今年も始まりました高校駅伝都府県予選シリーズ。
〜秋田県の話〜
16日に行われた秋田県の話
女子
1区では2年ぶりの出場を目指す大曲の児玉柚稀選手が区間賞で先手を取ります。
20秒差の2位で花輪の佐々木香穂選手が通過。
2位と3位との差は1分以上あり、早くも2強対決の様子。
2区でも大曲の佐藤汐莉選手が区間賞の快走。2位との差を広げます。
しかし、花輪の児玉絵里選手も7秒差の区間2位と踏ん張り、追走。
3区では花輪が反撃。阿部杏和選手が区間賞の快走で、トップから12秒差まで追い上げます。
しかし大曲の石山由佳選手も区間2位と粘り、トップをキープ。
この時点で3位にあがってきた秋田中央と2位の花輪との差はすでに4分53秒もありますからいかにこの2チームが突出しているかわかりますね。
4区ではトップを行く大曲の永代瑠衣選手はここで区間賞。一気に2位との差を広げます。
花輪の沢田里佳選手も区間2位と粘りますが、ここで差が44秒に開いてしまいました。
5区ではトップを行く大曲の熊谷千鶴選手が区間賞で締めて、大曲が1時間13分24秒で優勝。
花輪が1時間14分47秒で2位。
3位には秋田中央が入りました。2位と3位との差が6分13秒もあるというのがすごいですね。
男子
男子も2強対決の構図でしたね。
1区では13連覇中の秋田工の奥村恭平が区間賞で先手を取ります。
しかし国体にも出場した花輪のエース・小板橋海渡選手も1秒差の2位と食らいつきます。
2区では板橋賢吾選手(花輪)が区間賞の快走でトップを奪います。
しかし、秋田工畠山亨太選手も区間2位と粘り、3秒差で追走。
3区ではトップを行く花輪は小板橋天斗選手が区間賞の快走。
秋田工の阿部将大選手は区間3位となり、2位はキープしたものの、ここで40秒差に開きます。
4区
トップを行く花輪は斉藤亮選手も区間賞。ここで秋田工との差を1分13秒にまで広げます。
5区
花輪は阿部啓明選手が区間2位と手堅くつないでトップをキープ。
秋田工は花田太一選手が区間賞で追い上げ、逆転に望みをつなぎます。
6区
花輪は三ケ田拓未選手が区間賞こそのがしたものの2秒差の区間2位と好走。トップをキープ。
秋田工は萩野孝広選手が区間賞で追い上げますが、2秒縮めたにとどまりました。
7区
花輪の最後は藤井卓選手が区間賞で締めて2時間12分02秒で花輪が14年ぶりの優勝。
これはあの松宮隆行選手、松宮祐行選手がいたとき以来。今回と構図が似ていますね。
2位には秋田工が2時間13分28秒で入りました。
〜宮城県の話〜
男女ともに仙台育英が優勝。
震災の影響でコース変更があったそうです。いくら距離が少し短いとはいえすさまじいタイムでしたね。
男子
1区では土屋貴幸選手(仙台育英)が31分07秒でトップ。
8秒差の2位で東北の渡邉利典選手が通過。
インターハイ1500m7位の三宅一輝選手(利府)は31秒差の4位。
2区では吾妻佑起選手(仙台育英)が2位に33秒もの差をつける快走。一気に後続を突き放します。
東北の布田直也選手、利府の小玉浩平選手ともに区間2位タイの同タイムだったため、東北が2位、利府3位は変わらず。
3区では仙台育英はインターハイ5000m5位の服部勇馬選手がただ一人22分台となる22分59秒で区間2位に何と2分18秒もの大差をつけます。
4区の服部弾馬選手も区間2位に1分38秒差とすさまじい走りを見せ、この二人で勝負を決めた感じですね。
5区でも仙台育英は郷右近辰也選手が区間賞、6区のHiram Ngatia選手も区間賞でつなぎ、最後はインターハイ5000m10位の一色恭志選手が13分55秒と区間2位を大きく突き放す走り。
終わってみると2時間02分17秒というとてつもないタイム。確かに距離は42.1kmと少し短いのですが、それでも2分台はすごいですね。
アンカーで東北をかわした利府が2時間10分36秒で2位。
3位が東北となりました。
女子
1区では吉田夏実選手(仙台育英)が18分54秒というすさまじいタイム。
2位の佐藤早也伽選手(常盤木学園)も19分28秒と好タイムでしたが、それでも34秒も離されてしまいました。
しかし佐藤選手も3位とは58秒も差がありますから、これもすごいことです。
仙台育英は2区の堀川倫選手も区間賞。それどころか区間1位になんと1分10秒差をつけます。
3区は今年の都道府県対抗女子駅伝の3区区間賞の関根花観選手がやはり区間賞の快走。
4区の北山愛理選手、5区のワイディラ選手と区間賞でつなぎ、1時間05分32秒とこちらもとてつもない記録。
2位との差は実に25分28秒…
これはすごいですね。
※宮城県の話を修正。
時間が遅いので今日はここまで。

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