先頃発売されたKIOSKパート6にラインナップされた455系磐越西線色、だいぶ前に仙山線の青基調のモノと共にセットで市販されていましたが、今回は可愛らしい「あかべぇ」のイラストがプリントされて再販されました。
母親の郷が会津若松なので磐越西線には昔から乗る機会が多かったんですが、最近は車で気軽に行かれる事もあり、すっかりご無沙汰してしまいました。
455系も急行「ばんだい」で利用したきり(汗)
だから実車は見たことがありません・・・既に引退してしまった様ですね。
取り敢えず素組みしてみましたが・・・
金型が古いせいか、パーツの合いがイマイチです。
前面パーツを付けると屋根の後ろ側が持ち上がってしまったり、台車プレートが思いっ切りチープだったり・・・こりゃイカンと言うことで少し手を入れてみることに・・・
取り敢えず屋根のマスキングです。
こちらもクーラーのモールドに古さを感じます。
簡単だと思って取り掛かったら思いの外手間を食いました。
当初、屋根の塗り分けくらいで済まそうと作業にかかったのですが、ふと思い付いて部品箱(がらくた箱とも言う・笑)を引っ掻き回したら、いくつかのパーツが発掘されたので、それらも活用する事にしました。
幸い今日はお天気も良く、サクサクと作業が進み夕方までには完成しましたので、1両づつ紹介しましょう。
クモハ455。
前面パーツと屋根の隙間が痛いです。
検電アンテナは削り落とし、以前415系をいじった時に買ったパーツが余っていたので取り替えました。
クーラーの空気取り入れ口は三分割されたスリットタイプです(自作シール使用)。
モハ454。
パンタはKATOの11-419、交直流用PS16の碍子部分に白を入れて使っています。
2ピンタイプではないので屋根に孔を穿ける手間がありますが、これだけでグッと交直流車っぽくなる気がします。
クハ455。
こちらも隙間が目立ちますねぇ・・・
検電アンテナの周りがキタナイのはゴム系接着剤がはみ出しているせいです(汗)。
乾いたら取り除きますので見なかった事にして下さいね(笑)。
クーラーの空気取り入れ口は、横長の穴にネットを張ったタイプにしてクモハと変化を付けてみました(こちらはマスキングで表現)。
たしかこのタイプもいたはずです・・・
クモハの顔アップ。
アンチクライマを付けて、前面強化改造車風にしてみました。
このパーツも415系の時の余り。
何故か半分赤かったライトケースにシルバーを差し、油性マジックでテールライトの赤を・・あららはみ出しちゃった(汗)。
幌を追加してクハと変化を付けています。
ところで、このタイプのライトケースって本当にシルバーだったのかしら?
ネットで画像を探して見てみると、グレーにしか見えないんだけれど・・・
モハのパンタ周り。
例によって、避雷器以外の出っ張り(笑)にシルバーを差して、交直流車っぽくしています。クーラーにはジャーマングレーでスミ入れしていますが、元々のモールドが甘いので効果の程は・・・(先頭車も同様)。
クハ(右)とクモハ(左)を並べてみる。
少し手を加えただけで、結構変化が出るモノでしょ?
実車には検電アンテナの前に円筒状の無線アンテナと、カバー付のホイッスルが付いている様ですが、適当なパーツが無かったので今回はパスしています。
編成全体。
一番上の画像と較べて見て下さい。
派手なカラーリングと3両と言う手頃な編成で、ミニレイアウトに最適かも。
いじる方としても、3両くらいが肩に力が入らず楽しくやれました。
それにしてもちょっと手を加えて、余りパーツを有効活用しただけで、ずいぶん見栄えが良くなるものですよね。
これがBトレの面白い所のひとつかも知れません。

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