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2011/10/18

パンの耳  グルメ

今でこそ私は体重90キロにまで太り、通風まで患うようになってしまいましたが、28年前に京都で1人暮らしをしていた頃は体重が64キロしかありませんでした。
この京都時代に仕事を3回変わりましたが、いずれの仕事も日払いではなく給料制でしたので当然、月の〆日を過ぎた給料日までお金をもらえることはありませんでした。
その間、よくパンの耳と牛乳で耐えしのいだものです。
今ではコンビ二やスーパーばかりの時代になりましたが、当事、街には小売店のパン屋が何軒かあり、閉店の頃になると時々、店のシャッターの前に袋に詰められたパンの耳がデンと置いてありました。
私はそれを見つけると店の人に貰えないか聞いてみましたが、いつもタダでもらえました。
パンの耳を貰った私は喜んで当時住んでいたボロアパートへ帰り、その日の食事に有り付いたわけでございます。
そんな生活しとって惨めだったやろって思われるかもしれませんが、当時の私は別にそうは思いませんでした。
金が無い時は無いなりの生活をする、一生懸命働いて金を貯めていつか今よりもっと良い暮らしをしてやる、昨日より今日、今日よりも明日が良い日であるように、と思って暮らしておりました。
だから毎日が惨めと思うどころか、むしろ今より気持ちが前向きだったと思います。
若いから辛抱すればどんな仕事でも雇ってもらえる、という気持ちがあったというのも事実ですが。
むしろ、辛かったというより懐かしいとさえ感じます。
自分の子供達に同じ経験をしろ、とは言いませんが、将来日本に危機的状況が起こって再びあの頃のような境遇になっても私は生き抜いてみせる、と思います。
当事は生まれて初めて故郷から離れた所で1人暮らしを始めたわけですが、寂しいどころか、多くのオモロイ人達に出会う事ができました。
今でも私は思うのです。
「あのころ、ワシは京都の町や人々に生かされておったんやな。」
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タグ: 食生活 思い出



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