日刊★雷子

いつものことだけど、ゴスの練習には２時間近く遅れる。
仕事の関係もあるので、仕方ないけど、ただでさえアッという間に過ぎていく時間だから、ちと切ない。
でもって、お約束のように遅刻しちゃって、すこし歌って帰宅。

学生時代からの親友からメールがはいる。
以前、ともに舞台を制作していた間柄の彼。
当時は阿佐ヶ谷のファミレスで夜明けごろまで語り合って、脚本を考えたり、音楽の話をしていたりした。
そのエンディングで流していたテーマ曲が、映画館の予告編で流れていたそうな。
その曲はElectoric　Light　OrchestraのMr.Blue　Sky。
この曲を聴くと、多忙で、だけど熱かった青春時代を思い出す。
それは、私だけではなくて、彼にとっても大切な曲だったんだと思うとなんだか嬉しくなった。

栗林公園では「春のライトアップ」なる催し物が開催されるようです。
どうやら、夜の日本庭園もとっても妖艶で、いいらしい。
その期間中のイベントで、ライブがあり、今夜はその練習で、我が家にメンバーの7人が集まった。
まずは集まって3声の練習、そのあとお茶。
歌詞の怪しい曲の後、アイスクリーム。
まるで部活仲間さながら、和気あいあいとすごしているうちに、気づいたら10時を回っていた。
「練習」というより、「チームワーク」を強化したような時間だった（笑）。

今日はホワイトデー。とはいえ、例年通り、あまり色気のない一日であった。
姪から、175Rの「空に唄えば」という曲の英訳を頼まれていたことをうっかり忘れてしまって、あわててジーニアス片手に考え込む。
得意だった英文法も見事にサビてしまって、ひどいあり様。
なんとか完成させて、出社。

帰宅した後はゴス仲間の家へ転がり込んで、厚かましいくらいに居座ってしまった。
makiちゃんの家はすこぶる居心地がよい。
気づいたら、時計は0時を回っていた。

なんだか、月曜から慌しいのはいつもとおんなしだな。

お昼過ぎからStudio　LINDA入り。
前回の合わせよりも、ようやく形になりつつある。
そういや、近頃テコビスではバラードばっか歌っているような気が。
夕方頃、突如ライブに行こう！という話になり、GETへ。
今回のキャストは、以前ライブでご一緒した和泉さんが出演。
そのほか、ギターによる弾き語リストが数名。
和泉さんのYou'd　be　so　nice　to　come　home　toはジャジィで渋いっ！
あと、ジミヘンのギター風、声帯模写、聴けば聴くほど、「相当、唄いこんでるな〜」、と実感。
家に帰って、すこしマネをしようとしたけど、付け焼刃のジミヘンはとても間抜けで、ジミヘンどころか、繁殖期のネコの雄たけびのようで気持ち悪かった。

相変わらず寒い夜。
サイケデリック・ファーをすこし聴いて、寝た。

ここのところ止まない偏頭痛。その原因はよくわかっている。
肩と首にかけての筋が固くなっているから。血行が悪いのかな〜なんて思ったりして。
で、どうにもこうにも痛みを引きずるわけにはいかないので、午前中に近所の接骨院に行くことに。
原付で走ること2分、あっという間にたどり着いた近所の接骨院はお年寄り達のオアシスと化していた。
あまりにもゆったりと流れる空気、おじいちゃんが寝転がっているとなりの診療台に寝そべり、カラダに不思議な電気を流す。
なんだか気持ちよいのでウトウトしていると、今度は割烹着を着たおばちゃまが背中をさする。
うー、たまんない！あまりに優しい手のぬくもりにほろほろと涙が出そうになった。
それから、ブルブルふるえる電気あんま器で背中や肩をマッサージ。
とても力を入れて、念入りに施してくれているのがよくわかる。
そして、院長先生登場。
どうやら、相当肩の筋肉がこっているらしい。
急所をガンガンほぐしていく。
ツボを抑えられると、なるほど、コメカミあたりにズキズキ痛みが走る。
奇声を発してしまうほどの痛みに今度は本当に涙がちょちょぎれる。
そのあと、背中にはり薬と塗り薬をつけてもらい、ローラーベッドへ。
ゴロゴロと波打つベットで、背中がのびる、のびーる。

おおよそ1時間の至れり尽くせりの診療。
カラダは見事に楽になった。
肩のだるさも、頭の痛みもスッキリ！
おどろくことに、これだけしてもらって、支払ったのはたったの600円。
あまりに愉快なきもちになったので今川焼を2個買って帰った。