4年間静岡在住だったため久しく足を向けていなかったJAM(国際鉄道模型コンベンション)ですが、関東に戻った事もあり今年は出かけてきました。
会場限定販売のBトレが無いのでのんびり出撃、秋葉原から新橋まで乗った山手線が、例の緑色のヤツ、幸先が良いのかな?
光の加減で良く判らないけど確かに緑の山手線。
リラックマのラッピングは外されていました(新橋で下車後後追い)
会場入りして最初に向かったのが今回の第一目的である「クラブ突放禁止」さんのブース。
こちらのクラブはブログ仲間のターマックさんをはじめ、顔見知りの方が多数参加されています。
テーマは「お座敷レイアウト」、畳を敷き詰めた六畳のスペースに、平面複々線、高架複線のエンドレス、路面複線のエンドレス、それに単線自動運転リバースを設置、同時に9列車が運転出来る様になっています。
JAM会場に現れた六畳間(笑)
真ん中にはちゃぶ台が・・・
運転中の列車をイラスト付で紹介するディスプレイを設置。
雑誌取材のために並べられたペーパークラフトの建物と、メンバーさん作成のBトレ。
左から205系九州Vor(湯葉さん作)、京王2000/2700形(かずさん作)、115系コカコーララッピング車(仙石車掌さん作)。
ターマックさんがなにやら楽しそうに運転していますが・・・
正体はコレ。
UCCコーヒーのオマケの自衛隊車両を黒塗りのコキに載せた編成。
まさか本当にやってしまうとは・・・実はこれ、来場者に思いの外受けていました。
お座敷なのでレール清掃・メンテナンスも正座で(笑)。
今回のテーマは「お気軽に楽しむ」「原点回帰」と言ったところでしょうか?
精巧なモジュールも良いけれど、「畳の上に線路を敷いただけで充分に楽しく遊べるんだよ。」そんなメッセージが聞こえてくる様な気がします。
子供の頃、鉄道模型を買って貰って座敷で運転を楽しんだ方も多いはず。
(メンバーの小龍包さんは「絶対板の間だ」と主張していましたが・笑)。
事実、一見地味な畳敷きのこのブース、熱心に見たり質問したりするお客さんが多かった様に思います。
また、畳の上に線路を直に敷いただけなのに、何故かしっくり来る・・・、畳が実りの時季の田圃のように見えて来ます。
「すると目地は農道だね〜」、「目地が青かったら用水路だね。」「紫だったらどうしよう」(笑)、メンバーさん達とそんな他愛のない会話を楽しんで来ました。
さて、第二の目的、新製品の動向を探るべく(笑)、バンダイさんのブースへ向かいます。
あるある、これから発売される製品のサンプルが並んでいます。
いくつか紹介しましょう。
お約束ですが、あくまでサンプルor試作品ですので・・・市販される製品と異なる場合もある事をお断りしておきます。
富士急&一畑。
クーラーの形状が作り分けられています。
今朝乗った「緑の山手線」。
東武10000系&10030系。
同じく東武9000系。
近鉄30000系「ビスタV」。
タキ43000の未彩色サンプル。
上信デキ・・・画像が暗くてすみません(汗)。
鹿島臨海6000と同ガルパンラッピング&オマケの戦車。
いやはや、秋から冬にかけて散財の予感ですねぇ(笑えない)。
まぁ、次々と製品が出てくる活況は大歓迎ではありますが・・・。
せっかくなのでもう一つの趣味の方も・・・(笑)。
TOMIXブースへ走る・・・
「鉄道むすめ」のネンドロイドが出るそうです。
「自動改札機」。
こんなモノまで商品化するのか・・・しかし良く出来てる!!(笑)。
「お約束」リアル鉄道むすめさん、富山ライトレールの職員さんです。
(ブログ掲載も含め、ご本人に許可を受けて撮影しています。)
「突放禁止」さんのブースでまったりしていたので、他のブースは駆け足でした。
その中で目に付いたものを二つ。
これステキ!! マジで欲しいと思ったスイス?登山電車のモジュール。
工作技術もさる事ながら、夢のあるセンスに脱帽です。
デコBトレ?? こちらのブースもボキャブラリ溢れる作品を多数展示しておられました。
さてさて、これで今年のJAM報告は終わりです。
相も変わらず長居をしてしまいましたが「クラブ突放禁止」の皆さん、楽しいひとときを過ごすことが出来ました、ありがとうございます。
暑い中大変でしょうが、あと1日、頑張って下さい。
それにしても・・・
「入場料2,000円は高すぎる!!!」
規模・内容的には5月の静岡グランシップと大差ないのに(あちらは無料)・・・
会場費の違いもあるのだろうけれど、出展者からもお金取ってるんでしょ?
もう少し何とかならんのかねぇ・・・と言うのが素直な感想でした。

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