3月18日(土)。
オリーブスタジアムにて阪神vs広島のオープン戦を見に行った後、ブチョフ聖誕祭のサミットのため、高松の商店街にいったんだ。
だけど、待ち合わせ時間まで2時間ほどあったし、ひさびさにアロマオイルでも買っておきたいなとおもい、天満屋のロフトへ。
一通りのお買い物をすませ、駐車場に戻る途中、店内アナウンスが
「催事場にて、北海道展をやっております」
むむ。北海道。
もしや、ロイズのポテトチップチョコレートがゲットできるかしら?
とおもい、引きもどした。
しかしながら、すでにポテトチップチョコレートのウマさは高松市民の知れ渡るところにナリ、完売状態。
何も買って帰らないのもつまんないなぁとおもい、ウロウロしていたら、みごとなカマンベールチーズが。
売り子のおじさんもご自慢のチーズらしい。
味見をしてみた。
うまい、まろやか。クセもすくないし、クリーミィだし、舌触りも、匂いもかなりワタシ好み。
もちろん、奮発してgetして帰りましたさー。
それからというもの、一日少しずつ食す日々。
気分がよければドーナティモ夫人と一緒に食し、ひっそり食べたいときは、みんなが寝静まった後に食べる。
そんな日々の幸せを感じていたのも束の間。
先週は見事に多忙な日々をすごしたんだ。
木曜〜日曜にかけては、夕飯を家族と共にしない日々。
で、日曜の夜、いとしのカマンベールとご対面。
家族のみんなが、ヤマダデンキへお買い物に出かけた隙を見計らって、こっそり冷蔵庫から取り出し、ムニュっといただく。
マッサージチェアの上で悦になって食しているところへドーナッティモ夫人がやってきた。
「ええなぁ、私も食べたいわぁ」
ふたりで、むにゃむにゃいただきました。
冷蔵庫の中でひんやりしていたチーズ。
ナイフで切ると、切り口の色がちょっと灰色ぽい。
「だけど、チーズってさ、発酵食品だし、腐ってて当たり前だモンねー!!」
なんて豪語しながら、図に乗って食す。ドーナッティモ夫人に到っては、オリーブ油でフライしたガーリックテイストの厚切りポテトチップスのうえに冷え冷えのカマンベールをのせて
「うーん、クリーミィ」
って具合。すかさずワタシもトライ。
「ムフ、クリーミィ」
姉妹って似てますわな。
そうこうしているうちに家族たちが帰ってきたようだ。
「ヤバイ、隠さねば!」
あわてて、冷蔵庫に戻して、すまし顔。
ブチョフ聖誕祭ではしゃぎすぎたのもあり、22時には睡魔がやってきました。
で、いい具合に眠っていたんですが・・・。
夜中の3時頃。
腹痛と、autoの症状がやってきました。
ううっ。苦しい。
食べすぎか?
睡眠不足か?
遊びすぎか?
しばらく、トワレットのなかで悶絶。
ようやく落ち着いて、水分を補給し、再び眠る。
朝がやってきまして、布団から出ようとするも、吐き気とめまいが。
なんでしょ、理解不能です。
ママン大佐はそんな私をみて
「遊びすぎで撥が当たったんじゃ!」
と笑いながらののしります。
きっとそうかもしれません。
だって、だって、この週末、本当に夜な夜な出歩いてばかりでしたもの。
で、ちょっとダルいながらも出社。
17時過ぎには、クルクルとめまいのようなものがやってきまして、早く横になりたい状況。
定時がやってきまして、急いで帰宅。
体中が冷えていたので、とりあえず風呂にでも入ろう。
風呂を沸かせている間、聖誕祭の日記をup。
そんでもって、お風呂に入り、mailのチェックや読みそびれていた本などを読んでいたんだ。
だけど、これがいけなかった。
徐々に気持ちが悪くなり、もう何がなんだかワケがわからない状態。
さすがに風呂の中で昇天してしまっても仕方がないので、さっさと服に着替えて、ベットに行こうとする。
しかしだね、へんなサイレンのような音が耳元を襲う。
目の前は暗くなる。
吐き気はマックス。
血の気が引いていく・・・。
もしかして貧血か?
けっきょく風呂場の脱衣所でしばらく横になってたら、すこし楽になった。
真っ青な顔色の私を見たママン大佐は
「あんた、大丈夫?ドリンクでも飲みなさいな。」
と、まぁ、いつもは厳しいコトバをかけるのにヤケにやさしいではないか。
そして、ドーナッティモ夫人からも衝撃の事実。
「わたしもな、きょうものすごくしんどい。めまいがしたんや。オートゲリもあった。たぶん、チーズが当たったんだと思う」
やっぱりか。灰色だったもんな、チーズ。
だけど、おいしかったんだよ。カラダを犠牲にしてもいいくらいだったんだよ。
禁断の味ってこのことかな。
正気のうちに寝る準備をして、横になる。
するとですね、体がグルグル回り始めるんです、ベットの上で。
道玄坂とかのホテルに行ったような感覚です。
そして、海底に沈むような不思議な体験が始まりました。
目をあけているのがつらいので、閉じているのです。
気づかぬまに深い深い眠りへと入っていきました。
まったく記憶がないのです。
ただただ、体が地球の中心に向かっているような感覚。
これを人はこん睡状態の言うのでしょうか?
結局朝の8時に、ママン大佐が呼ぶ声で目を覚ませました。
おかげさまで現在快調。
しかし、栄養たっぷりの代表選手、チーズで、貧血に似たような症状を起こしてしまうとは、いったいどういうことでしょう?
いまだに謎です。

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