音楽、旅、人生観等、好きな事を好きなだけ書き連ねてまいります。 当ブログはリンクフリーです。ご自由にどうぞ。

2010/12/9

山上たつひこ「喜劇新思想体系」完全版  マンガ

この上下2巻のマンガは先月、大枚をはたいて買ったものである。
私にとっても懐かしい作品である。
巷ではこの作品のことを「がきデカ」より成人向きだの下品だのという意見も聞かれるが、私は50歳を越えた今、改めて読み直してみると、
「これはギャグの効いた青春マンガだなあ。」
というのが、実感である。
主人公の逆向春助は、金なし、仕事なし、彼女なしのないないづくしで、片思いのめぐみちゃんを思っては一人、セ○ズリに励む毎日である。
そして、物語の舞台は春助の住む木造アパートが多いので、まるで南こうせつとかぐや姫の歌の世界のようでもある。
社会の底辺で何も満たされずに日々、若さだけを持て余して生きている主人公達の姿は、まるで若い頃の自分を見ているようで正直、私はこのマンガを読んでてなんだか気恥ずかしくなることもあるのだ。
ある意味、主人公と自分の人生と重ね合わせたくなるような不思議な魅力を持ったマンガである。

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2010/7/21

「快僧のざらし」完全収録版  マンガ

「快僧のざらし」は以前にも紹介したが、最近、小学館から完全収録版が刊行された。
秋田書店から出ていた全3巻の単行本は持っているが、さすがに紙が傷んだり、ページがとれてきたりしたので、思い切って購入した。
それくらい、このマンガには思い入れがある。
何度読んでも読み飽きないし、何回見ても笑えるのだ。
しかも、完全収録版ということでうれしい発見もあった。
秋田書店版には収録されてなかった、「遊園地で息抜きを!?の巻」と「マニアも色々・・・!?の巻」が今回、初めて目にすることができたのである。
特に後者の方は飛び切り、面白い内容だった。
それにしても、山上たつひこ先生は当時、「がきデカ」と並行してこの作品を描き続けていたわけだが、一番、作者の油ののりきっていた時期だったとは言え、ホンマ、天才やと思うで。

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2010/3/13

下元克己(5)青春の暴走  マンガ

私の持っている下元克己の単行本の1つ、「青春の暴走」。
収録作品は表題作の他、「五里くんの子守唄」、「流れ者」の3編。
いずれも貸本時代の作品である。
「青春の暴走」以外の作品を見るとこのころから既に、ゴリ一平、2人の子分、ドブス3人組、美少女泉澄美といった登場人物達が定番キャラクターだったことがわかる。
これだけ絵がうまく、すばらしいマンガを描いていたにもかかわらず、下元克己は他の貸本時代からのし上がった作家達のように漫画家生命が長く続かなかったようである。
しかし、いろいろなブログを調べてみると現在、下元克己氏は今でもご健在でお孫さんまでいらっしゃるようである。
下元さん、どうかいつまでもお元気で。

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2009/12/13

下元克己(7)しりきれチョンボ  マンガ

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この作品は週刊少年キングに読み切りで発表されたものであるが、昭和何年何月号のものか今となってはわからない。
古本屋で購入してこの作品のみを切り取って保存したのであるが、雑誌の刊行月日ぐらいは記録しておくべきだったと後悔している。
さて内容は、人の未来を予知できる主人公チョンボと彼をとりまく欲におぼれた人々を描いた、というものである。
軽いタッチのギャグマンガでよく見ると主人公チョンボは「ゴキブリ」の肌を黒くしたかんじだ。

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2009/11/8

下元克己(6)シャリ万  マンガ

下元克己の「シャリ万」は前回紹介した「トリプルパンチ」の後'71年ごろ少年キングに連載された。
今までのギャグとは一新、漁民達と共に悪徳企業に復讐をする青年、シャリ万を描くシリアス物である。
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最終回は壮絶だ。シャリ万は自分の死と引き換えに悪徳企業の社長を殺人犯に仕立て上げることによって、復讐を成し遂げる。

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しかし、ここらあたりから下元克己と畠大輔の共同執筆となる。
締め切りに追われ、ついに友人漫画家に協力を乞う形になったのか。
売れっ子になるには連載マンガでヒットするのがよいが、どうもこの人(下元克己)は寡作の作家というかんじだ。
つげ義春のように良質な短編作品を少しづつ出し続けていればよかったのに、と思う。
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2009/11/3

下元克己(5)トリプルパンチ  マンガ

70年代、少年キングに活躍の場を移した下元克己は連載マンガ「トリプルパンチ」を発表した。
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コソドロ3人組の主人公と犬のような顔の尾丸刑事が主要な登場人物。
はじめは友情のような関係だったが、ある日3人組が指名手配のコソドロとわかって、尾丸刑事は泣く泣く3人組を逮捕する。
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