関東高校駅伝の話
男子
1区
祝・横手健選手(作新学院) 区間賞獲得!!
1区では国体を制した横手健選手(作新学院)が昨年に続いての区間賞獲得。ただ一人30分を切る29分56秒をマーク。
6秒差の2位で白吉凌選手(埼玉栄)が通過。
同タイムの3位で石川颯真選手(佐野日大)、その1秒差の4位で塩谷桂大選手(那須拓陽)と栃木勢がなんと4位までに3人入るという大活躍を見せました。
さらに1秒遅れて5位で武田凛太郎選手(早稲田実)が通過。
その1秒差で田中拓哉選手(市立船橋)が通過、さらに2秒遅れて我那覇和真選手(東京実)と2位から7位までがわずか6秒差と大接戦でスタート。
吉澤雄喜選手(白鴎大足利)は30分24秒で11位。
島田直人選手(大田原)は31分59秒で37位。
大内悠也選手(文星芸大附)は32分33秒で43位でした。
2区
2区では5連覇を狙う埼玉栄の富越洸二朗選手が区間トップタイの好走でトップに立ちます。
国体少年Bを制した安井雄一選手(市立船橋)も同じく区間トップタイの快走を見せ、4秒差の2位浮上。
渡辺聖矢選手が区間5位にまとめた那須拓陽が3位浮上。佐野日大は国体少年B5位の栃木渡選手を起用しますが、4位に後退。しかし、トップからはまだ10秒差。
作新学院が5位。6位に早稲田実、7位に柏日体、8位に東京実と続きます。
白鴎大足利が9位浮上。
八千代松陰が10位浮上。
3区
祝・櫻岡駿選手(那須拓陽) 区間賞獲得!!
那須拓陽は栃木県大会でも素晴らしい走りを見せた櫻岡駿選手が区間賞の快走。一気にトップに立ちます。
埼玉栄の渡邉諒選手が区間2位と粘り、7秒差の2位。
作新学院の浅石祐史選手が区間3位と好走し、3位に浮上。トップからは47秒差。
柏日体が4位浮上。トップからはちょうど1分差。
5位には佐野日大。桐原翔太選手が区間15位と本来の力を発揮できなかったのが少し残念ですが、4位からは3秒差に踏みとどまりました。
白鴎大足利が6位浮上。茂木亮太選手は区間9位ではあったものの、24分台にまとめ、順位をあげてきました。
市立船橋は7位に後退。ただ4位から7位まではわずか12秒とまだまだ混戦。
4区
埼玉栄が再びトップに立ちます。
那須拓陽は藤井瞭選手を起用しますが、力を出し切れなかった印象。ただ、トップからはまだ7秒差。
ここで市立船橋が3位浮上。金子陽央選手は区間3位と好走。
作新学院は4位に。ただし、3位までは4秒差と粘ります。
白鴎大足利は5位浮上。生澤佑樹選手が区間5位とまずまずの走り。ここから白鴎大足利の本格的な追い上げスタート。
八千代松陰の高橋遼太選手が区間2位と好走し、5人抜きを見せて6位浮上。
佐野日大は7位。
この区間では見廣雄一選手(拓大一)が区間賞。16位から4人かわして12位に。
5区
埼玉栄はトップをキープ。ただし、この区間は区間21位と振るわず。
那須拓陽は2位キープ。残念ながらこの区間では埼玉栄との差を詰めることはできませんでした。
白鴎大足利は下山哲史選手が区間賞まであと2秒の区間3位と好走。3位まで上げてきます。
作新学院の伴雄介選手は区間6位と粘り、下山選手にはかわされたものの、市立船橋をかわして4位を死守。また3位までは1秒差。
市立船橋が5位。
同じく5位で八千代松陰が中継。
花沢拓己選手が区間賞の快走を見せた柏日体が7位に浮上。ここは千葉が1秒差に3チーム固まるという面白い展開に。
佐野日大は8位。5位集団からは5秒差。
6区
埼玉栄はトップをキープ。
祝・八下田弘輝選手(白鴎大足利) 区間賞獲得!!
白鴎大足利は八下田弘輝選手が区間賞の走りで猛追。35秒あった埼玉栄との差を一気に14秒にまで縮めてきます。
八千代松陰が3位浮上。花澤賢人選手は区間2位と好走。
4位に柏日体。
佐野日大の小林竜馬選手が1年生ながら3人かわして5位浮上。
那須拓陽は6位に。
作新学院はここで9位に後退。
7区
祝・英木昌人選手(白鴎大足利) 区間賞獲得!!
