12日に行われた中国女子駅伝の話
高校女子駅伝と似た区間割ですが、距離が微妙に違います。
1区 5.83km
1区では前川祐紀選手(鳥取中央育英高A)が19分28秒で区間賞。
2秒差の2位で昨年のインターハイ3000m4位の岡未友紀選手(安芸クラブ)が通過。
さらに2秒差で万代美幸選手(大阪学院大)、その1秒差で先月の久留米ロードレースを制した高橋奏選手(柳川クラブ)が通過するなど、1区は混戦のスタート。
その後、トップから12秒差で筑紫女学園の山下希望選手が通過。
その2秒差で垣津奈美選手(エディオン)が通過。
2区 5.0km
2区では近藤奈菜美選手(柳川クラブ)が区間賞の快走。
3人かわしてトップに立ちます。
鳥取中央育英高校Aは盛山鈴奈選手が区間3位と粘り2秒差の2位で通過。
その1秒差の3位で安芸クラブが通過。下花史佳選手は順位こそ下げた者の、区間2位と好走。
そこから21秒遅れて4位にあがってきたのがエディオン。
筑紫女学園が5位。京産大クラブが6位と続きます。
3区 3.0km
鳥取中央育英高校の岡本桃香選手が区間賞の快走。トップを奪い返します。
さらに佐々木伽歩選手が区間3位と好走した安芸クラブが2位浮上。トップとの差は16秒。
エディオンは石澤ゆかり選手が区間賞まであと1秒と迫る好走で3位浮上。トップからは23秒差。
筑紫女学園が4位に浮上。
5位には京産大クラブ、柳川クラブは6位。
4区2.4km
最短区間。
ここでは昨年区間賞の久保瑠里子選手(エディオン)が自身のもつ区間記録にあと1秒と迫る素晴らしい走りで、トップに立ちます。
久保選手は区間2位に25秒差をつけ、一気に勝負を決めましたね。
鳥取中央育英高校は濱本巴奈選手が区間4位と粘り、14秒差の2位で通過。
筑紫女学園は志垣杏奈選手が区間2位と好走し3位浮上。
安芸クラブは中学生の畑野愛華選手を起用するという斬新なオーダー。さすがに中学生には長かったのか4位に後退。しかしそれでも半分よりは上の順位ですから、たいしたものです。
京産大クラブが5位、柳川クラブが6位は変わらず。
5区 4.8675km
エディオンは比嘉由理選手が区間2位タイと好走し、1時間09分49秒で優勝。実業団の意地を見せました。
2位には鳥取中央育英高校が1時間10分05秒で入りました。
このタイムは高校生チームが出したタイムとしては歴代2位の好タイム。
3位には筑紫女学園が入りました。アンカーの園田聖子選手は区間賞の快走。この区間の高校生での15分台は重友梨佐選手以来7年ぶりの快挙。
筑紫女学園はエースの木村友香選手が千葉クロカンに出場、佐々木伽歩選手は安芸クラブで出場という高校駅伝出場メンバー2人を欠くなかでの3位は健闘と言っていいでしょう。1時間10分32秒も高校生チームとしては好タイム。
4位は安芸クラブ。アンカーはベテランの山田貴子選手。区間2位タイとさすがの走りでした。中学生から実業団16年目のベテラン選手まで面白いチームでしたね。
5位には京産大クラブが1時間11分09秒ではいりました。
前半で健闘した柳川クラブは8位。ただ高校生としてはまずまずの結果でしたね。
中国女子駅伝 高校生チームのパフォーマンス歴代5傑
1:09:38 興譲館高 2005年1位
1:10:05 鳥取中央育英高A 2012年2位
1:10:24 興譲館高 2004年1位
1:10:32 筑紫女学園高 2012年3位
1:10:42 北九州市立高A 2009年1位
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今年は高校生のレベルが高かったですね

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