日本の皆様、こんにちは!ぼちぼち更新している日刊雷子です。読者の方から日記を楽しみにしているという、mailをいただき、ありがとうございます。それを励みに頑張っているのですが、いかんせん我が家の電波状況があまりよろしくないようです。運が良ければ電波を拾えるのですが、その確率も非常に低く、更新したいときにインターネットが使えないという悲しい状況なので、まちまちのupとなっています。たまに文章だけだったはずの日記に写真がupされていたり、ある日突然過去の日記がupされていたりと、時系列狂いまくりの日記ですが、皆さんのアクセスをお待ちしております。
さて、昨日の日記に登場したBus Pass。パイン嬢からのリクエストにお応えし、写真をupします。

該当年月に穴をあけたという、至ってシンプルなもの。ペランペランの紙切れで、エルパソ市民の多くがぞんざいな扱いでもって使用しています。わたしは4番目の姉様、なおこ姉さんから就職したときにもらった真っ赤なカードケースに入れてつかっています。

こちらは我がエルパソのほこり、UTEP(University of Texas at El Paso)のバスケットボールチーム、「Miners」の試合のチケットです。

スポンサーであるBurger Kingのはからいで、チケットの半券をもっていってWhopperとやらを注文すると、おまけでもう一個もらえるみたいです。コチラではディスカウントの際、○%オフというものと同じくらいの割合でBuy One Get One(1個買えば、もう1個ついてくる)的なサービスが多いのです。
わたしは、いつか一緒にハンバーガーを食べる友達ができるかもしれないと思い、ひそやかに持っているのです(あほ)。
さて、今日はコチラでのわたしのなまえについて。
学校でも、家でもみんなに「Teiko」と呼ばれています。
わたしはこの本名がとても大好きで、世界中の人が「Teiko」「Tei−chan」と呼んでくれるととてもうれしいのです。
しかし、隣のクラスのJosephinaは私の名前を覚えるのに苦労しているようで、十中八九「Tokyo」と呼びます。
そして今日はとうとう「Tako」と呼ばれました。
本人に悪気は無く、ただ、日本人の私にとって首都で呼ばれたり、海中動物の名前で呼ばれたりするのが、本当におかしくてたまらず、彼女が声をかけてくるたびに、思わず吹き出してしまうのです。
今日も、お昼ご飯を食べてるときに、満面の笑顔をたたえたJoseが「Hey,Tako!」と呼んでくるものですから、鼻からみそ汁が吹き出しそうになりました。(ランチにレトルトのみそ汁を食してます)。
それから、出席をとっている先生に
Teiko! What’s your last name?
聞かれたので
Hamaguchi
と答えましたらば、Terryが私を指差してげらげら笑うのです。(彼女は数少ない同年代のメキシカンで、キャンディキャンディのフリークなんだそうな)
Hamagucchi! She is Hamagucchi!
Japanese famous toy!
すると、なにやらほかの生徒もカラカラと笑い始めます。
Hamagucchi!!!!!
何がおこったものか!?と、わたしはあっけにとられていました。そして、先生が何事かを懇切丁寧な英語で説明してくれたのです。
Do you know TAMAGOCCHI?
どうやら、たまごっちに似ているLast nameが面白くて、メキシカンたちのつぼにハマったようなのです。そうなのか、たまごっちはワールドワイドだったのか?と今更実感。
そして、もう一つ、授業中でのエピソード。South Korea出身のSunとJapan出身の私はそれぞれの母国語の文字で、自分の名前をホワトボードに書いてくれ!とリクエストがきました。
で、わたしは「締子」とかきましたらば、かなり乙女指数の高いかわいいKellyが、目をウルウルさせて、胸の前で両手を握りしめ
Oh very pretty your name! Like a CHRISTMAS TREE!!
と言います。わたしはふと気づきました。
きっとKellyは「イトヘン」をみて、そう思ったのでしょう。
でも、この文字がかわいい!と感じるKellyのセンスこそがかわいくてたまりません。
さて、本日はこの日記でもおなじみの番組American Idolの結果発表です。(アメリカのボーカリストのオーディション番組で、生放送中に視聴者からの電話投票で生き残れるか否かがきまるという、なんともハラハラの番組。)
おとといと昨日、男女各10人、合計20名のパフォーマンスが終わりました。そして今夜電話投票の結果が発表になり、20人から16人に絞られました。結果は予想とほぼ狂いが無かったのですが、男性ボーカルのA.Jくんが落選していたのが残念です。ブラックとフィリピーナのハーフで、歌唱力もアリ、またはにかんだ表情がかわいかっただけに、彼の歌声がもう聞けないのかと思うと寂しいのです。てっきり落ちるものだとおもっていたSanjayaは生き延びています。若き頃のMichael Jacksonに似た面影をもつ彼は、そのルックスで、一部のオーディエンスの心をわしづかみにしているのではないでしょうか?
歌唱力ではChris、タレント性ではBlakeがいい線をいっています。
女性ボーカリストは残るべきメンバーが残っています。私の一押しMelinda DoolittleはMy Funny Valentineを見事に歌い上げてくれました。彼女はアップビートからバラード、ジャズスタンダードまで何を歌っても抜群の解釈力&説得力。そしていつも慎み深く、謙虚な姿勢が美しいのです。29歳の今まで、バックグラウンドシンガーとしての下積みをみっちり積んできた彼女。申し分の無い才能です。
それから、Lakishaですが、私の大好きな曲「Midnight Train To Georgia」を歌っていました。彼女もなかなかの歌唱力があるのですが、やはりこの曲のリードはGladys Knightというマスターピースが君臨しているだけに、どうしても見劣りしてしまいます。しかし、しばらくの間彼女のパフォマンスは楽しめると思うので、これから何を見せてくれるのか、期待を寄せたいと思います。
麗しのサブリナ様と魅力たっぷりの17歳ジョーダンも残っています!!次回も楽しみ!

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