音楽、旅、人生観等、好きな事を好きなだけ書き連ねてまいります。 当ブログはリンクフリーです。ご自由にどうぞ。

2011/12/31

下賀茂神社・縁結び相生社  

あっという間の年末でございます。
また1週間程、更新が途絶えましたが怠けていた訳ではありません。
年末は兎角、仕事等で慌しいものでございます。
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さて正月がちかいこともあって、今日はパワー・スポットについて書こうと思います。
勿論、当たる確立は五分五分ですが、私の経験上、もしかしたら読者の方々の参考になるかと思い、書いてまいります。
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今から19年前、私は当時33歳で独身でした。
奥手で人見知りの性格で、ルックスにも自身がなく、そのころ両親に強くお見合いを勧められて多くの女性と会いましたが、先方様に丁重に断られて撃沈する日々でございました。
元々運やチャンスに恵まれない人生ですが、その頃はまた特に厳しい年でした。
沈んだ気持ちで次の年の元旦の朝を迎え、一人TVを見ていたら京都の三十三間堂が映りました。
そして金色に輝く千体の観音像を見ていたら、なんだか突然、京都に行きたくなったのでございます。
(私的に言えば、久し振りに京都に帰りたくなった、ということです。)
人生とは不思議なもので長いこと生きていると、普段は腰が重くても何かに突き動かされているように突飛な行動をとることがあるものです。
この時も普段なら名古屋と京都までの往復の交通費のことを考えて、余程計画を立ててからでないと出掛けることはないのですが、何故かこの時は身体が勝手に動くように、そのまま出掛けて新幹線に飛び乗ったのでございます。
これまで何度も書いてきたように、京都は私の人生にとって切っても切り離せない土地であります。
私にとって、心の故郷と言える所でございます。
久し振りに大好きな寺や仏像を見た後、ふっと立ち寄ったのが下賀茂神社でした。
そこの境内をふらふら歩いているうちに、ふと目に止まったのが「縁結び相生社」という境内の中にある小さなお社だったのでございます。
(神社に関する画像や情報は無断で載せられないので、ここをご覧下さい。)
ここで私は、
「今年こそ、いい女性と巡り合って今迄とは打って変わって、幸せな人生をおくれますように。」
と、一心不乱に手を合わせたのでございます。
傍から見たら、さえない30前後の男が真剣な顔で縁結びの社でお参りしているのは、
「この人、よっぽどモテないのね。
まあ、気の毒。ホホホ・・・」
と、滑稽な姿に見えたかもしれません。
まるでバレンタイン・デイの日に、多くの女性客に混じってゴディバの直営店で自分で自分のチョコレートを緊張した顔で、買いに来たようなものでございます。
が、しかし私は人目も気にせず邪念を払いながら願い事のみに精神を集中させてお参りしました。
・・・そして、その年の秋に今の妻と出会ったわけでございます。
「そんなの偶然やんか。」
と言ってしまえばそれまでですが、私はあのお社で祈願したおかげだと、今でも思っています。
人生、恋愛や仕事に限らず挫折や絶望が続くと自分ではどうにもならない、と思う事にしばしば遭遇します。
そんな時は、人生の達人と思えるような人に相談するのもいいですが、「困った時の神頼み」も1つの手段と言えます。
あの時、縁結び相生社で祈願した私も、
「自分一人の力じゃ、もうどうにもならない。
いっそのこと後は天に、この身を委ねよう。」
と思って、必死に手を合わせてお願いしたわけであります。
信じる信じないは読者の皆様のご自由でございますが、妖しげな自称、霊能者や宗教家と名乗るような輩に引っかかるくらいなら、旅行がてらにパワー・スポットと呼ばれる所に立ち寄ってみるのも、いいかもしれません。
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今年も残り僅かです。
読者の皆様も、良いお年を。
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2010/9/19

