↓ 続編・sou16の物理学的な週末 〜sou16's Physical Weekends.
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2015/10/31
御存知の通り、僕は東京都心が大の嫌いです。
しかし、運命の悪戯で東京に暮らしているならば
一度くらい東京ならではの催事に参加しなければ損でしょう。
という訳で、午前中に勉強を済ませ、
東京メトロ日比谷線に乗って銀座駅へ。
ハロウィンじゃないですよ。
銀座四丁目バス停から都営バス都05系統に乗車。

やって来たのは東京国際展示場。
そう、東京モーターショー2015の真っ最中です。
先週は貨物フェスティバルに行きましたが、
今回はその鉄道の永遠の宿敵とも言える
自動車の大見本市に来てみました。
僕、実は自動車も結構好きです。
男の本能だからね、仕方無いね。
何故こんな遅い夕方に来たのかと言うと、
入場が日曜以外の16時以降であれば
今回から新たに導入されたアフター4入場券という
普通の入場券の半額以下の入場券を利用出来るからです。
基本的に入場無料の鉄道関連イベントとは違い、
自動車関連イベントは概して入場料が高いので
これまで敬遠してきたのですが、
今回はこの入場券もあって思い切って来てみました。
30分程並んで入場券を購入し、いざ入場します。

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2015/10/30
最近、足繁く生協第二食堂に通っているのですが、
今日は朝にピアノを弾きに行ってみました。
朝は人が少ないですね。
…というか、9時前頃まで僕一人だったのですが、
ホールの使用時間って何時からなのでしょうか。
確か8時頃にも弾いている人は居た筈なんだけど…
朝に弾くとその後の勉強も捗ってとても良いから
可能なら7時半とかから弾きたいんだけどな…
今日は授業後に物理学教室談話会に参加してみました。
談話会と言っても、その実は外部講師を招いた講演会です。
今回のテーマは
"A wave-particle duality at a macroscopic-scale:
the role of a path memory"
(目に見える大きさでの波と粒子の二面性―
軌跡の記録が果たす役割)
普通微視的(目に見えないくらい小さい)な系でしか見られない
波と粒子の二面性という量子論的現象を、
巨視的かつ簡単な実験装置で観測するというもの。
電子線の二重スリット実験の簡易版とかかと思いきや、
振動板で機械油を揺らしての定常波を作り、
磁場をかけて調和振動子型のポテンシャルを用意して
そこに荷電させた油滴を落とすと、
丁度中心力に従って動く量子論的粒子と同じように
軌道が量子化されるというのです。
あれ?量子論じゃなくてただの古典論じゃない?
と思ったら、古典的な系でも波と粒子の二面性が見えるという話であり、
良く見たら、タイトルにも"quantum"の字はありませんでした。
こんな簡単な実験で二面性が観測出来るんだな…
恥ずかしながら、英語の聴解力が貧弱過ぎて
タイトルにさえなっている
"memory"の意味が良く分からなかったので、
講演終了後に訊きに行ったら
「そういう簡単な質問こそ
質問タイムに訊いてくれれば良かったのに!
君はシャイだね。」
と言われつつも丁寧に教えて下さいました。
周りの院生からの視線が痛いもので…
とても面白いお話でした。
フランス訛りのキツい英語で聞き取り辛かったけど。
英語も勉強しなきゃな…

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2015/10/27
いつの話だという感じですが、
南東北旅行第2日目の日記を書き上げました。
こちらからどうぞ。
あー、思い起こしながら日記を書いていると
また会津に行きたくなってくるな…
幾ら北千住が東北方面への玄関口だと言っても
そう気軽に行ける運賃では無いのが辛い。
今日の物理学ゼミナールでは
僕の初めての発表がありました。
これまで数式フリーで寂しかったので
本文で挙げられていたモデルを
数式化して解析的に解いてみたりしました。
と言っても、反応速度論なので
物理というよりは化学ですが。
熱力学を使えば物理と言えなくも無いか…?
後は比喩表現で標準理論を引き合いに出したりして
何とか物理らしさを醸し出そうとしていました。

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