2013/7/26  20:35

北海道 謎の食品「ささぎ」  北海道 謎の食品

>今後、北海道の謎の食品は、シリーズ化していきたいと思います。新鮮な目を持っているうちに!

なんて書いてから早や1年。更新が遅いにも程があります?仕事に追われなくなったら、ブログも滞ってしまいました(^_^;)

さて、今回は「ささぎ」です。

おそらく、北海道民は、ささぎなんて珍しくも無い、なんでそんなものを取り上げるのか?と思う事でしょう。

でも、関東以西の皆さん、「ささぎ」って知ってますか?

僕は知りませんでした。「ささげ」なら、赤飯のお豆さんとして知ってましたが、それも関東での話。関西では赤飯は小豆を使います。「雉も鳴かずば撃たれまいに」の中でも、あずきまんまとして出てきてました。小豆とささげの話は後で話します。

「ささげ」は、主に東北と北海道で多く消費され、地方名として「ささぎ」と言われているそうです。群馬や長野でも食べるらしいです。気温が低い地域ですね。

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↑これが「ささぎ」です。


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表示は「北海道産ささげ」と書いてあります。

「モロッコいんげん」を若採りしてさやごと食べる野菜です。

「どじょういんげん」(関東、関西で言う「さやいんげん」「三度豆」)の仲間ですが、形が平たく、大きいのが特徴です。

味は「さやいんげん」に似ていて甘みがあり、あの歯ぁにキュッキュッとくる感じがないので、食べやすいです。全く「さやいんげん」の代用として使えます。

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夏になると、札幌のスーパーでは良く売っています。北海道サイズな束で売っているので、二人暮らしの我家では食べきるのが大変です。

聞いていると、どうも道民の方たちは、「さやいんげん=ささげ=ささぎ」と思っているようです。「ささげ」を指さして「さやいんげん」と呼んでいる人さえ見かけました。クックパッドさんでも、堂々と「ささげ」と書いている方がいますが、全国的には通じていないのではないでしょうか?

そもそもモロッコいんげんは、関東ではあまり見かけません。関西ではほぼ見かけません。どちらかというとローカルな野菜だという認識を持ってほしいものです。

ところで、先述の赤飯に入れる熟した豆の「ささげ」は全く別の種類で、モロッコいんげんが熟しても「ささげ」にはなりません。ややこしいことに、「じゅうろくささげ」という「どじょういんげん」に良く似た若さやを食べる「ささげ」もあるから、始末に負えません。

もともと赤飯は小豆で作っていたのが、江戸時代に武士が腹が割れる小豆よりも、割れないささげを好んで使うようになったとか。それで商人の町関西は小豆で武士の町関東はささげなのか。魚の開きを作る時、腹から開くか背から開くかと一緒ですね。

北海道の赤飯は?

はい、ご存じ金時豆の甘納豆を使っているので、「小豆」も「ささげ」も関係ありません。良くできてる話や(^^)

以下参考。
http://www.yasainavi.com/zukan/sayaingen.htm

http://www2.odn.ne.jp/shokuzai/A2003/Sayaingen.htm


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2012/8/11  22:29

北海道 謎の食品「小揚げ」  北海道 謎の食品

北海道には、謎の食品が多く存在しています。いろんなHPやTV番組でも取り上げられていて、目にする事も多いと思います。

有名どころでは、ガラナ、ソフトカツゲン、リボンナポリン、やきそば弁当といった商品。

商品ではなく、料理名として有名なのは、ザンギ。チャンチャン焼きは謎かというと、そうでもないし、ただの郷土料理と言えそうです。

あまり気付いている人がいないみたいなのが、今日取り上げる「小揚げ」です。先日、海アメの筋子のカナッペの時に、揚げさんの話を書いたので、思いつきました。

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関西でいうところの、薄揚げと寿司揚げの中間ぐらいのものです。関東でいうと、油揚げを小型にしたようなものです。それぞれのサイズをまとめてみましょう。

地 域  名 称  短辺  長辺   厚さ
関 西  薄揚げ  80  180   5
関 西  寿司揚げ 80   80   5
関 東  油揚げ  80  180   5
北海道  小揚げ  80  100  20   (単位:mm)

関西、関東のそれぞれと違うのは、その厚さです。

関西から関東へ引っ越した時、寿司揚げが売ってなくて、薄揚げを半分に切ったものが寿司揚げとして売っていたのには、驚きました。

さて、薄揚げは冷凍庫で常備していたので、北海道へ引っ越してすぐ薄揚げを探しました。でも、無いんです。

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よく探せば、あるにはありますが、しっとりした高級品タイプです。僕が欲しいのは、普段使いのペラペラの薄いのんや!と怒りました。今はすっかり馴染んで「小揚げ」を冷凍保存して常用しています。

ところで、稲荷寿司の形が関西と関東で違うというのは有名ですが、北海道ではどの揚げを使って、どんな形にするんでしょうか?

どうやら、この「小揚げ」を使うらしいです。しかも、長辺を横に切るそうです。こんな小さい揚げで作ったら、小さいお稲荷さんしかできへんやんか!

僕はおかんが作ってた大阪風の三角のお稲荷さんが普通だったので、パンパンにご飯を詰めたのを作ります。おかんオリジナル(田舎風ともいう)なので、大阪のお稲荷さんが全部パンパンではありません。

そして寿司飯に具を混ぜた五目稲荷が基本です。関東の胡麻だけっていうのにも驚きましたけど、北海道では、その大きさからか、胡麻さえ入ってないみたいです。

クリックすると元のサイズで表示します撮影用に買った揚げさんですが、折角なのでお稲荷さんを作りましょう。北海道風ではなく、関西風にする為に、「小揚げ」を敢えて三角に切りました。


クリックすると元のサイズで表示しますこんな感じ。左のバットが三角、右のバットが関東風の四角です。パンパン過ぎて、三角お稲荷さんに見えへんという批判は、受け付けません。



余談ですが北海道へ来て驚いた揚げさんが、実はもうひとつあります。

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三角揚げです。これは大きくて、長い辺が25cmぐらいあります。これこそ、どうやって食べるんでしょうか?そのうちヒヤリング調査しておきます。

大きいだけじゃなくて、分厚いんです。3cmはありますよ。サイズ的には、栃尾の油揚げサイズ。形が違うだけみたいな。

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栃尾の油揚げは、埼玉に住んで軽井沢に通っていた頃、必ずスーパーで買って帰ってました。軽井沢は距離的に近いからか、新潟のものを結構置いてありました。

ところが、栃尾の油揚げは埼玉の近所のスーパーで定番で置いていることを発見し、わざわざ軽井沢から買って帰る事はなくなりました。それでも佐久の鯉の甘煮は買って帰ってましたよ♪

話がそれてしまいましたね。今日は「小揚げ」がメインでした。今後、北海道の謎の食品は、シリーズ化していきたいと思います。新鮮な目を持っているうちに!

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