去る7月11日に、YSGA例会にてプレイした指輪戦争のリプレイをお送り致します。
冥王側を山内会長、同盟側をたちばなが担当しました。
序盤、ガンダルフが早々にオルサンクからの脱出に成功したため、第2ターンにナズグル撃退を発動する。フロドは多少被害を受けたが、アングマールの魔王を除く8騎の幽鬼を除去できた。
しかし、エルフの魔法抜きでの発動だったので、ナズグルの帰還が比較的早く、これが後の戦況に影響することとなる。
その間、冥王軍はアイゼンガルドと東夷の増強に努める。
第3ターン、ドル・グルドゥアと東夷の軍勢が谷間の国に進撃する。ドワーフと人間の連合軍で迎え撃ったが、ダインとブランドが戦死してしまう。
第4ターン、アイゼンガルド軍が出撃し、エドラスを攻撃する。もちろん一撃で陥落することはないが、セオドレドとエオメルが負傷してしまう。
ドル・グルドゥアの軍団が東方に行っているため、指輪隊は第6ターンに難なくロスロリエンに到着する。
一方、谷間の国を落とした冥王軍は、続いてエルフの岩屋を攻撃する。スランドゥイルもしぶとく防戦したが、第6ターンに制圧された。
アイゼンガルド軍にナズグルが6体も加わり、エドラスも非常に危険な状態であるが、エントの怒りがそれなりに溜まっているので、メリーとピピンをファンゴルンに急行させ、一発逆転を図る。
が、「ファンゴルンの逆襲」のカードをデッキに入れ忘れるという痛恨のミスを仕出かしたため、あえなくエドラスも陥落。
この時点で、冥王軍が19VPとなり、サドンデス負けとなった。
あまりにも不甲斐ない結末だったし、まだ時間もあったので、陣営を入れ替えて再度プレイすることとなった。
冥王軍としては、裂け谷までに一回は襲撃を掛けたかったが、追跡チットが振るわなかったため第1ターンは襲撃できずに終了。
第2ターンに、指輪隊は黒の乗手が守る街道沿いを避けて、ブルイネン川の南岸を通って裂け谷に到着。
黒の乗手が無傷なので、9騎をモリアと赤角口の東側に待機させる。さらに、北方オークとドル・グルドゥアの部隊を、霧ふり山脈とアンドゥイン川の間の街道に集結させて、指輪隊の進路を遮断する。
第5ターンに裂け谷を出発した指輪隊は、街道沿いに霧ふり山脈を越えることは不可能と判断して、モリアへと進入する。しかし、モリアの魔物に襲われてアラゴルンが死亡してしまう。
モリアの東側を黒の乗手9枚に塞いだため、指輪隊は今度は赤角口踏破を試みるが、フロドが雪山を越えられずに断念する。
指輪隊は、今度はオークの仲間割れの隙に、街道沿いに霧ふり山脈を越えることに成功する。
しかし、自ら移動を行って指輪隊チットを使用したため秘匿の移動力が無くなり、冥王軍に簡単に捕捉されてしまい、フロドは心身共に手痛いダメージを被った。
同盟軍は、西のエルフの活躍で展開するオークを薙ぎ払いはしたが、黒の乗手による連続襲撃に耐え切れずに、一旦は霧ふり山脈を越えた指輪隊を再び裂け谷に戻した。
第8ターンまでプレイしたところで時間切れとなり、ここで終了となった。
やはり、指輪隊は移動力を貯めて、いかに冥王軍に進路を読まれないようにするかが、重要なポイントになるようです。
初の対外プレイであり、久しぶりのプレイでもあったので、いろいろ不手際もありましたが、楽しいプレイとなりました。
長時間おつきあい頂いた山内会長に御礼申し上げます。

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