日本ジュニア選手権、日本ユース選手権が終わりました。
それでは最終日の話を。
〜日本ジュニア選手権の話〜
男子200mはインターハイ4位のケンブリッジ飛鳥選手(東京)が21秒21(-0.2)で優勝。
木村賢太選手(杵築)が21秒37で2位。木村選手は準決勝では21秒26(+0.6)をマークしていますね。
3位には寺田優志選手(平成国際大)が21秒41で入り、4位の寺田健人選手(栄徳)、同じく4位の竹下裕希選手(早稲田大)と3人が同タイムでした。3選手とも準決勝のほうがタイムがよく、それぞれ21秒26(+0.6)、21秒22(+1.4)、21秒23(+0.6)でした。
昨年の優勝者で、100mを制した山縣亮太選手(慶応大)は準決勝で失格、梨本真輝選手(市立船橋)は欠場でした。
男子400mHでは宮寺剛選手(明治大)が50秒79で優勝。
インターハイを制した岡田壮平選手(名古屋)が51秒53で3位に入っていますね。
男子走高跳では日本インカレ3位の元吉雄基選手(東海大)が2m15を一回でクリアして優勝。
インターハイを制した平龍彦選手(浜松市立)が2m15を2回目にクリアして2位に入りました。
国体少年共通を制した山中亮磨選手(鹿児島商)が2m09で3位と高校生が健闘しましたね。
男子走幅跳は接戦。
林風汰選手(早稲田大)が7m35(+0.3)で優勝。
インターハイと国体を制した高政知也選手(東海大浦安)が1cm差の7m34(-0.1)で2位。
3位には嶺村鴻汰選手(筑波大)が7m33(+0.4)で入るなど、1位から3位までわずか2cm差でした。
男子ハンマー投では国体少年Aを制した墨訓熙選手(起工)が66m38の大会新で優勝。
高校生ながら大学生を抑えての見事な優勝でした。
インターハイを制した根本太樹選手(霞ヶ浦)も62m55で4位と健闘しましたね。
女子200mでは100mを制した木村茜選手(京都橘)が24秒35(0.0)で優勝。
2位には三代友紀選手(大分雄城台)が24秒42、3位には伊藤瑞希選手(四日市商)が24秒46で入ったため1位から3位までは100mと全く同じ顔ぶれに。
インターハイを制した小久保遥奈選手(宮崎北)が24秒76で4位に入っていますね。
大学生では、今大会400mを制した長谷川美里選手(日体大)が24秒92で6位に入ったのが最高と高校生が圧倒していましたね。
女子400mHでは西野愛梨選手(東京学芸大)が59秒73で優勝。
インターハイ2位の西田文香選手(北摂三田)が59秒88で2位に入りました。
西田選手は400mでも3位に入るなど大活躍でしたね。
女子走幅跳では国体成年および日本インカレで2位に入った五十嵐麻央選手(福島大)が6m06(-0.1)で優勝。
インターハイを制した宇都宮絵莉選手(園田学園)が5m98(+0.2)で2位。
国体少年Aで2位の須田有加選手(國學院栃木)が5m75(+0.5)で6位に入っていますね。
女子砲丸投ではインターハイを制した松田昌己選手(西武台)が14m18で優勝。
円盤投を制した中田恵莉子選手(中京大)が13m93で2位。
昨年優勝の佐藤友佳選手(東大阪大)は13m76で4位でした。
〜日本ユース選手権の話〜
男子200mでは1位から4位までが大会新という恐ろしい事態に。
世界ユース4位のの橋元晃志選手(川薩清修館)が20秒82(0.0)の日本ユース新記録で優勝。とはいえもともとの記録は橋元選手自身が九州高校新人で出した20秒85ですが。
橋元選手はこれで20秒台が3度目。高校2年生としてはもちろん史上最多。来年は高校最多を目指してもらいたいところ。
2位には100mを制した大瀬戸一馬選手(小倉東)が21秒12で入りました。
男子200m 日本ユース選手権パフォーマンス歴代30傑
20.82(+0.0) 橋元晃志(川薩清修館) 2011年1位
21.12(+0.0) 大瀬戸一馬(小倉東) 2011年2位
21.16(+0.0) 金森和貴(松江北) 2011年3位
21.21(+1.6) 橋元晃志(川薩清修館) 2011年準決勝
21.21(+0.0) 河室裕貴(名古屋) 2011年4位
21.22(-0.7) 金森和貴(松江北) 2011年準決勝
21.33(+1.3) 女部田亮(東京) 2008年1位
21.33(+1.0) 梨本真輝(市立船橋) 2010年1位
21.34(+1.0) 大瀬戸一馬(小倉東) 2010年2位
21.34(-0.7) 河室裕貴(名古屋) 2011年準決勝
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21.44(-0.7) 愛敬彰太郎(桑名) 2011年準決勝
21.45(+1.6) 小木萌人(東京学館浦安) 2011年準決勝
21.46(+1.6) 諏訪達郎(四日市工) 2011年準決勝
21.46(+0.0) 魚里勇介(滝川二) 2011年5位
21.48(+0.9) 八木維信(長崎日大) 2009年予選
21.48(+1.6) 魚里勇介(滝川二) 2011年準決勝
21.49(+1.8) 中村圭佑(東洋大牛久) 2008年2位
21.51(+0.0) 愛敬彰太郎(桑名) 2011年6位
21.52(+1.0) 北村拓也(皆実) 2010年3位
21.53(+0.0) 諏訪達郎(四日市工) 2011年7位
----------------------------------------------------------20
21.55(+1.2) 梨本真輝(市立船橋) 2010年予選
21.55(+1.5) 愛敬彰太郎(桑名) 2010年予選
21.57(+1.1) 愛敬彰太郎(桑名) 2011年予選
21.60(+1.0) 愛敬彰太郎(桑名) 2010年4位
21.60(+0.1) 小木萌人(東京学館浦安) 2011年予選
21.61(+0.1) 金森和貴(松江北) 2011年予選
21.61(-0.7) 大瀬戸一馬(小倉東) 2011年準決勝
21.62(-0.8) 早水勇(桐蔭学園) 2007年1位
21.62(+0.8) 橋元晃志(川薩清修館) 2011年予選
21.62(+0.0) 小木萌人(東京学館浦安) 2011年8位
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今年の記録が多すぎてわけがわからなくなっていますね。
こんなにレベルが高いことはこの先しばらくなさそうな気がします。
書きかけですが、時間が遅いので今日はここまで。
いろいろと追加したため、こっちが書ききれなくなってしまいましたね。

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