2019/8/18
四国内陸旅行第3日目。
話題の清流仁淀川を巡ります。
6:30、起床。
朝食を済ませて出発です。
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道の駅大歩危まで来たところで
丁度JR土讃線普通大歩危行きが来たので撮り鉄。
良くぞこんな場所に鉄道を通したものです。
見た目は超ローカル線ですが、
このJR土讃線は高知への特急街道であり、
これが不通になったりすると
高知県は文字通り陸の孤島と化します。
今度は高知自動車道には乗らず、
国道439号でひたすら西へと向かいます。
昨日は酷道っぷりを存分に見せ付けてくれた与作ですが、
大豊ICから暫くの間はかなりの改装路です。
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途中で標識を見掛けて寄らずにはいられなかった早明浦ダム。
総貯水容量3億m3を超える四国の水瓶であり、
屡々渇水で話題になる全国的にも有名なダムです。
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このダムの建設にあたり、
上流の大川村は主要集落の大半が水没するとあって
猛烈な反対運動を巻き起こしました。
現在、大川村は離島と福島第一原子力発電所近辺を除くと
日本で最も人口の少ない村になっています。
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それだけの多大な犠牲を払ったにも関わらず、
このダムで得られる水の内、
高知県に配分されるのは何と僅か4%。
徳島県へ48%、香川県へ29%、愛媛県へ19%、
そして高知県へ4%という利水配分率は
四国に対立を残す一因にもなり、
元々は「四国はひとつ」と書かれる予定だった石碑も
「四国のいのち」に文言が変えられてしまいました。
To be continued.

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