まずは下の画像1を見て下さい。
山スカ・山ゲタ編成に組み込むためモハ72850番台を製作した際、屋根と妻面パーツを供出して残ったパート10のモハ71の側面パーツに、パート5のサハ78の屋根と同じく妻面を組み合わせて作った車両です。
画像1
だいぶ以前に作った車両で、当時製作中だったレイアウトの試走用として動力を組み、クモハ73に挟まれて建設中のレイアウトを走り回っていましたが、レイアウト計画そのものが頓挫した(汗)後はお役ご免となり動力を外され、展示用の72系スカ色の一中間車として千両箱の中で居眠りをしていたのですが・・・・
昨年11月に、私的には待望の旧型国電、飯田線流電セットがリリースされました。
しかし、両端のクモハ52は良いとして、中間のサハ48がどう見ても32系のタイプ・・・まあ、これはこれでアリなんでしょうが、ちょっとなぁ、と思っていた時、ふとコイツの事を思い出し、千両箱から引っ張り出してクモハ52と連結させて見たところ・・・(画像2)
画像2
切妻車体にRの深い屋根!、ウインドシル・ヘッダーがある事や窓のサイズにやや難はありますが、流電オリジナルのサハ48に「見えなくもない」と思いませんか?
「これは使える!確かもう1両分、モハ71の側面パーツがあったはず・・・」と、探そうとした所でまた思い出しました(どうも最近物忘れがひどくて・笑)
実はもう1両分のモハ71パーツは、正月休みに製作したこんな車両に生まれ変わっていたのでした(画像3)。
画像3
名付けて、「サハ57に見えなくもない」(爆)
当初サハ48の屋根と妻板を使うつもりでしたが雨樋が直線のため断念、クハ47の屋根のヘッドライトを削り取り、低屋根800番台で製作したクモハ43の余りパーツであった妻板を使用しています。
(屋根を失ったクハ47の方は、やはり余りパーツを使ってクモハ43になりました。)
本当はクハ47の側面とクモハ73の前面・クハ79の屋根を使って、サハ48改造のクハ47150番台でも作ろうと考えていたんですが、パーツの合わせが難しく断念、酔った勢いで製作したサハ57もどきだったわけですが、今思えばコイツも前者同様に製作しておれば、もっとスッキリした流電(タイプ)編成が出来たものを・・・と後悔しても先に立たず、既に接着剤でカッチリと固まっております(涙)
パート10のモハ71やスカ色のモハ70はあと何両か在籍していますが、ただでさえ貴重な(笑)車両をこれ以上改造ネタにするわけにも行かず、涙を飲んで断念。
まぁ、こんなイタズラが出来るのも旧型国電ならではです。
更に言えば、気楽にこう言う事が出来る事もまた、Bトレの面白さのひとつなんでしょうね。

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