音楽、旅、人生観等、好きな事を好きなだけ書き連ねてまいります。 当ブログはリンクフリーです。ご自由にどうぞ。

2009/11/22

タンジェリンドリーム” Ossiach Lake”  タンジェリン・ドリーム

タンジェリンドリームの初期の野外ライブ映像。
71年ごろの映像ということなので、”ZEIT”発表直前くらいのころだろうか。
曲想も”ZEIT”に近い。



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エドガー・フローゼはギター。

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ピーター・バウマンはオルガン。


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クリス・フランケはパーカッション、ツィタ−、・・・おそらくVCS3シンセサイザーも使っていると思う。これは”ZEIT”の前作、”ALPHA CENTURI”の時とほぼ同じ楽器編成のようだ。

神秘的で東洋的な感じすらする、決して難解で聴きづらくはない、魅力的な音楽だと思う。
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2009/11/21

タンジェリンドリーム"zeit"  タンジェリン・ドリーム

タンジェリンドリームの"zeit"(ドイツ語で時の意味)はエドガー・フローゼがインタビューで答えているとおり、このグループにとって真の意味での出発点と言うべきアルバムであろう。
「私達はツァイトのレコーディングで自分達なりのシンセサイザーの使い方を発見した。ツァイトなしで私達はそれ以後の発展はなかったと言えるかもしれない。」
(エドガー・フローゼ)

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このころから彼らの特徴である複数のシンセサイザーの合奏という演奏形態を採用している。
そしてフローゼ、フランケ、バウマンのトリオによるタンジェリンの第一次黄金時代が始まるのである。
ちなみにピーター・バウマンがグループに入るきっかけは、前メンバーのスティーブ・シュロイダーがドラッグにおぼれてまともな演奏ができなくなって、フローゼが後釜を探していたためだそうだ。

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上の写真は72年当時、ドイツのOHRレコードから発売されていた当アルバムのオリジナル・ジャケットに付録で付いていたものだそうだ。
・・・
いい音楽だが、重い内容だ。
今の時代から見てもこれほど前衛的な作品がよく、現代音楽サイドでなくポピュラー・ミュージックサイドから発表できたものだと思う。

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この時、フローゼは27歳、バウマンとフランケはなんと19歳だった。
この若さでこんな曲を創るとはなんと早熟な!
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2009/11/17

武満徹”樹の曲”  現代音楽

正直言って、平日もブログを書き続けるのは、しんどい。
私は普段、修理や取り付け等の工事関係の仕事をしている。
音楽は趣味の範囲内だが、かなりの知識をそれも独学でやってきたことに自負している。
加藤和彦氏は世の中が音楽を必要としなくなった、といって自らの命を絶ってしまったそうだが、絶対にそんなことは無い!と言いたい。
私をはじめ、生活の為に日々、一生懸命働いて生きている人々にとって、音楽や芸術は心の糧、癒しになるのだ。
たとえ、CDの業界全体の売り上げが昔より減っても、今でも私の心の中にはたいてい、好きな音楽が脳内音楽プレイヤーによって再生されているのだ。
それはその日、その時によってジャンルは問わない。
・・・
ところで、秋の空を見上げて澄み切った青の美しさに感動する今日このごろ。
そんな秋空のように繊細で美しい曲を紹介しよう。
武満徹の”樹の曲”。
彼の初期の名作である。



最後まで聴いていると、非日常の世界から現実の世界へ戻れなくなりそうだが、芸術は道楽や現実逃避の手段のためにあってはならない、というのが私の持論だ。
・・・いやなことも、つらいことも多いがこれからもがんばろう。
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2009/11/8

下元克己(6)シャリ万  マンガ

下元克己の「シャリ万」は前回紹介した「トリプルパンチ」の後'71年ごろ少年キングに連載された。
今までのギャグとは一新、漁民達と共に悪徳企業に復讐をする青年、シャリ万を描くシリアス物である。
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最終回は壮絶だ。シャリ万は自分の死と引き換えに悪徳企業の社長を殺人犯に仕立て上げることによって、復讐を成し遂げる。

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しかし、ここらあたりから下元克己と畠大輔の共同執筆となる。
締め切りに追われ、ついに友人漫画家に協力を乞う形になったのか。
売れっ子になるには連載マンガでヒットするのがよいが、どうもこの人(下元克己)は寡作の作家というかんじだ。
つげ義春のように良質な短編作品を少しづつ出し続けていればよかったのに、と思う。
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2009/11/3

下元克己(5)トリプルパンチ  マンガ

70年代、少年キングに活躍の場を移した下元克己は連載マンガ「トリプルパンチ」を発表した。
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コソドロ3人組の主人公と犬のような顔の尾丸刑事が主要な登場人物。
はじめは友情のような関係だったが、ある日3人組が指名手配のコソドロとわかって、尾丸刑事は泣く泣く3人組を逮捕する。
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2009/11/1

ポポル・ブー  プログレッシブ・ロック

ポポル・ブーも私の大好きなバンドのひとつだ。
ドイツのプログレッシブ・ロックというと、タンジェリン・ドリームやクラフトワークのように、シンセサイザーを多用するイメージがあるが、ポポル・ブーは3作目の「Hosianna Mantra」以降よりアコースティックなサウンドのバンドに変貌している。

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右側の人物がリーダーのフローリアン・フリッケ。
彼はとても裕福な家に生まれ、当時数千万円もしたモーグ・システムシンセサイザーを持っていてバンドのアルバム2作目までは、それを使用していた。
しかし、彼曰く「カトリックの教義上の理由」から、第3作目から90年代に入るまでの間はシンセサイザーの演奏をやめてピアノやスピネットといった生の楽器の演奏に専念するようになる。
因みにマニアならご存知だろうが、所有していたシンセサイザーは75年頃にクラウス・シュルツェに売ってしまったそうだ。



動画はアルバム「Hosianna Mantra」の2曲目「 Kyrie 」。
・・・
こんな動画よくぞ残っていたなあ。

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中心の女性はヴォーカルのDjong Yun。
ドイツで活躍した韓国人作曲家、尹伊桑(ユン・イサン)の娘である。

そんなフローリアン・フリッケも2001年に他界してしまった。
彼の崇高な音楽のように、彼自身も天界へ旅立ってしまったんだなあ。
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