毎年恒例の職場一般公開に向けてバタバタと準備をしております。
準備と言ってもBトレだけにかまけているワケには行きませんので・・・
今年は2/5の公開日前に1/31〜2/1と常緑果樹関係の大きな会議が開催されるため、その準備と重なって職場も私もワヤクチャです。
「みコン」列車牽引用のEF66。
結局コキが当初予定の4両増車から6両増車(計37両編成)となったため、全軸駆動の「動力3」を仕込んだコイツにはますます本領発揮してもらいたいところ。
とは言え試運転すら未だやって無いんだよなぁ・・・(ちゃんと走るんかい?)
東海地区の車両ではありませんが、子供達に人気があるだろうと言うことで、発売直後の「カシオペア」を急遽走らせる事にしました。
相変わらずの無計画振りです。
今回駆け込みで間に合わせた「カシオペア」用E26系客車。
屋根の塗り分けとスミ入れがメインですが、スミ入れがなかなか上手く行かなくて手こずってました。
今朝ようやく概成したところです。
手を入れていない状態(奥3両)と手を入れた状態(手前3両)の比較。
まあ、それなりに効果はあったかな・・・
組み立てに際して気になった事がひとつあります。
それは1号車と12号車の前面パーツの立て付けがユルい事。
対ブロックのみの固定で、オデコ部分に力のかかる固定箇所が無いことが原因の様です。
今回はとりあえず一般公開に間に合わすため接着剤を使わずに組み立てています(後々手を入れたいので)が、素組み状態だと前面が「おじぎ」しちゃう恐れがあります。
黄色丸印の部分(もちろん裏側!)に少量のゴム系接着剤をつけて仮止めしています。
ところで、今回の「カシオペア」は機関車に動力を組まず、客車にKATO動力を仕込んで推進で走らせる方法を採っています。(理由は後述)
当初12号車のカハフに仕込むつもりでしたが、前面の広い窓から動力が丸見えになるので11号車に仕込んだのですが・・・
KATOの通勤2動力を仕込んだ11号車。
実はすんなり入りません、これが・・・
DD構造によって複雑になったガラスパーツと動力のカバーが干渉するんです。
無理に入れられない事も無いんですが、側面がふくらんでしまいみっともない。
仕方なくガラスパーツの一部をカットして、ようやくスッキリと収まってくれました。
黄色で囲った部分のリブ状の出っ張りをカット。
さてさて、何故機関車に動力を組まなかったのか・・・
(実は手持ちの動力が無かったから、と言うのは秘密です・笑)
「カシオペア」は固定編成の客車列車にほぼ専用機、となれば動力は客車の方へ組んでしまい、機関車はダミーでも良いと言う事になります。
それなら予算的にも、工程的にもかなり楽になります(楽になるはず、だった)・・・。
幸い手許に未使用のKATO動力(通勤2)が1個だけあったのでこれを客車の方に組み補重、一方EF510の方は推進となりますので、転がり抵抗を少しでも軽減すべくバンダイ台車は諦め、これもたまたま手許に2両分あったGMのFS547を取り付ける事にします。
その際カプラを台車に付けたままですと首振りの確保のために機関車のスカートを大きく切り込む必要がありますが、今回は後ろから押されるだけでカプラに大きな負荷はかからないのでポケットごと台車から切り取り、スカートに直接接着してしまう事にしました。
しかし、ここに大きな落とし穴が隠れていました。
最近の機関車って、スカートがデカイのね〜(涙)。
EF200や210などもそうですが、スカートがサイドへ大きく回り込んでいます。
今回使用するFS547台車は、GM製台車としては小振りな方ですが、それでもギリギリスカートの裾に当たりそう・・・更に、スカートに直付けするカプラポケットとも干渉しそうです(汗)。
これは前後の台車間隔を詰めるしかないなぁ(困)
何しろ時間が無いので荒療治することに・・・加工し易い初期タイプの床板を引っ張り出してきて真ん中でぶった切り、現物合わせで長さを詰めて再接着しました。
長さを詰めることでブロックへ固定するためのツメの位置も変わってしまいますが、もうこの機関車専用と言うことで取り外しは考慮せずにツメを薄く削った上で瞬間接着剤でブロックへ直付けしてしまいました。
なお、床板接着部分の補強と車体のふらつき防止を兼ねて、接合部分へ動力附属のウエイトをブリッジさせる形で接着しています。
やっつけ仕事で厳密に寸法は測っていませんが、これで5o弱くらいは台車間隔が縮まった事になり、前述の問題は何とかクリアする事に成功しました・・・やれやれ。
カプラボックスは、一旦カプラを外し、スプリングを抜いたうえで再度カプラを入れ、そのまま取り付けるとカプラの高さが低くなりすぎるため上下逆にしてゴム系接着剤で取り付けてあります。
カプラが若干前に飛び出してしまいますが、先頭になる側のスカートはいずれNゲージのAssyパーツに交換してしまうつもりなので、今回は目をつぶりました。
パンタグラフは本来2本ホーンなのですが、手許に1本ホーンのGMPT71Aしか無く、後で交換することを前提に取り敢えずこれを使用しました。
(何故かこの製品では附属のパンタも1本ホーンなんですよね・・・)
TX2000系の時と同じようにTOMIXの単線架線柱から切り出した碍子部分を足にして取り付けています。
本来ならこんな面倒な事をせずにNゲージのAssyパーツを買って取り付ければ良いのでしょうが、前述のスカートも含め、いや、パンタですら静岡ではおいそれと手に入らないものですから(涙)・・・苦肉の策、まぁこんな工夫をしてみるのもBトレの楽しみのひとつと言うことです。
無いパーツは上京した際にでもまとめ買いして来る事にします。
前述の様にパンタは交換するつもりなので、碍子に色は入れていません。
楽するつもりが結果的に苦労した(笑)EF510-500。
やれやれ、楽しようなんて思うべきじゃありませんね(笑)。
何はともあれ車両の準備は一段落、あとは会場の準備ですかね。
果樹研究所カンキツ研究興津拠点一般公開
2月5日(日) 9:00〜15:30 (小雨決行)
駐車場がありませんので、ご来場には公共交通機関のご利用を御願い致します。
東海道線興津駅下車徒歩5分です。
ご来場をお待ちしております。

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