豊田市美術館  

今日は家族と共に豊田市美術館へ出かけた。
ここを訪れるのは2回目だが、前回の印象がとてもよかったのでかねてから再訪したいと思っていた。

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今回の特別展示は「石上純也ー建築のあたらしい大きさ」である。
石上純也(1974年生まれ)の設計によって創られ展示されるそれぞれの模型は、単なる模型であることを超えて、その場所に具体的な空間をかたちづくる建築でもある、という。
建築模型といっても、斬新な現代的なアートとして鑑賞する価値は充分にあるものばかりだ。
ただ、一部開催中にもかかわらず未完成の展示があったのは少々残念だった。
しかし、この美術館は建物そのものがまたすばらしい。

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常設展示では特に私が昔から大好きだったクリムトやイブ・クラインが間近に鑑賞ことができたし、漆工芸の高橋節郎館も見ごたえのあるものだった。
そして妻や娘が今回最も楽しみにしていたのが、屋外の茶室、「童子苑」である。

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こじんまりした庭園だが、茶室でいただく抹茶とお菓子の味は格別のものであった。
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豊田市美術館のことを知ったのは、ある知人からであった。
むかし、その人から豊田市にすばらしい美術館があるから一度訪れるといい、とすすめられたことがあるのだが、その当時の私には豊田というと自動車博物館、というイメージしかなかった。
加えて豊田というと愛知県の西三河、文化不毛の地で車キ○ガイの多い町。
そんなところにヘタに出かけたら、美術館の駐車場は地元暴走族のサーキット場になってるんではないだろうか、等といった先入観がぬぐえなかったのである。
だが、いざ実際に訪れてみると駐車場は整然とし、けっこう県外のナンバーの車を見かけ、熱心な美術ファンが足しげく訪れているんだなあ、と言う感じである。
交通の便も良いので、興味のある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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タグ: 美術館 愛知県

2010/8/29

長崎への旅  

去る8月24〜25日に家族で長崎へ旅行した。
我が家は貧乏家族だが、なんとか金をやりくりして年に1,2回は旅行に行きたいと思っている。
さて、今回も日中はたまらない暑さだが、すばらしい旅だった。
グラバー園、大浦天主堂、中華街、オランダ坂、唐人屋敷跡等、どれもいい所だった。

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長崎駅からホテルまでは1.5キロ程なので普段なら歩いていくが、熱中症になりかねない程の暑さなのでタクシーに乗った。
運転手さんとしばし、会話がはずむ。
「私達は名古屋からきましてね、長崎は初めてですが良いところですね。
観光地だけあって、街中を走るタクシーの数が多いと思いますが、こちらは景気の方はどうですかねえ。」
と、私が話を切り出すと、
「いやあ、こちらも大変ですよ。
実は私はつい最近まで東京に住んでたんですが、故郷であるこちらに戻って来ましてね。
でも長崎にいてもなかなか仕事がなくて半年程ぶらぶらしてたけど、やっと今のタクシーの仕事にありつけたわけですよ。」
と運転手さんが話してくれた。
なるほどと思い、私は別れ際に、
「これからも、がんばって下さい。」
と声をかけた。
普段は超ドケチな私だが、お釣りは受け取らなかった。
妻は私に、
「おとうさん、気前いいじゃないの。」
と言ったので私は、
「ワシもいつどうなるかわからん身やで。
あの運転手さんの気持ちも痛い程わかるわ。」
と答えた。
長崎の町は、まるで崖にはりつくように坂に家が建ち並んでいる。
土産物屋はどこも、元気がいい。
そして、幕末時代の開国、それに原爆投下と日本の歴史上、重要な時期に表舞台となった所でもある。
そして今、平成不況が続く中でも、長崎の人々は今日もたくましく生きている。
そんな長崎の人々から、私は元気をもらったような気がする。
中華街の料理もうまかった。
またいつか、近いうちに必ず訪れてみたいと思っている。
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タグ: 旅行 九州 長崎

