PM2:30にハゲ丸・・・いや
カゲ丸氏と約束をする。
台風の影響で今日は雨になるという予報だ。
期待して約束の時間まで所用を済ます。
突然、彼からのメールが届く。
どうやら現場に居るようだ。
しかも、もうすでに一本獲っているという画像が届く。
・・・
とりあえず急いで現場に向かう。
現場は増水しており、このところ撃ち易かった状況から一変している。
どうやら奴はカバーの奥の奥の奥に居るようだ。
いつものコースをハードプラグで攻めてみるが何の反応も無い。
というより、ハードプラグでは狙うピンポイントには到底キャスト出来ない。
PM4:00
後二時間で暗くなる。
カゲ丸氏が午前中に獲ったというポイントに移動する。
ここでは6バイト中3バラシあったという。
ヒックリージョーでの地味な釣りが展開される。
はたから見ればとてもトップウォータープラッキングをやっている姿には見えない。
ボートポジションはいつもよりさらに近くリールなど必要無い位至近距離だ。
二人並んで奥の奥の奥の枝に引っ掛けたヒックリージョーをシェイクする。
ただ、目の前の枝はどうやってあそこにヒックリーをキャストすればいいのかわからない程やっかいだ。
目を瞑ってキャストした方が上手くいきそうな気もする。
仮にあそこに上手く入ったとしても、もしバスが出たらどうやって取り込めばいいのだろう・・・
などと余計な空想が脳裏をよぎる。
思った通りにバイトは続く。
が、フックアップに繋がらない。
これだけ酷使すればあっという間にヒックリーのガードはひん曲がる。
フックを研いでガードを直し・・・
果敢に奥の奥の奥を攻め続ける。
もうすでに陽は落ち辺りは薄暗くなっている。
あと一投・・・
あと一投・・・
もうヒックリーは見えない。

Balsa50 “Hickley Joe”#029&#112

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