映画「御法度」を見た。
最近、僕はNHK大河の「新撰組」にはまっているので
新撰組ものには大変興味がある。
そんな感じでビデオ屋で「御法度」を手に取った。
この「御法度」はあの大島渚監督が13年ぶりに発表した映画で、
司馬遼太郎の「新選組血風録」を原作とした物語。
また、松田龍平さんの衝撃デビューの作品だ。
実はこの作品、二年前ぐらいに一度見ている
その時の印象はというと、実はまったく憶えていない、
多分あまりにも理解できなかったようだ。
今はNHK大河のおかげで新撰組の人となりがわかるので
物語の大体の筋はわかった。
うーん見終わってみて、なにかピーンとこない。
深い深い映画なのか?とも思ったのだが、どうも違う気がする。
これは非常にシンプルな映画なのではないかなと思った。
要するに監督が好きなことをする、あるいは見たいものをつくる、見せたいものをみせる、、。。。
非常にシンプルだ、ものづくりの基本だ。
「だれにも止められないぞ!大島渚節!それはそれですばらしい!」そんな感じだ。
実はよく借りに行くビデオ屋の店長、大島渚節である。
求人広告で「急募!18歳から25歳までの男子募集中!」と書いてある。
見るたびに「いやいやビデオ屋に若さはいらないだろう、しかも男子限定、さらに急募かよ!」と思う。
そのビデオ屋でこのビデオを借りてしまったのが、なんだか一番の「御法度」だったような気がしている。

主役は松田龍平なのに武田真治コーナー扱いなのがナカナカ渚節。
w.65.8

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