土日は殆ど東急1000系を弄って過ごしました。
だいぶ回り道をしましたが、とりあえず側面が何とかなったので、続いて一番キモとなる屋根の塗り分けです。
まずは滅多にやらない(笑)んですが、アンテナの加工。
実車写真を見ると、丸い台座の上に乗る独特の形をしています。
いろいろ探してみましたが当該車用はもとより類似の形状のパーツが見つからなかったため、Bトレ屋根にモールドしてあるアンテナの台座のみ残して切り飛ばして整形し、そこへ手許にあるアンテナを取付る形で表現することにしました。
アンテナを切り飛ばし台座のみ残した先頭車屋根(塗装前)。
手持ちのアンテナを取り付けた所。
アンテナも塗装すれば良かったかな・・・
アンテナはKATOの阪急用です。
以前阪急810系を作製した時に購入したんですが、一袋の入り数が多いのを知らずに二袋も注文してしまったため大量に余ってます(笑)。
小田急RAEの時もこれを使用しましたが、台座が無い形状なので転用の幅があって重宝しています。
次に屋根の塗装ですが、事前にIPAで元の塗装を剥離してサフェーサを吹いた後、東急車独特の白っぽいクーラーキセを強調すべく地色に少し暗めのTAMIYA・TS66(呉海軍工廠グレー)を吹き、パンタ回りのフューズボックスと避雷器にクレオス・J35(明灰白色・三菱系)を吹きました。
クーラーキセに関しては、前回8000/8500系の時同様、クレオスのサフェーサ(1200番)で代用しました。
実車写真を見るともっと明るくても良いような気がしますが、手許に適当な塗料が無かったので仕方ありませんね。
クーラーの上の排熱口はマスキングで地色を残し、サイドのエア・インテークは黒く塗ったマスキングテープ(1.5mm)を貼ると言ういつもの方法で表現しています。
塗り分けの済んだ屋根。
今回は3連×2本と両数が少なかったのと、形状が単純でマスキングが楽だったので助かりました。
話が変わりますがBトレを作っていると、やたら左手の小指が攣(つ)りませんか?
私だけかも知れませんが・・・(笑)
「どうしてだろう??」といつも思っていたんですが、今回何となく理由が判りました。
右利きの人の場合、作業は主に右手で行い、左手はパーツを保持する役に回りますが、普通のサイズの物を持つ場合には全ての指が仕事をしますよね。
ところがBトレの様に小さい物の場合、使うのは親指からせいぜい薬指までで、小指は殆ど仕事がありません。
しかし、頭の中では「左手で物を持っている」と言う意識があって、全ての指に力が入っているんじゃないかと・・・
実際に物を保持している指はその物と触れているので入れた力は均衡出来ているんですが、何にも触れていない小指は力の均衡が取れず、それが長時間にわたると無駄に疲労してしまい、攣るの・・・かも。
まぁ、科学的な根拠は無いんですが(笑)、下の写真を見て頂くと、何となくそんな気がしませんか?
物を保持していない小指も、一所懸命仕事をしようとしている様にも見えます(笑)。
その3へつづく・・・

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