2010/8/15

中村観音  

今日の午前はかねてから気になっていた名古屋市中村区にある、中村観音へ行った。
場所はかつて、中村遊郭として栄えていた地域である。
付近には今でもソープランドが数件、営業している。
しかし、私がこの界隈にこの寺があることを知ったのは、つい最近のことだ。
この中村観音(瑞龍山 白王寺)には、無縁仏のご遺骨を練り固めて建立されたという本尊、十一面観世音菩薩が安置されている。
ここで言う無縁仏とは、そのほとんどが身売りされてこの界隈に来た遊女達のお骨のことを指す。
この十一面観世音は昭和の初めに無縁仏のご供養と地域の発展の為に建立されたという。
悲しい歴史を秘めたご本尊だが、拝むと「思いごと叶う不思議な観音様」として、今でも参拝する人が絶えないという。
そこで私も本日は参拝させてもらったわけである。
ガラス越しにお堂の中のご本尊を覗き込む。
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何という慈悲深い表情だろう。
まさに不遇な一生をおくった遊女達の霊を慰めるために創られたとしか、言いようのないやさしいお姿である。
ご本尊は高さが8メートルもあり、思わず圧倒される。
私は一心に手をあわせた。
自分のことよりも、無縁仏達が成仏して来世では幸福な人生をおくるように願わずには、いられなかった。
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そして、この寺の本堂前には芸人塚がある。
芸人塚は故・藤山寛美さんの発案によって、名古屋の芸人をたたえるために建立された。
一般の人も習い事の成就を願って参拝する人が多いという。
私はここでも一生懸命、拝ませてもらった。

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2010/7/17

松島の瑞巖寺  

前回、奈良町のことを書いたが、最近心に残った寺への旅に関する思い出をもう1つ紹介したい。
去る2009年3月30日に家族で宮城県へ旅行に行った。
仙台、松島、塩竈市(しおがまし)と廻り、海の風景も勿論、すばらしかったが、松島にある国宝、瑞巖寺に訪れることができたのは、大変な旅の収穫であった。
広い境内に広がる杉木立の参道の存在感に圧倒され、国宝の本堂や寺宝も見ごたえがあった。
だが、私が個人的に最も印象的だったのは、参道の右側にある洞窟郡であった。

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この瑞巖寺の洞窟郡は鎌倉から江戸時代にかけて穿たれたものだそうで、昔は修行僧がここで生活したこともあったということである。
現在も苔むした洞窟には多数の石塔や石仏が安置され、私の見た第一印象はまるで、中国の雲岡や敦煌の石窟のミニチュア版という感じだった。
私は浅学菲才な為にその時まで、日本でも中国の石窟寺院のように修行僧が洞窟で暮らしていた例があることを知らなかったので、自分にとって大きな発見であった。
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またいつか、ここ松島に、そしていつか必ず、敦煌を初めとする中国の石窟寺院にも訪れてみたいと思う私である。

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タグ: 国宝 旅行 寺院

2010/7/10

庚申さま  

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写真に写っているのは、私が独身最後の奈良旅行で買った庚申(こうしん)さまというお守りである。
奈良市の猿沢の池周辺を奈良町というが、この界隈を歩いているとほとんどの家の軒先にこの庚申さまがぶら下っているのを目にする。
庚申さまは別名「身代わり申」ともいうそうだが、持ち主に降りかかる災いを代わりに受けてくれる魔よけだそうだ。
ならば、私のような人間はそれこそ鈴なりになるほど、庚申さまをお飾りしなくてはならないだろうが、私は奈良町資料館でかわいらしいのを1つ買った。
それ以降、この庚申さまは、16年以上にわたってずっと我が家の玄関先につるされながら、我が家を守ってくれている。
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そして、この奈良町の散策もすばらしい旅の思い出だった。
猿沢の池を皮切りに界隈を歩いたのだが、一番良かったのは十輪院という古い寺であった。
この寺の本堂内にある石仏龕(せきぶつがん)を間近に見て拝観できただけでも、ここに旅した価値があったと言ってよい。
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タグ: 奈良 散策



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