気が付けば1ヶ月近く更新が滞ってますね(汗)
14系客車は、相棒のEF64の屋根塗装で躓いてしまったため現在休工中、きめ細かい塗装を可能にすべく、このひと月余り塗装ブース設置のための作業に費やしておりました。
何しろ夜はトンカンギコギコ出来んわけで、休日、それも天気の良い日を選んでの作業だったため、こんなに時間かかっちゃった(二週連続で雪だったしねぇ・・・)
設置する場所は机の左隅、と決めていました。
そのためにここの窓は横引きではなく、幅の狭い上下開きのものを選択してあります。
ただ、机の上に直か置きでは下向きの作業となり、ちょっと体勢が苦しいのとダクトの取り回しが厳しいのとで嵩上げする事に。
ホームセンターで板を買ってきてDIYで仕上げました。
板厚を含め約20p嵩上げした設置部分。
ちょっと高すぎたか・・・と思っても後の祭り(笑)
嵩上げ部分の下は、デッドスペースになるのも勿体ないので、百均で買ってきたボックスを使用して塗料や薄め液を収納出来る様工夫しました。
デッドスペースの有効活用。
排気ダクトは1枚目の写真に写っている窓から外へ出すんですが、そのまま出すのも芸がないのでこんなモノを作ってみました。
5oの塩ビ板を2枚貼り合わせ、穴を穿けた所にダクトを通すものです。
塩ビ板は端材を有効活用し、プライマーを吹いたうえに余っていたGMのブドウ色2号で塗装しています。
ダクトの抜き差しで力のかかる穴の周辺は同じく端材の塩ビ板(5o)を貼付けて補強してあります。
これを窓に取り付けるとこんな感じになります。
塗装が薄くて光が漏れているのはご愛敬です(笑)。
固定は窓を落として押さえているだけですので、多少隙間が空きます。
塗装ブースのファンを廻すと室内が陰圧になり、この隙間から風が吹き込みます。
隙間テープか何かで対策する必要がありそうです。
外はこんな感じ。
こちらの塗装はやはり余っていたジェイズの鉄道模型車輌色37「コキ・トキ・ホキ(赤3号)」です。
このままだと天気の良い日は良いのですが、雨や風の強い日は吹き込みそうです。
オプションパーツのダクト購入して取り付ける事も考えましたが、もっと他に良いモノがありそう・・・雨樋用のエルボなんか軽くて良さそうですね。
今度ホームセンターで探してみよう。
塗装ブースを設置しました。
興津時代に購入しておいたTAMIYAの製品がようやく日の目を見る事に(笑)。
嵩上げと同時に、机の横部分にL字状に板を渡し、作業スペースを増設しました。
さほど広くはありませんが、エアブラシのコンプレッサーやACアダプタを置くのにちょうど良いスペースです。
私の作業机はPC机も兼ねているので、新たに設けたこのスペースは重宝しそう。
PCに飛び散っては困る塗料の調色作業や、組み立ての時にパーツや組上がった車輌を置いておくなど、いろいろ使い道がありそうです。
さてさて、前述した隙間風対策や雨の吹き込み対策など、細かい改善点はあるものの、ようやく天候に左右されず、エアコンの効いた室内で塗装作業が行える環境が整いました。後はエアブラシを使いこなすテクニックを身に付けるだけですが、こればかりは数をこなして修練を積む以外方法はありませんね。
たった一つ大きな問題があるとすれば、「常設出来ないこと」すなわち使用するときに設置し、終わったら取り外し、窓きちんと閉めておく必要がある事です。
マンションの上の方の階とかなら常設も可能かと思いますが、戸建ての1階部分ですのでセキュリティ上致し方ありません。
これはちょっと面倒臭いですねぇ(贅沢な悩みと怒られそうですが)・・・。

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