昨年の湘南金太郎塗りに引き続き、今年はまさかの157系色(国鉄特急色)まで登場して俄然盛り上がっている実車の185系ですが、Bトレの世界ではこんなものも登場しました、・・って言うか、塗ってみましたよ。
「185系のスタイルに金太郎塗りは似合わん!!」と言ってたのは誰だっけ?、って言う突っ込みはナシですよ(笑)。
文字通り悪乗り、いや恥の上塗りか・・・
まぁ、私的には昨年157系色を塗った時点からの、とある構想の一環でもあるわけです。
(ってコトはまだ続きがあるのか・・・!?)
まじスカ!?
水着にきがえた(笑)185系
言うまでもなく、スカ色であります。
タイトルの「水着に」は、私らの年代ではこの塗色のイメージが「海」を連想する事から。
実際横須賀線にしても房総各線にしても、海水浴でお世話になった方も多いのではないでしょうか?。
で、原田知世の古い映画のタイトルからパクって来ました。
湘南金太郎塗りが2扉の80系に由来するのに対して、こちらはかつて横須賀線の顔として親しまれた3扉セミクロスの70系に塗られていたものです。
湘南色が「急行」とは言え優等列車の色のイメージがある反面、一部の例外を除き普通列車(近郊形・通勤形)の塗色であるスカ色を2扉の、それも一応特急車である185系に施すのは無理がある様な気もしますが・・・。
なお、70系と80系では70系の方が窓の天地寸法が大きいため、塗り分けラインも微妙に違っていました。
それぞれウインドシルからヘッダーまでの間がクリーム&オレンジだったわけです(ノーシルノーヘッダーの全金属300番台を除く)。
また、113系を横須賀線へ投入するにあたり、当初湘南色と同じ塗り分けラインでスカ色を塗ったところクリーム色の面積が広すぎで間が抜けて見えるため逆にクリーム色の天地を狭めたとなんて話もあり、さてBトレの方も塗り分けラインをどう設定するか悩みましたが、結局、湘南色の塗り分けラインより窓回りのラインを若干幅広に設定する事で妥協しています。
湘南色より若干幅広にした窓回りのクリーム部分
サロには湘南色同様に等級帯を入れてあります。
実車ではスカ色車の場合腰板の色と同じ青系統で判別し難いと言うことで、境目に窓回りと同じクリーム色の細帯が引かれていましたので、Bトレでもそれを再現して見ました。
サロは等級帯と腰板の間のクリームラインを再現。
さて、半分悪乗り(いやいや、壮大な構想のもとです・笑)で作った見た185系スカ色ですが、思いの外似合って・・・いや、やはりこの顔に金太郎塗りは似合いませんっ!!。
湘南色と並べてみました。
スカ色の方がちょっとオデコが広くなりました・・・(汗)
実車の方はどうですかね?
まさかと思った157系塗りは実車が登場しましたが、さすがにJR東さんもここまでの悪乗りはしないと思います(笑)。
百歩譲って、いや万が一、実車が登場したら何処を走らせるんでしょう?
田町車なら当然横須賀線を走らすでしょうね、「懐かしのスカ線電車」とか(笑)。
或いは千葉局に貸し出して快速「青い海」「白い砂」なんてのはいかが?
大宮車ならどうでしょうか?
テリトリー内ではかつて実際にスカ色の70系が走っていた両毛線か、多少無理があるけれどスカ色の戦前形電車で運転されていた長野原線(現在の吾妻線)、信越線(横川まで)、日光線あたりですかね・・・まぁ、あくまで「出たら」の話ではありますが(笑)。

3