音楽、旅、人生観等、好きな事を好きなだけ書き連ねてまいります。 当ブログはリンクフリーです。ご自由にどうぞ。

2010/11/15

チベット仏教音楽と、その楽器  楽器

この世で最も神秘的で荘厳な音楽と言えば、チベットの仏教音楽と言えるかもしれない。
オーボエと同じダブルリードの木管楽器ギャリン、長さ3〜5メートルにもなるアルペンホルンに似たドゥンチェン、人間の頭蓋骨で作った太鼓ダマル等。
それら独特の楽器達の響きにあの大地の底から響くような低い読経が加わるのだ。
まさに聴いただけで幽体離脱しそうな、究極のトランス・ミュージックといえるだろう。 





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2010/5/20

朝鮮半島の琴  楽器

以前、韓国の民俗音楽の演奏をあるTV番組で見ていたら、形は日本の琴に似ているが弦を弓で弾いて演奏する楽器を目にしたことがある。
気になって調べてみたら、これはアジェン(牙箏)という楽器で高麗時代(10世紀中ごろ―16世紀)に中国から伝わり,7本の弦を木の棒や弓で擦って演奏するものだという。

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続いてこちらは同じく韓国の琴、コムンゴ(玄琴)。
弦は6本で爪やピックのかわりに細い棒で弦を弾いて演奏する。



朝鮮半島の弦楽器というと、カヤグム(伽椰琴)が有名だがこちらは12本の弦を指で弾く。



カヤグムはなかなか風流で雅な感じの音だ。
アジェンは哀愁があり、コムンゴは土俗的で力強い感じの音だと思う。
私はどの楽器の音を聴いても、苦難に満ちた歴史を生き抜いてきた朝鮮半島の人々の情念のようなものを感じるのだが、皆さんはどう思うでしょうか。
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2010/5/2

ビロトロン  楽器

前々回でメロトロンのことを紹介したが、ビロトロン(Birotron)というのをご存知でしょうか。
プログレに詳しい人なら、「ああ、イエスのアルバム”tormato”でリック・ウェイクマンが弾いてたやつね。」という答えが返ってくるかもしれない。

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これは従来のメロトロンの短所だった、かさばる、音が7秒しか続かない点を、鍵盤を弾くと大昔のカラオケテープで使ってたようなエンドレス(テープ・ループ)の8トラックカセットテープで楽器音を再生する仕組みにすることによって改良してできた、70年代後期に登場した楽器である。

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(ビロトロンの後部。様々な楽器の音が入ったテープカートリッジが多数、収められている。)

音源であるテープにはストリングス、ブラス、フルート、合唱の4種類(通常)が入っていて、鍵盤を押している間、ずうっと音を出し続けることができた。
この楽器を弾いていたプレーヤーはリック・ウェイクマンだけではなく、私の好きなタンジェリン・ドリームも使っていた。
アルバム”Stratosfear”や”Encore”で、クリス・フランケの使用楽器の中で(Loop Mellotron)と表記されているものがそうで、なぜ(Birotron)という名前でないのか不明であるが、彼がこの楽器の注文主の1人であることは確かである。
フランケは当時のインタビューでこの楽器について、こう語っている。
「メロトロンのように音の切れを心配しながら、コードを弾くことはなくなったが、音にパンチがなくなってしまったな。」
楽器音を無理やりループにした為に、その楽器固有のアタック(音の立ち上がり)の部分が無くなり、音が平板になってしまったわけである。
今のサンプラーのように、サスティーン(音の持続部分)のみループになるよう加工するということが、当時の技術ではできなかったわけだ。
そしてまもなく、他社のポリフォニック・シンセサイザーの開発が進んだのと、開発会社の資金繰りの悪化がもとでビロトロンは姿を消すのである。
というより、どうも、まともに製品化される前に行き詰まったようだ。
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本日も幻の楽器のお話でした。
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2010/4/27

メロトロン  楽器

プログレファンならメロトロンという楽器がどんなものかご存知でしょう。
だからここでは、あえて説明はしない。
だけど、私も含めてこの楽器の実物を見たことがある人は、プロのミュージシャンならともかく、どれだけいるだろうか。
雑誌の特集なんかで写真はよく見るが、目の前で弾いてるとこなんてありゃしない。
それに日本のアマチュアで「ぼく、メロトロン持ってます。」なんて人が今現在、何人いるだろうか。
そう思うと、やはりこれは幻の楽器だと思う。
さて、ここではメロトロンのメンテナンスに関する動画を紹介します。



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こういう仕組みになってたんですねえ。
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2010/4/18

アナログ・シンセサイザー  楽器

私は高校生のころに初めてシンセサイザーの音を聴き、その多彩な音色に魅了されて、いつしか自分もこの楽器を手に入れて弾いてみたいと思うようになっていた。
当時はもちろんアナログ・シンセサイザーしかなく、値段も高価でとても自分で買える代物ではなかった。
そのため学生時代はタンジェリン・ドリームやクラウス・シュルツェがシンセを演奏している写真を見て、いつか自分も、と夢を描いていたものである。
今は最新のデジタル・シンセサイザーがちょっとした金額(私から見たらそれでも高価だけど)で買えるようになったし、パソコンにインストールして使うソフトウェア・シンセサイザーも豊富に出回っている。
現在、私が持っているのはKORG社製のM3exp61とWAVESTATION−SRだ。
昔からKORGのシンセは好きだったし、ROLANDのシンセもJUNO−106とか、いろいろ持っていた。
特に、今から20年ほど前は名古屋市内のリサイクル・ショップにKORGのMONO/POLYやROLANDのSH−5といった往年のアナログ・シンセの名機が数万で売られていて、私はこれらを買い集めて自室を長年の夢だったスタジオにして悦に入ったものである。
その後、実家を飛びだして1人住まいを始めたり結婚したりして、それらの古い機材は処分してしまった。
今となっては惜しい気もするが、いつかは壊れるものだしこれらを置くスペースなど無いので、まあ仕方あるまい。
しかし、将来また自分だけの部屋ができるようになったら、アナログ・モデリングタイプのシンセがもう1台くらいほしいものだ。
今でもMINIMOOGやEMS Synth−Aといった往年の名機を動画で見てもわくわくするのである。
ソフトものと違ってつまみを1つ1つ動かしながら音を創っていくという、あの感触がたまらないのである。
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写真はクラウス・シュルツェの70年代のライブ・アルバムの付録として付いていたポスター。
これも私が昔から大事に保管していたものである。

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上の動画はシュルツェ師匠が名機EMS Synth−Aについて自ら紹介しているもの。
これは師匠が初めて購入したシンセであり、今でも根強く愛用しているものだ。
今では勿論、最新のデジタル・シンセに囲まれて創作活動しているシュルツェ師匠も、これとMINIMOOGは絶対手放せないそうだ。
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わかる気がするなあ。
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2010/2/25

トンコリ  楽器

トンコリはアイヌの弦楽器である。
全長約120cm,幅約10cm,厚さ約5cmの舟形の共鳴胴に通常5本の弦を張り,頭部の糸巻きで音高を調節する。
弾くときは楽器を立てかけ、胸に抱くようにして両手の指で開放弦をはじく。
楽器を構える姿は子どもを抱く様子を思わせる。





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素朴で力強い、心が揺さぶられるような音だ。
開放弦で演奏されるので使われる音はほぼ、弦の数のみ。
単調だがトンコリ自身の音の魅力もあって、聴き飽きることはない。
エスニック・ミュージックであるとともに、最高のミニマル・ミュージックでもある。
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タグ: 楽器 民族楽器



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