火曜日から3泊4日で九州〜広島と、研修生の現地研修の引率で出張してきました。
はぁ〜疲れたぁ・・・でも、各研修場所で熱心に沢山質問をしてくれたり(まったく質問が無いのは相手にとても失礼ですから)、地元の卒業生が訪ねてきてくれたり、とても有意義で楽しい研修になりました。
・・・と、Bトレと関係のない話はこれくらいにして・・・
いよいよTXの屋根です。
交直流の2000系は屋根上パンタ周りに機器がてんこ盛り(これでも実車に比べたら相当省略されているのですが)、ちょっとイヤな予感がしたので、今日は雨と言うこともあり塗装作業に入る前にパンタグラフを仮乗せして位置関係を確認する事にしました。
結果的に大正解・・・2000系のみならず、1000系の方もかなり手を焼く事が判明しました。
使用する予定のパンタはGMのPT71Aです。
本来直流専用の1000系と交直流の2000系では、碍子の大きさ・台座の形や高さが相当違うんですが、他に手頃な物が無いので仕方ありません。
近年発売されたPT71CなどではBトレ屋根に空いた孔にぴったり納まる脚が付いていますが、PT71A・Bは取り付け用の孔を穿けてやらねばなりません。
そのための治具が同梱されているのですが・・・
まずもってその治具が載らない!!(涙)
下の画像の黄色い丸で囲んだ部分が干渉してきちんと水平に載らないんですよ。
斜めに載せて孔を穿けると、位置がズレたりピンバイスの刃を折ったり、ろくな事になりません。
で、まずは治具を画像のようにカットしました。
1000系の場合
2000系の場合(1)
2000系の場合(2) 反対側
治具をカットする際にガイド孔にあまりギリギリでカットするとその部分が弱くなり、力を入れたときにガイド孔が拡がって位置がずれてしまう恐れがあるので、注意が必要です。
現物あわせで慎重に少しずつカットしていくのが正解かも。
さて、孔を穿けてパンタを載せてみると、これまた厄介な事に機器と干渉します。
これを避けようと孔の位置を前後にずらすと、今度は反対側の機器と干渉する事になるため仕方なく機器の画像の矢印部分を少しカットする事にしました。
(画像ではすでにカット済みです。)
1000系(片パンタ車も同様です。)
2000系・・・何とかギリギリに納まってます。
ご存知の通り、1000系と2000系ではアームの向きが逆になるので注意して下さい。
・・・って、そんな事誰でも知ってるよね(笑)
私はデザインナイフで少しずつ切って行きましたが、ヤスリで削っても良いかも知れません。
孔の位置によってパンタの位置も微妙にずれますので、1両ごとに調整した方が、そして取り付けた時に多少当たっているくらいの方が、逆にパンタは安定すると思いますので、あまりスカスカにしない方が良いと思います。
いやはや、まったく世話の焼ける子ですね〜(笑)。
それにしても、塗装前に気が付いてホントに良かった・・・
つづく

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