2009/9/10

「中電帰れ」海上に怒声 反対漁民、阻止行動ドキュメント   上関原発関連ニュース

7時間を超えるにらみ合いの末、埋め立て工事初日の10日の作業が延期された上関原発計画(上関町)。平生町の田名埠頭(ふとう)から灯浮標(ブイ)を積み込もうとした中国電力に対し、反対派の漁民らは海上で阻止し、埠頭周辺では「原発絶対反対」というのぼりを30本以上立て、反対の声を上げた。【近藤聡司、内田久光、丹下友紀子】

 ◇反対漁民、阻止行動ドキュメント
午前6時(海上)

 上関町祝島の島民が漁船約30隻でブイが置かれた平生町の田名埠頭に集結。

7時半(海上)

 クレーン台船が埠頭沖に到着。漁船団が進路を阻み、埠頭沖100メートル付近でストップ。

7時54分(海上)

 中国電力上関原発準備事務所の松蔭茂男副所長が船上から拡声器を使い、反対派島民に進路を開けるよう1回目の呼びかけ。以降、午前9時から1時間おきに説得を続ける。

9時半(埠頭)

 参加した70人が、それぞれの思いを海上にいる中電へ叫ぶ。大学のサークルで被爆者とかかわってきたという山口大大学院1年、満江亮さん(24)は「都会に住む人や若い人が原発について考えなければいけない」。

11時(海上)

 中電が拡声器で船の移動を呼びかけ「30年以上、島根原発を安全に管理している。その電気を祝島にも供給している」と訴える。漁船から「勝手なことを言うな」と怒声。

同(埠頭)

 「帰れ」「中電帰れ」のコールが5分間以上続く。

正午(海上)

 中電が「原発は発電時に二酸化炭素(CO2)を出さない。ここから見える平生町の風力発電も同じだが、今(風が無くて)風車が止まっている。原発は止まることはない」。

同(埠頭)

 前県議の小中進さん(61)が「中電は原発について、CO2が出なくて地球温暖化対策になると言うが、放射能はどうなんだ。きちんと説明しろ」とマイクで声を張り上げる。

午後3時20分(埠頭)

 「今日の作業は中止します」と中電が発表すると、参加者から拍手。「戦いは明日もあさっても続く」とマイクで訴える男性も。

3時半(海上)

 「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の山戸貞夫代表が「中電の説得には、うそばかりの作文を聞かされるようであきれた。埋め立ては確実に海を壊す。これまでの阻止行動とは意味合いが違う」。

〔山口版〕http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090911ddlk35040470000c.html
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タグ: 毎日新聞

2009/9/10

上関原発の海面埋め立て開始 山口、反対派が抗議活動  上関原発関連ニュース

中国電力は10日、山口県上関町の上関原発予定地で、海面約14万平方メートルを埋め立てる工事の作業を始めた。ただ建設に反対する市民団体が漁船など約30隻を出して抗議し、この日に予定していた船舶に工事区域を知らせるためのブイの設置はできなかった。
 中国電力はブイの設置作業を11日以降に持ち越した。
 市民団体は早朝から「上関原発絶対反対」と書かれた旗を掲げた漁船などで予定地近くの岸壁に集まり、ブイを船に積み込む作業ができないようにした。中国電力は午前8時から午後3時まで、計8回にわたり拡声器を使って説得したが、団体のメンバーは「帰れ」「原発に安心はない」などと抗議。中国電力が10日の作業中止を発表すると、海上から拍手が上がった。
 周辺では国の天然記念物カンムリウミスズメが確認され、反対派が埋め立て中止を求めて訴訟を起こしている。中国電力は「生息に著しい影響は与えない」と説明している。
 埋め立ては陸地部分の造成に伴う土砂を投入する計画で、予定地全体の約33万平方メートルの造成には約5年かかる見通し。上関1号機は2010年度に着工、15年度の運転開始を目指している。

(中国新聞 初版:9月10日10時32分)
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2009091001000249_Science.html

2008年10月に山口県の出した埋め立て許可の期限は,1年です。
もうすぐ期限が切れます。
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