ゆらり、ゆらゆら
電車の旅。
車内から見える景色は流れていく。
緑に黄色、時折見える民家や山はこの町の景観を表して。
ゆらり、ゆらゆら
電車の旅。
車内に吹き込むそよ風は、ほてった体を冷やしてく。
ほんの少し冷たいそれは湖からの贈り物。
ゆらり、ゆらゆら
電車の旅。
車内に聞こえる音たちは、少女たちの笑い声。
昔々の友の声。
電車の音に、信号の音。
それら全てが子守唄。
それら全てが揺りかごで、
疲れた僕を揺らしてく。
ゆらり、ゆらゆら
電車の旅。
急に止まった子守唄。
旅の終わりを告げている。
ゆらり、ゆらゆら
電車の旅。
名残惜しげな僕はもう、
赤ん坊から一人の大人になっていた。
ゆらり、ゆらゆら
電車の旅。
疲れを抱いた旅人を優しく揺らす揺りかごが、
今日も揺れて歌いだす。
‘ゴールデンウィーク’ということで、電車の旅をしました。

と、いっても交通手段として乗っただけですが・・・。
たまに乗る電車はいいですね。
電車の中では時間を気にせずに、風景を眺めていられるんですから。

今日もそんな楽しい時間を満喫して来ました。
・・・それにしても、昼寝もしたかったですね。
それこそ時間がなかったり、安眠妨害があったりしてだめでしたが・・・。
なにはともあれ、今日は、自然をとても感じられた一日でした。
そして、今月のイベントが一つ、終わりました。

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