千葉県民→愛知県民
sou16の半田な日々 〜sou16's Daily Life in the Hometown.
2017/4/29
先週日曜日の日記を書き上げました。
こちらからどうぞ。
実は久し振りに房総半島へ行っていました。
今日は午後に大気の状態が不安定になるとの事だったので
大人しく図書館に籠って勉強。
この確率論的場の揺らぎの論文、
普通に難しくないですかね…
ずっと勉強詰めでは息が詰まるので
夕食はちょっと手を掛けてローストビーフ。
ローストビーフ本体は炊飯器で調理したので
殆ど放っておくだけだったけど、
かけるグレイビーソースが結構面倒臭い。
中々美味しかったけど、
もう少し脂のある肉でも良かったかな…

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2017/4/28
今日はALPSに提出する研究テーマの話し合いがありました。
ALPSは正式名称を「フォトンサイエンス・
リーディング大学院」と言い、
その名の通り光科学を志す修士学生に対して
東大の博士課程に進む事を条件に支給される奨学金の事。
その為、研究テーマは何かしらの形で
「光」に関係していなければなりません。
素直に連想されるものと言えば、
チェレンコフ光による宇宙線観測や
レーザーを用いた物性実験なんかがありそうですが、
当然の如く弊研究室では
そんな現実味のある事はやっていないのでありまして、
助教さんやD2の先輩も巻き込んで話し合った結果、
インフレーション後の宇宙の再加熱が良いんじゃない?
という話に。
一言で言えば、宇宙で最初の光がどう生まれたか、
光あれという事です。
究極のフォトンサイエンス…?
で、いきなりスカラー場の
確率論的揺らぎについての論文を2篇貰って
月曜日までに読んで来いと言われてしまいました。
いや、流石に明々後日はキツくないですかね…
助教さんと先輩の助け舟のお蔭で
式を全て追う事はせずに流れさえ掴めば良い
という事になりましたが、
横山さんのあの様子だと
恐らくは式も含めてガチで読ませようとしていた感が…
いや、まあ内容は普通に面白そうなのですが、
もうちょっとゆっくり読みたいよねぇ…
横山さんと会う度に話のネタが生じるこの状況を脱したい。
日記のネタには困りませんが。

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2017/4/27
今日は4月分のTA勤務表提出日でした。
このTA勤務表、勤務日と勤務時間を報告するのですが、
・勤務時間が12:00〜13:00を跨ぐ場合は
その時間を昼休みと(した体で記入)する事
・連続して7時間以上勤務する場合には
間に1時間の休憩を挟む(体で記入する)事
・週の勤務時間は10時間を超えない(体で記入する)事
・月の勤務時間は40時間を超えない(体で記入する)事
という(恐らくは労働基準法に触れない為の)縛りがあり、
これに合わせる為に報告する勤務時間を減らす羽目に。
しかも、それで尚
「このペースで記入されると
すぐTA用の予算が尽きてしまいますねぇ。」
との事。
予算少な過ぎでは。
しかし、そこで注意すべきなのは
院生が勤務時間を過小報告するように仕向ける事じゃなくて
与えられた予算内に収まるような勤務時間になる程度の
適切な仕事量を割り振る事ではないだろうか。
「TAは院生の教育目的も兼ねている」と言うけど、
こっちは高い授業料を納めているからそんなのは当然で、
それとは別に労働の対価として払うべきものは
きっちり支払うのが掟だと思うのですが。
それとも、こういうところから
社会勉強をさせているのだろうか…
取り敢えず、来月からはこの社会勉強を活かして
制限時間内に収まる程度に手を抜くよう心掛けます。

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2017/4/26
今日はarXivセミナーなるセミナーに
初めて参加させられしました。
arXivという、紙媒体としてはまだ出版されていない
最新の研究論文が投稿されている
物理学者専用の2ちゃんねるみたいなサイトがあって、
そこに上がっている論文の中で
面白そうなものを紹介するセミナーです。
本来は修士2年以上向けなのですが、
横山さんが奨学金用のテーマ決めに役立つから参加せよ
と言ってきたので参加する事に。
先輩の話では修士1年の参加は
横山さん本人が寧ろ推奨していないと聞いたのですが、
僕だけやけに風当たりが強くないですかね…
ちなみに、今日紹介された論文は、
重力波観測から推測される
中性子星連星の合体頻度を説明する為に、
中性子星-恒星の連星に於いて
そのまま恒星が超新星爆発を起こすと
その勢いで相方の中性子星が吹っ飛んでしまうので、
超新星爆発の前に恒星の外層が剥ぎ取られて
余り爆風が生じないような形になってから
重力崩壊して中性子星を形成する必要がある、
みたいな内容でした。
横山研の研究対象とは大分違う気が…
セミナーから間髪を容れずM1ゼミに。
今回は僕の発表で、ニュートリノの晴れ上がりや
中性子の凍結なんかをやりました。
長時間英語を喋っていると
段々呂律が回らなくなってくるのは何とかならないかな…
最初から大して回っていないのは言わないお約束。
脚注
※「arXiv」
cf. arXiv.org

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