アンカーには県大会では1区を務めた英木昌人選手をおいた白鴎大足利に分がありました。英木選手は区間賞の快走を見せ、埼玉栄をかわして2時間08分36秒で見事優勝。
栃木勢の地区大会の優勝は2006年の那須拓陽以来5年ぶりの快挙。白鴎大足利としては初優勝となりました。
2位には2時間08分44秒で埼玉栄、3位には千葉県大会を制した八千代松陰が2時間09分00秒入りました。
佐野日大が2時間09分19秒で4位。アンカーの吉成祐人選手は区間3位と好走。
那須拓陽が2時間09分22秒で5位。アンカーの君島亮太選手は柏日体をかわして5位にあげました。
柏日体が6位。
作新学院は9位でした。
しかし10位以内に栃木のチームが4チームと大活躍でしたね。
女子
1区
祝・菊池文茄選手(那須拓陽) 区間賞獲得!!
1区では菊池文茄選手(那須拓陽)が区間賞の快走。
栃木県勢での関東高校駅伝1区区間賞は1997年の原裕美子選手以来14年ぶりの快挙。
6秒差の2位で山梨学院大附の鈴木千晴選手、さらに2秒差で白鵬女の出水田眞紀選手が通過。
その2秒後には伊奈総合の小林美貴選手と集団ではありませんが流れるように続いて行きました。
トップから12秒差の5位で茨城キリストの伊坂菜生選手、トップから18秒差の6位で荏田の森田詩織選手が通過。
昨年優勝の常磐は武田志帆選手がトップから26秒差の7位。
2区
2区では白鵬女の上原明悠美選手が区間賞の快走。トップを奪います。
那須拓陽は和久夢来選手が区間5位ではあったものの区間トップからは10秒差と粘り、総合でもトップから2秒差で中継。
荏田の森田香織選手が3人かわして3位に浮上。
茨城キリストの磯崎三生選手が荏田にはかわされたものの、伊奈総合と山梨学院大附をかわして4位に浮上。
常磐は加藤千尋選手が区間3位と好走し、5位浮上。
1区10位と出遅れた秦野は佐藤ひとみ選手が区間2位と好走し、4人かわして6位浮上。
この時点で3位から6位までは10秒差と接戦。
山梨学院大附が7位、柏日体が8位。
3区
白鵬女は川瀬紫織選手が区間2位と好走。トップをキープ。
那須拓陽は高橋結衣選手を起用。区間8位となり、2位をキープ。
常磐が3位に浮上。
茨城キリストは常磐にはかわされたものの、荏田をかわして4位をキープ。
市立船橋の内藤早紀子選手が区間新となる素晴らしい走りで、8人をかわして5位浮上。
区間2位の川瀬選手に27秒差をつけるなど圧倒的な走りでしたね。
秦野が6位をキープ。
荏田が7位とはいえ秦野戸は同タイム。
柏日体の内藤香菜選手は順位をあげることはできませんでしたが、区間3位と好走。
山梨学院大附の青葉愛選手は区間5位で走ったのですが、後ろから市立船橋と柏日体が来たために、結果的に順位を落とすことに。しかし、それまでの前との差は詰め、この時点で5位から9位までは6秒差と大接戦。
4区
白鵬女は丹羽七海選手も区間2位と好走し、トップをキープ。
那須拓陽は山田凛選手が区間5位となり、2位をキープ。
山梨学院大附の矢田貝美咲選手が区間賞の快走を見せ、6人抜き。一気に3位まで上げてきました。
常磐が4位。
秦野が5位浮上。
茨城キリストが6位。7位に柏日体となります。
5区
アンカーでは白鵬女はエースの秋山桃子選手が区間賞。1時間09分09秒の好タイムで優勝。
那須拓陽は阿久津有加選手が5000mで15分台のタイムをもつ田中結女選手(山梨学院大附)の追撃を凌ぎ切り、1時間10分39秒で2位。
優勝はできませんでしたが、地区大会で2位というのはかなりの好成績。これは全国でも栃木県最高順位更新が現実味を帯びてきましたね。
山梨学院大附が3位。ある意味一番順位が激しく動いたチームですね。田中結女選手は区間3位。
柏日体が4位。アンカーの上杉真穂選手は1年生ながら16分台をマークし、区間5位と好走。
茨城キリストが5位。
秦野が6位。
常磐はエースの後閑美由紀選手が区間11位と力を発揮できず、7位。
常磐は全体的に調子が悪かった感じですね。合わせてこなかったのかもしれません。
時間が遅いので今日はここまで。
※25日午前1時ころ女子の話を追加しました。

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