夏からダラダラと作業していたTX1000系&2000系ですが、本日ようやく1000系と2000系初期車が落成し、シェイクダウンを行いました。
舞台は職場の秋の文化展です。
高架複線線路を走るTX車。
やはりこのシチュエーションが一番似合います。
屋根はクーラーキセにシルバーを吹いた後、スミ入れと細部の色差しを行いました。
スミ入れにはTAMIYAのエナメル塗料、フラットブラックを薄め液で薄めたものを使用しています。
テスト段階でジャーマングレイも試して見たんですが、私的に今ひとつメリハリが効いていない様に感じたので、ブラックを選択。
前回の記事でも書きましたが、クーラーキセはプライマ→屋根地色→ブラック→シルバーと重ね塗りしたため、メッシュ等のモールドが甘くなってしまい、思ったように色が入らずウェザリング程度の効果にしかなりませんでした。
また、屋根上配管は当初塗り分けるつもりでしたが、マスキングが面倒になってしまいそのまま屋根地色の明灰白色を吹いてしまったんですが、クーラーのスミ入れに使った塗料をさらに薄めて配管に沿って流してみたところ、これがなかなか良いあんばいで(笑)
1000系パンタ車の屋根1.(片パンタの1200。)
1000系パンタ車の屋根2.(こちらは2パンタ1400です。)
1000系のパンタグラフはGMのPT71Aをそのまま載せています。
直流専用なので足も短く、まあこれで充分でしょう。
2000系パンタ車の屋根(2400ですが、2200も同形態です。)
同じく2000系(2200)の屋根を横から見ます。
嵩上げしたパンタが判りますか?
パンタは同じくGMのPT71Aですが、直接屋根には載せず、足を切り飛ばして碍子で嵩上げしています。
碍子部分はTOMIXの単線架線柱から切り出して来ました。
これを艶消しの白で塗って適当な長さに切り、取り付け孔を1oに拡大して(架線柱のビームの太さが良いあんばいに1oでした!)屋根に4本植え込んだ上に前述の足を切り飛ばしたPT71Aを載せ、ゼリー状の瞬間接着剤で固定しています。
逆にパンタに碍子を取り付けてから屋根に載せようとすると、余程正確な作業をしない限り地獄を見ます(笑)
まぁ、思い付きのやっつけ仕事にしては(笑)ぐっと交直流車っぽい雰囲気が出ているのではないでしょうか?
さてさて、取り敢えず形になったTX1000系&2000系ですが、 2000系のうちオレンジラインの入った増備車2編成が未だ組み上がっていません。
これはちょいと手を加えるつもりですので、これからボチボチやって行きます。
それと、前述した様に職場の文化展が始まりました。
今日から今週いっぱい、昼休みはBトレの運転です(笑)。
いろいろ試してみたんですが、どうしても上手く行かない部分もあって・・・。
文化展に関してはそのあたりの反省も含めて後日レポートしたいと思っています。
さしあたり、TX車の走行風景を2枚ほど(明日からこの高架複線線路は新幹線が走ることになりますので。)
コンテナ列車などが走る地平本線(複々線)を跨ぎ、ヤード側に顔を出す高架ルート。
同じ場所を反対側から。
そうそう、車体が長くなったおかげで懸念された連結面の狭さは、この程度のRではまったく問題になりませんでした。
むしろ実感的で良い感じでしたよ。

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