blogを長いこと止めてしまいました。
おそらくしばらくの間は状況が劇的に改善されることはないでしょうけれど、そこで陸上の結果を追いかけることをやめてしまったところで、結局何も得るものはないことに気が付きました。
そういうわけでまた今日から再開しようと思います。
偶然にも5月25日は9年前に私がblogを始めた日でもあります。
あのときとはずいぶん状況は変わりましたが、相変わらずただの知ったかぶりです。
それでもまた応援していただければ幸いです。
関東インカレの話
最終日の話。
男子400mHでは昨年8位の橋本孝興選手(日大)が50秒38で優勝。
昨年7位の加藤誠也選手(筑波大)が50秒44で2位。
昨年の日本ジュニア選手権を制した清水翔太選手(国士舘大)が50秒80で3位、昨年6位の須貝充選手(国士舘大)が50秒81で4位と続きました。
男子800mでは先日日本新記録を樹立した川元奨選手(日大)が1分46秒97の大会新記録で圧勝。
序盤からトップに立つと、53秒で400mを通過。
そのまま一人で走り、1分46秒97の大会新。ほぼ独走でこのタイムというのがすごいですね。
ちなみに2位には岡田隆之介選手(日大)が1分48秒89の好タイムで続き、昨年2位の三武潤選手(日大)が1分49秒35で3位に入って日大が表彰台独占。
4位の田中言選手(早稲田大)が1分49秒81、5位の平塚祐介選手(城西大)が1分49秒98で5位と5位までが1分50秒を切る史上最高レベルでした。
なお序盤積極的な走りを見せた森本ジュンジ選手(平成国際大)は1分52秒47で8位でした。
この結果、この大会におけるパフォーマンス歴代10傑がこんな感じに。
男子800m 関東インカレ パフォーマンス歴代10傑 ※2014年まで
1:46.97 川元奨(日大) 2014年1位
1:48.06 ギタウダニエル(日大) 2009年1位
1:48.46 下平芳弘(早稲田大) 2006年1位
1:48.58 横田真人(慶応大) 2006年2位
1:48.61 横田真人(慶応大) 2009年2位
1:48.70 新井秀樹(日大) 1991年1位
1:48.89 岡田隆之介(日大) 2014年2位
1:49.04 横田真人(慶応大) 2008年1位
1:49.25 粟津良介(明治大) 2009年3位
1:49.35 三武潤(日大) 2014年3位
------------------------------------------------10
正直、下の方は怪しいです。ただ岡田選手が10傑に入ることは間違いないですね。
男子200mでは猶木雅文選手(中央大)が20秒52(-0.6)で優勝。
向かい風ながら大会歴代6位の好タイムですね。
ところでこの種目で1部の優勝タイムが2部の優勝タイムを下回ったのは史上初ではないでしょうか?
男子5000mは序盤から比較的速いペース。
最初は花澤賢人選手(順大)らが積極的に飛ばし、留学生2人がそれに続くような感じ。
そのうちにキトニー選手(日大)が前に出て引っ張ります。
1000mの通過は2分42秒。
この後しばらく、キトニー選手が先頭、連覇を狙うオムワンバ選手(山梨学院大)がすぐ後ろにつけるという状況が続きます。
2000mの通過は5分27秒。
このあたりで先頭集団は徐々に絞られてきます。
3000mの通過は8分12秒。
先頭集団は7人。
しばらくはキトニー選手、オムワンバ選手、服部勇馬選手(東洋大)、大六野秀畝選手(明大)、八木沢元樹選手(明大)、村山紘太選手(城西大)、横手健選手(明大)
が先頭集団を形成していますが、徐々に崩れ、3400mの時点では先頭集団はオムワンバ選手、キトニー選手、大六野選手の3人になり、後続が4人の集団に。
4000mの手前からオムワンバ選手がペースを上げ、少し間が空きます。
4000mの通過は10分58秒。
4600mの時点でオムワンバ選手とキトニー選手、大六野選手との間が約3秒。
オムワンバ選手はそのまま逃げ切り、13分36秒96の好タイムで連覇達成。
大六野選手が13分44秒13で2位に入りました。
キトニー選手が13分44秒85で3位。
最後にスパートを見せた八木沢選手が13分47秒19で4位、村山選手が13分49秒04で5位、横手選手が13分52秒63で6位と続きました。
10位までが13分台でしたね。
男子4×400mRでは東海大を中央大が大接戦。
しかしゴール直前で東海大がバトンを落とすというハプニング。
結局、しばらくしてから第4走者がバトンを拾いに行き、ゴールしたため、記録なしという結果に。しかしゴールはしたので、順位は付きました。
あとは4走にわたる少し前に日大と早稲田が接触というか、日大の選手が転倒しかけて早稲田の選手が巻き込まれた感じになったんですが、双方とも転倒はしなくてよかったです。
最終的には中央大が3分07秒02で優勝。
2位には日体大が3分07秒08で入りました。
日大が3分07秒93で3位、早稲田大が3分08秒51で4位と続きました。
男子1部以外の結果も書いておきましょう。
女子400mHでは羽角彩恵選手(早稲田大)が59秒21で優勝。
羽角選手は最初は抑え気味だったのですが、中盤から出てきましたね。
女子200mでは昨年2位の塩谷寛美選手(駿河台大)が23秒92(+0.7)で圧勝。優勝タイムが24秒を切ったのは4年ぶりの快挙。
2位には昨年の日本ジュニア選手権7位の高森真帆選手(青山学院大)が24秒26で入りました。
女子4×400mRでは日体大がアンカーの長谷川美里選手のすさまじい追い上げで優勝。タイムは3分43秒16でした。
2位には都留文大が3分43秒60で入りました。
4走で一度はトップに立った青山学院大は終盤でかわされて3分43秒77で3位。
接戦でしたね。
女子走高跳では加藤玲奈選手(東海大)と照井はるか選手(聖学院大)が1m73までノーミス。
ところが1m76は両者クリアできずジャンプオフに。
結局1m74をクリアした加藤選手が優勝、照井選手が2位となりました。
栃木県関連選手では土川萌子選手(早稲田大)が8位に入っていますね。
男子2部400mHでは松本岳大選手(慶応大)が51秒82で優勝。
松本選手は最初から飛ばしていき、最後は追い込まれましたが、逃げ切り。
10台目のハードルでバランスを崩しかけたんですが、それでも逃げ切ったところに執念を感じました。
2位には昨年インターハイ3位の坂本景選手(東学大)が51秒93で入りました。
3位には吉井豪選手(宇都宮大)が52秒47で入りました。
男子2部200mでは原翔太選手(上武大)が20秒41(0.0)の大会新で優勝。自己記録も更新。日本歴代11位(たぶん)の素晴らしい記録でしたね。
山縣亮太選手(慶応大)が20秒62で2位。山縣選手も従来の2部の記録を上回る好タイム。
3位に昨年インターハイ2位の小池祐貴選手(慶応大)が20秒90で入りました。
4位に八木維信選手(慶応大)が続き、慶応勢が2位から4位を占めました。
日付が変わる前に出したいので今日はここまで。

5