ゴスペルレッスンの後、師匠と仲間たち総勢13名で行ってきました。
話題作「Ray」。
地元の映画館では上映されていなかったので落胆していたものの、私のHPのBBSで「2週間限定で上映されるよ」というカキコがあり、もう嬉しいの、何の!
だって、岡山まで見に行かなきゃ!っておもっていたくらいですもの。
で、いつものごとくButterd popcornをゲットし、お行儀よく映画が始まるのを待つ。
いきなり「What'd I Say?」のイントロが流れ出す。
ストーリーは、彼がミュージシャンとしての成功と苦悩を追いつつ、幼少期のエピソードも交えた展開。
映像としてココロ惹かれたのは幼少期のジョージアでの日々。
赤茶色の土ぼこりが舞う中で、白い洗濯物が揺れ、ワサワサと木が音を立てる。
それにしても、彼の音楽はアメリカのソウルミュージックの歴史そのもの。
ジャズもゴスペルもウエスタンも、既存の概念にとらわれず、自分らしく変化させていった。新しい音楽、新しい時代を作っていく人は常に破壊し再構築をしていっている。
で、ウワサのジェイミーフォックス、やはり前評判通り、自分の目を疑ってしまうくらい、生き写しさながらの演技。
笑い方、からだの揺らし様、細かいクセまで、見事。
彼は、今後役者としてレイのイメージを取り払ってパフォーマンスできるのか、本当に心配だ(笑)。

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