ぽつりぽつりと組み立てています。
今回は或る意味、581(583)系を象徴する車体のモハネ580です。
ダブルパンタで、かつパンタ部分が低屋根、編成に変化を付ける良いアクセントなのできっちり作りたいですよね。
パンタはせっかくなのでKATOの交直流用PS16(11-419)を使います。
交直流車らしい足の碍子が表現されているヤツです。
このタイプは2本のピンではなく、碍子の下の足4本で固定するため、当然屋根への孔開けが必要になってきます。
かつてEXPシリーズで出ていた583系や485系の屋根には、このパンタグラフの足がピッタリ入る穴が開いていました。
その後に発売された485系にはやはり穴は開けられていましたが、前後方向の寸法がまったく合っていませんでした。
そして、今回の製品には穴すら開いていません・・・
それどころか、モールドされているパンタ台の位置が、11-419と合ってすらいません。
何もこんな意地悪しなくても良いのになぁ・・・(涙)
仕方がないので、下の写真、青い丸印の箇所に穴を開けました。
厳密に寸法を取ったワケでなく、現物合わせですが・・・
私の場合、屋根に穴を開けるときは車体を組んでからやります。
その方がパーツを保持しやすいからなんですが、今回は向かって左側、オレンジの円で囲った2箇所は、屋根下でガラスパーツのダボ部分と干渉するため、組み立て前に開けてしまった方が無難だと思います。
組み立ててからやると、屋根が浮いたり、硬いガラスパーツに当たってピンバイスの刃を折ってしまう可能性がありますので。
で、組み立ててパンタを載せた状態です。
ちょっとパンタが内側に寄りすぎたかな、と言えなくもありませんが、製品としてはなかなか良いプロポーションですね。
パンタ足の碍子部分と、屋根パーツのやはり碍子を表現した箇所にガンダムマーカーで白を差してありますが、屋根の地色がシルバーなので余り目立ちませんねぇ・・・

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