録で優勝。
アリソン・フェリックス選手(米国)が49秒59で2位に入りました。
男子110mHではリチャードソン選手(米国)が13秒16(-1.1)で優勝。
劉翔選手は13秒27で2位でした。
女子100mではジーター選手(米国)が10秒90(−1.4)で優勝。米国の選手のこの種目の優勝は2005年以来6年ぶり。
キャンベル選手(ジャマイカ)が10秒97で2位。
フレイザー選手(ジャマイカ)は10秒99で4位でした。
時間が遅いので今日はここまで。

8