前記事コメント欄での話題でピポット軸受けの車輪も使用できると判明したSHG台車、それじゃあと手持ちの車輪をいろいろ試してみたら・・・
ううむ、KATO(小型台車)のモノだとちょっとキツイし、GMのモノだと、じゃじゃまる・ぴっころ・ぽ〜ろり〜・・・(要は落っこちる!!)
これはきちんと調べないかんなぁ、と言うことで、デジタルノギスを引っ張り出して検証してみる事にしました。
ちょっと見辛いですがSHG台車の軸受けはこんな形になっています。
まず、軸受け部分の幅、2.82oありました。
そして、軸受け左右にあるストッパ間の幅は、2.07oです。
つまり、物理的には車軸の太さが2.07o以上、2.82o未満の車輪が使用可能と言うことになります。
※但し樹脂製品は軟らかいので計測に多少の誤差はあるかも知れません。
Bトレのプラ車輪の車軸は2.38oでした。
そしてバンダイT台車の車輪は2.36o。
ただし、この車輪は下の画像のように真ん中部分が太くなっており、上記の2.36oと言うのはこの太い部分の径になります。
じゃ、細い部分は・・・1.18oしかありません。
それじゃ落ちるじゃないか、と言われるかもしれませんが、下の画像のように、太い部分をしっかりストッパが受け止めてる様になりますので、落ちません。
一方KATOの小型台車、車軸の太さは2.47oありました。
バンダイよりも若干太め、この微妙な太さの違いが前述した「ちょっとキツイ」感じにつながっているのかも知れません。
GM台車の車輪はぐっとスリムな1.50o、これではストッパは効きませんね。
手許にあったのはKATOとGMのモノだけでしたので、他のモノ(TOMIXの鉄コレ用など)については計測出来ませんでしたが、要は車軸の太さが2.07o以上、2.82o未満の車輪が使用出来、かつなるべくバンダイ製(Bトレ付属のもの、又はT台車)と同じくらいのモノが転がり抵抗の面で有利、と言う結論に達しました。
やはりバンダイさんに専用車輪を出して頂くしかありませんな〜・・・

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