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2011/5/11

テオ・ヤンセンの歩く彫刻  気になる人、モノ

何年か前にTVで、始めてオランダの彫刻家Theo Jansen(テオ・ヤンセン)のSTRANDBEEST(ストランドビースト。彼自身が開発した風の力で動く彫刻)と呼ばれる、砂浜を歩く作品を見た時、そのすばらしさに感動したものである。



彼は大学時代に物理学を専攻したそうだが、確かに風を受けながら足並みを揃えながら多くの足で砂浜を闊歩する様は、その方面の知識が無ければこのような作品を創ることは出来ないであろう。
しかも、その動きはロボットのような機械的なものではなく、まるで巨大な節足動物やクマムシのような生き物が動いているような自然な動きなのである。
公式サイトのプロフィルを見ると、テオ・ヤンセンは1948年にオランダのScheveningen(スフェベニンゲン、オランダ国内でも有名な海のリゾート地)に生まれた、とあるが、すると彼のストランドビースト達が歩いていた広大な砂浜は、おそらくスフェベニンゲンなのだろう。
・・・
私事だが、私は1993年に新婚旅行でオランダとベルギーへ行った。
オランダでは、このスフェベニンゲンにもよっているが、この地では面白い思い出がある。
ツァー客みんなで地元のレストランで食事をした時、デザートに洋ナシの赤ワイン煮がでた。
デザートは他の料理同様、大皿に盛られ客が自分で好きなだけ小皿により分けて食べるやり方であった。
それがけっこう、うまかったので私は大皿に残った分も、もったいないと思って全部たいらげた。
すると、店の奥からヴィンス・クラークそっくりの支配人らしきオジサンが出てきて、
「You ate it clean. The taste was good you?
(きれいに食ったやないか。味の方はどうやねん)」
と、聞いてきた。
「Extremely delicious!Thanks.
(おおきに、めっちゃめちゃ、うみゃあでかんわ。)」
と私が言うと、オジサンは、
「You're a funny guy.
If you like so much, I'm going to have another one.
Waiting for me.
(あんた、オモロイわ。
そんな気に入ったんやったら、まあ1杯持ってくるさかい、待っててえな。)」
と言って、間もなく大皿1杯の洋ナシの赤ワイン煮を私の前にデンと置いたのである。
びっくりした私は、
「This is too much!
(メッチャ、多すぎるで!)」
と言うと、オジサンは私の肩をポンポンと叩いて笑いながら、
「All right, if you will eat it.
You don't have to hold back.
(大丈夫、あんたなら食えるわ。
遠慮せんでもええで。)」
と勧めるのであった。
私はオジサンの好意(?)を無駄にしたくない思いと、多少の意地もあって必死でデザートを平らげたのであった。
その量、7〜8人前で勿論、その前にスープ、パン、メイン・ディッシュを一通り食べている。
苦しそうに腹をさすりながら、私はオジサンとお互い、
「Thank you!」
と笑顔で声を掛け合いながら、店を出たのであった。
店を出ると歩いてすぐ、スフェベニンゲンの広大な砂浜にたどり着く。
この時、季節は3月の下旬で風がとても強くて冷たかったが、生まれて初めて見るヨーロッパの北海を眺めながら雄大な浜辺を歩くことができて私は、
「今迄、生きてて良かったなあ。」
と、しみじみと思ったのであった。
・・・
テオ・ヤンセンの話から、かなり脱線してしまった。
旅の好きな私はいつかまた、オランダにも行きたいと思っている。
もしその時スフェベニンゲンに寄ったら、たまたまテオ・ヤンセンの作品のイベントでもやってて、彼のストランドビーストと砂浜を歩くことができたら楽しいだろうな、と思う。
(注)私の頭の翻訳機能には、標準語で和訳することができないようです!?
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