2009/11/10
上関埋め立て工事で中電が危険行為 上関現地情報
長島の自然を守る会の高島美登里です。
既にご存知の方は重複をお許し下さい。
上関原発の埋め立て工事で私たちが懸念していた
中電の危険行為による「事件」が起こりました。
現在、埋め立て予定地田ノ浦ではナメクジウオが生息し、
スギモク群落が繁茂する海域にコンクリートブロックを
投入する作業が強行されつつあります。
人間や生物の生きる権利を守るため、それに抗議しようとする
祝島やシーカヤッカーに対する中国電力の非道な行為は
断じて許すことができません。
中国電力はいつもと同じ手法で「事件」を矮小化・隠蔽し、
「人命救助」などと偽りの情報を流しています。
私たちは
1:この「事件」の真相を明らかにし、中国電力の偽装を糾弾する
2:これ以上、長島の自然を破壊させないため、
イ)現地での阻止行動
ロ)COP10に向けた全世界への発信
ハ)海鳥や海生生物・海藻など生態系の解明
に励みたいと思います。
ここしばらくは被害を受けた方に付き添いますので、病院でネットの送受信ができない環境です。
現地情報については、
http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/
をご覧下さい。
具体的な協力要請もアップされますので、皆さんのご支援を変わらず、お願いします。
以下、現地に居合わせた山戸孝さんの情報が書かれた記事を貼り付けます。
http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/
尚、緊急事態とのことで私が電話で伝聞して一部の方に、発信して頂いたものと若干食い違いがありました。
混乱を招きましたことをお詫びいたします。
(以下記事を貼り付け)
さきほど祝島島民の山戸孝君から電話が入りました。
すでにネット上で流れ始めている、田ノ浦でのシーカヤッカー負傷の件についてです。
以下、話した内容をまとめます。(追って、孝君からマスコミ向けの情報として文章をもらいます)
11月8日
今日も、昨日と同様に中国電力の作業台船や作業のサポートに入っている地元の漁船は、
クレーンのワイヤーにつるしたコンクリートのおもりを漁船やシーカヤックの頭上を通して作業を行ったり、作業阻止のために作業船に近づこうとするシーカヤックを竹の棒で突いて押し出すなど、危険な行為を続けていたようです。
今日の8時頃、このような作業に対する抗議行動として、シーカヤッカーの1人が作業台船のクレーンワイアーに手をかけていたところ、作業員4人に取り押さえられ、漁船の甲板に引き上げられました。そして、そのまま4人に手や足をおさえられ、腕で首を絞められて意識を失いました。台船による作業が終わるまで取り押さえられたのち、別のカヤッカーが助けに入り、救急車を呼び、病院に運ばれました。
命に別条はないようですが、首を絞められた影響で意識レベルが「低下」していましたが、現在はかなり回復してきました。
ただ、当面は入院する必要があるようです。
尚、以上のような出来事が起こっている間、出動の要請をしていたにも関わらず、海上保安庁は一度も現れず、カヤッカー負傷の事故が起こった後になって駆けつけてきたそうです。
10
既にご存知の方は重複をお許し下さい。
上関原発の埋め立て工事で私たちが懸念していた
中電の危険行為による「事件」が起こりました。
現在、埋め立て予定地田ノ浦ではナメクジウオが生息し、
スギモク群落が繁茂する海域にコンクリートブロックを
投入する作業が強行されつつあります。
人間や生物の生きる権利を守るため、それに抗議しようとする
祝島やシーカヤッカーに対する中国電力の非道な行為は
断じて許すことができません。
中国電力はいつもと同じ手法で「事件」を矮小化・隠蔽し、
「人命救助」などと偽りの情報を流しています。
私たちは
1:この「事件」の真相を明らかにし、中国電力の偽装を糾弾する
2:これ以上、長島の自然を破壊させないため、
イ)現地での阻止行動
ロ)COP10に向けた全世界への発信
ハ)海鳥や海生生物・海藻など生態系の解明
に励みたいと思います。
ここしばらくは被害を受けた方に付き添いますので、病院でネットの送受信ができない環境です。
現地情報については、
http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/
をご覧下さい。
具体的な協力要請もアップされますので、皆さんのご支援を変わらず、お願いします。
以下、現地に居合わせた山戸孝さんの情報が書かれた記事を貼り付けます。
http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/
尚、緊急事態とのことで私が電話で伝聞して一部の方に、発信して頂いたものと若干食い違いがありました。
混乱を招きましたことをお詫びいたします。
(以下記事を貼り付け)
さきほど祝島島民の山戸孝君から電話が入りました。
すでにネット上で流れ始めている、田ノ浦でのシーカヤッカー負傷の件についてです。
以下、話した内容をまとめます。(追って、孝君からマスコミ向けの情報として文章をもらいます)
11月8日
今日も、昨日と同様に中国電力の作業台船や作業のサポートに入っている地元の漁船は、
クレーンのワイヤーにつるしたコンクリートのおもりを漁船やシーカヤックの頭上を通して作業を行ったり、作業阻止のために作業船に近づこうとするシーカヤックを竹の棒で突いて押し出すなど、危険な行為を続けていたようです。
今日の8時頃、このような作業に対する抗議行動として、シーカヤッカーの1人が作業台船のクレーンワイアーに手をかけていたところ、作業員4人に取り押さえられ、漁船の甲板に引き上げられました。そして、そのまま4人に手や足をおさえられ、腕で首を絞められて意識を失いました。台船による作業が終わるまで取り押さえられたのち、別のカヤッカーが助けに入り、救急車を呼び、病院に運ばれました。
命に別条はないようですが、首を絞められた影響で意識レベルが「低下」していましたが、現在はかなり回復してきました。
ただ、当面は入院する必要があるようです。
尚、以上のような出来事が起こっている間、出動の要請をしていたにも関わらず、海上保安庁は一度も現れず、カヤッカー負傷の事故が起こった後になって駆けつけてきたそうです。
