音楽、旅、人生観等、好きな事を好きなだけ書き連ねてまいります。 当ブログはリンクフリーです。ご自由にどうぞ。

2011/5/4

Roland System700  楽器

ローランドSystem700は私にとって、思い出深いヴィンテージ・シンセサイザーである。
高校生の頃、タンジェリン・ドリームのライブの写真に写っている巨大なモーグ・シンセを見て、
「自分も金があったら、やってみたいなあ。」
と思ったものだが、勿論、そんな金があるわけがない。
その頃、ローランドが国産初の本格的なシンセサイザーを世に送り出した頃で、System100やSystem700が大手の楽器店の店頭に展示されるようになった。
しかし、値段はSystem700のフルセットで確か、240万円!というもので、価格にビビッた私は恐れ多くて遠巻きに眺めるだけであった。
その後社会人となって、やっとこつこつ貯めた金で最初のシンセであるコルグMono/Polyや大須のリサイクルショップで僅か3万円で買ったローランドのSH−5やJuno−106といったシンセを集めることができた。
そしてその頃、行き着けの楽器店で知り合ったSという男に出会ったが、なんと彼はローランドSystem700のメインコンソール・システム(本体モデュールとキーボード)を持っているという。
後日、彼の家へ遊びに行って実物に触れることができた。
憧れの楽器に触ることができたのは感無量であったし、今でもSには感謝している。
だが、私にとって20代の頃は暗黒の時代でもあった。
私が音楽に打ち込むことを快く思わない親による妨害や、無給で家業を働かされた事等、未だに私にとってトラウマになっている原因になることがこの時代にあったのである。
本来なら多感な青春時代であるはずが、楽しかったのは京都に暮らしていた時だけで、後は思い出すのもいやな事ばかりであった。
System700を持っていたSとも自然に付き合いが切れてしまった。
彼は私の家から近い所に住んでいるが、もう会うことも無いだろう。
ヴィンテージ・シンセサイザーを見ると、今日でもそのすばらしいサウンドはいささかも色褪せてはいないと思うと同時に、自分の過去のつらい経験も思い出させて、複雑な気持ちになるのである。
だがこれからは、家族を幸せにしながら自分の夢も諦めずに前向きに生きていこうと思っている。
将来は自分の夢が確実に実現できているように、そしてたとえ血が繋がった者であろうと、過去に自分の足を引っ張った者は絶対に腐れ縁を断ち切っているようにしなければならない、と強く思っている次第である。

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2011/5/2

klaus roeder(クラウス・レーダー)  プログレッシブ・ロック

クラウス・レーダーという名前を聞いても、多くの人はピンとこないでしょう。
でもクラフトワークの”アウトバーン”にギターとヴァイオリンの奏者として参加したミュージシャンと言えば、熱心なファンなら、
「そういえば、そんなん、おったかなあ。」
と、思い出すかもしれない。
元NEU!のクラウス・ディンガーやミヒャエル・ローターらに比べると、どうにも影が薄い感じがするけど、確かにいたんです、ハイ。
彼は1948年4月7日にシュトゥッツガルトに生まれた。
”アウトバーン”では、あくまでも演奏のみの参加で、作曲やプロデュースまで担当していなかったから、元々、雇われミュージシャンのような立場だったかもしれない。
”アウトバーン”がヒットしたのにもかかわらず、その後脱退した理由は定かでないが、クラフトワークに入る前から前衛的な音楽に興味を持ち、自らギターやシンセ等を使って実験的な音楽を演奏していたようである。
そして1975年(脱退してまもなく)から自身の電子音楽スタジオを持ち、ミュージシャンや音楽教師として生計を立てながら、地道に電子音楽の創作活動に励み、今日に到っている。
彼のHPを開くと様々な自作の作品を試聴することができるので、興味のある方は是非、アクセスしてみて下さい。

http://www.klaus-roeder.org/

クリックすると元のサイズで表示します

次に、上のイラストはアウトバーンの裏ジャケの絵をモノクロにしたもので、向かって左から2番目がクラウス・レーダーである。
いかにもこの時代のヒッピーそのものの風貌だが、隣のフローリアン・シュナイダーだけが七三の頭をしているとかえって彼の方が異様に見えるから笑える。
また、YOUTUBEにおいて「Kraftwerk, and the Electronic revolution 」という一連の動画(特にPart10の冒頭等)で、現在の彼のインタビューの場面が映っているが、さすがに70年代と違って、髪もスッキリして見事に普通のオッサンであった。
まあとにかく、今後もレーダー先生のご活躍に乞うご期待である。
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