補重したEF66の試運転も未だ行っていないと言うのに、次のプロジェクトを立ち上げてしまいました(笑)。
ご存知の通り、8月に415系1500番台が発売されますね。
私のBトレコレクションのスタンスは収納スペースと経済的理由から、長編成になる形式であっても「最低限見られる形態」と言うことで4連を基本にしています。
ただ、気に入った形式や地元車などの馴染みの形式はフル編成で揃える事もあります。
常磐線沿線で育ち、今も自宅最寄りのJR路線は常磐線(と言っても最寄り駅まで車で30分かかりますが・笑)である私にとって415系は、その前身でもある401/403系と共に最も「お馴染みの」形式の一つです。
これまでも103系エメグリ、E501系、207系900番台、209系1000番台、メトロ06系と、常磐線系統の車両はフル編成を作って来た私としては、これは「いっちょやったらねば」なりません(爆)
夕陽を浴びて牛久〜佐貫間を快走する415系上り電車。
K-502編成クハ411-202を先頭に鋼製車だけを連ねた4+4+7堂々「オール白」の15連。
鋼製車のみの編成は、4+7の11連や4+4の8連では良く見かけたが、15連となるとなかなかお目にかかれなかった。
同じ15連でも、こちらは間にステンレスの1500番台4連が入った7+4+4。
K-604編成クハ411-504を先頭に取手〜藤代間を行く下り電車。
403、415系共に貫通幌は下り向き先頭車に付く。
Bトレフィールドにおける国鉄交直流近郊形はパート11で401系つくば色と標準色(※1)、パート12で415系標準色、パート15で415系つくば色とJR九州色、新パート1で421系JR九州色と標準色がラインナップされています。
(七尾線の415系は113系からの改造車なので除外、JRになってからの形式も同様。)
そして、新パート2で211系が登場し、415系1500番台のフラグが立った時点で前述の通り「計画発動!」と相成ったと言うわけです。
※1
私的には「つくば色って何?」なんですけど・・・・
ホントにそんな呼び名があったんかいね?
つくば博を契機に塗り替えられたから?
現場ではそんな呼び方してたのかなぁ。
同様に標準色と言うのも違和感ありありですね。
単純に新塗装・旧塗装でいいじゃん(笑)
それか赤と白・・・とか?
さて、そうと決まればネタ集めです。
パートシリーズは毎回買っているので各系列4両はおりますが、これらはコレクション用として保存したいので、別途車両を用意する必要があります。
上に掲げた画像の様に鋼製車だけの15連は是非組みたいので、基本編成7両、付属編成4両×2となると、単純計算で先頭車6、中間車9を最低用意せねばなりません。
基本の方はは415系オンリーの編成として、付属はそれぞれ下に掲げる画像の様に、403系の個性派編成を組んでみたいので、内訳としてはユニット窓・高運シールドビーム前面を持つ415系の先頭車が6(内4は401系の側面へ前面を供出)、同じく415系の中間車が9、非ユニット窓の401系先頭車が4(側面と屋根を使用)、同中間車が2の計21両必要となるわけです。
415系の一番ブレーンな顔と言えるK-606編成のクハ411-606。
7連の基本編成は415系で揃えたこのタイプで行く。
以下撮影は3枚とも土浦〜荒川沖にて
4連の付属編成、候補のひとつK-518編成。
上り向きの先頭車はクハ401-54。
両端に車両更新車のクハ401(-54・-53)、中間には415系モハ414+415の-718ユニットを組み込んだ編成である。。
クハは車両更新車で、前面強化(アンチクライマ3段)、窓のHゴムは黒、上り向き先頭車の幌受けはステンレス、そしてクーラーはAU712を載せている。(モハユニットは新製冷房車)
もうひとつの候補、こちらは403系のみで組まれたK-554編成のクハ401-72。
中間ユニットはモハ402+403の-11。
約10年延命の特別保全工事を受けた編成(前述の車体更新は約20年の延命)で、クハは前面強化しているがアンチクライマは4段、幌受けが車体色に塗られているなどの違いがある。
クーラーは4両ともAU75系列(ステンレスキセ)を載せている。
・・・・と、候補車も決まり、ネタを集めに意気揚々とアキバの模型店巡りへ。
狙いはパート11の401系とパート15の415系の新塗装です。
な〜に、常磐線なんてそんなに人気無いだろう・・・とタカをくくったのが大間違い、無い、ない、まったくナイ〜!(涙)
何度か通って大幅に方針を転換する事になりました。
次の狙いはパート15の415系、新パート1の421系それぞれJR九州色です。
「青いライン1本消しゃいいもんね〜」、常磐線を探している時にいくらでも見かけたので、コレで行こうと・・・
はい、また出遅れました(大汗)、少し時間が経ったら既に九州色も品薄です。
421系の方は運良く組立済み4両セット2組を格安で発見、ゲットしましたが、415系の方は中間車はそれなりにあるんですが、先頭車が無い・・・ようやく何両かかき集めましたが、所要数量には到底足りません。
掲示板等で泣きを入れた(笑)ら、ブログ仲間が助け船を出して下さいました。
ご本人所有分を譲渡して下さったばかりか、お仲間に連絡をして不足していた先頭車とシールドビーム前面を集めて下さり、何とか予定数量が集まった次第です。
いや〜、感謝感謝です。
集まった車両は早速常磐カラーに変身して頂きました。
実車ではJR東日本からJR九州に譲渡され、あちらのカラーに変身していますが、その逆ですね。
側面パーツの窓の上あたりでマスキング、雨樋下の青帯の上からGMの21「小田急アイボリー」を吹きました。色調がどうかな?と心配しましたが、殆ど違和感がありません。
常磐カラーに変身したJR九州色の側面パーツ。
右が415系、左が421系(403系になる)、真ん中に比較のため置いたJR九州色の側面パーツは前面を供出した先頭車のもの。
さて、今回は我ながら大風呂敷を拡げてしまいましたね。
ネタ車集めに他人様の手まで煩わせてしまったわけですから、いい加減な事は出来ませんし、もちろん後戻りもできません。
焦らず時間をかけてじっくり取り組むつもりです。
どう相成ります事やら・・・乞うご期待であります(ホントは無茶苦茶不安〜!)
土浦〜荒川沖間にて、E531系と離合する415系。
続々増備の進むE531系には、既に2階建てグリーン車が組み込まれはじめている。
403/415系鋼製車終焉間近しを象徴する様なひとコマ。


8